日記

2022-03-29 11:18:00

コーヒーをテーマにした本~その2

皆様こんにちは。

 

春先になると、というよりも季節の変わり目

になると、いつも体の不調が出てきてしまいます。

ぼんやりとしてしまったり、体がだるく感じたり

時折頭痛やめまいを起こしたり・・・

これも新しい季節を受け入れる準備だと思い、

我慢することにしています。

 

さて、先日、コーヒーをテーマにした私の

お気に入りの本をご紹介しましたが、

今日はその第2弾です。

 

 月とコーヒー.jpg

 

『月とコーヒー』

 

シンプルなタイトル。

 

1話1話が短くて、星新一さんの

ショートショートを思い出します。

ちょっと変わった登場人物も出てきます。

 

この物語の面白いところは

えっ?ここで話が終わるの?

というところで物語のエンディングを

迎えてしまうことです。

 

そして、物語のその後を気にしながらも

次の新しい物語に入っていくという楽しみが待っていて、

どんどん先に読み進めてもよし、

あるいは本を閉じてそのまま眠りにつくのもよし、

という本なのです。

 

この本では、コーヒーは大事な小道具のように

目立たないように登場します。

それでも本全体を通して大事な役割を果たして

いたりします。

 

登場人物やその職業なども、目立たない、

生きていくために必要なものではないかも

しれないけれど、日常を繰り返していくために

なくてはならないものだったりします。

 

これらがなかったら、人生は、この世界は

本当に味気ないものになってしまうかも

しれません。

そういう世界観をもった滑稽洒脱で読んでいて

楽しい一冊です。

 

本の大きさは単行本より少し大きく、

かなり分厚くて、電車で読むのには

ちょっと持ちにくく、

夜眠るときに読むには、眠くなると本が顔に

降ってきて痛い目をみる厚さです。

 

私なんて社会の歯車・・・

などと考えている方は、ぜひこの本の不思議な

世界に浸ってみてください。

きっと元気になることでしょう。

 

 

今日はここまでといたします。

ご一読いただき、ありがとうございました。

 

今日も素晴らしい一日になりますように・・・