日記

2022-03-24 08:51:00

春分の日の幻

皆様こんにちは。

今日は彼岸明けですね。

 

お彼岸の中日である春分の日、

嬉しいことがありました。

5年前に病で亡くなった友人が

夢の中で会いに来てくれたのです。

 

私自身、それが本当のこととは

思っていなかったのですが、

あまりにもリアルな感覚で

彼女がまた生を受けてこちらの世界に

戻ってきたのかと思いました。

 

生前の彼女のままで、他愛のない話をし、

笑いあって、とても楽しいひと時を

過ごしました。

 

途中、私が気分が悪くなって座り込んで

しまった時、彼女は私を抱き起こしてくれて

軽いハグをして落ち着かせてくれました。

そして、やっと立ち上がった私に

手を貸してくれて、歩き始めました。

 

その頃、私たちの周りは何故か人が一杯で

彼女とはぐれないように気をつけていたのですが、

彼女は人ごみの中に吸い込まれるようにして

いなくなりました。

 

私は彼女を探そうとしましたが、

私はなんとなく気づいていたのです。

彼女はもう故人で、探したところで

もう会うことはできないことも・・・

 

しかし、彼女がいなくなっても、

私は悲しい気持ちにはなりませんでした。

 

何故なら、私たちは・・・

あの世とこの世が繋がっていることを

知っているから。

 

彼女が私の中にいることを知っているから・・・

 

そして夢の中の家に帰ると、

こちらでも、故人となった両親と兄がいて

楽しいひと時を過ごしました。

 

まるで昔のわが家が戻ってきたみたいな

懐かしさです。

 

書家だった父と一緒に書を書き、

母と一緒に料理を作り、

兄と最近のことを話したり・・・

 

不思議な時間でした。

 

そのうちに視界にもやがかかり、

朝の光が目に入り、

現実の世界に引き戻されて目が覚めました。

 

夢の中で、これだけ多くの故人の方と

会うことができたのは初めてのことで

しかもとてもリアルな感覚で

望めばまた会いに来てくれそうな

感じがしました。

 

春分の日の幻は、私を少し元気づけ

嬉しい気分にさせてくれたのです。

 

 

今日はここまでといたします。

ご一読いただき、ありがとうございました。

 

今日も素晴らしい一日になりますように・・・