鍼灸施術のご案内

 

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弊院の鍼灸治療

 

弊院では、積聚(しゃくじゅ)治療という東洋医学に基づいた鍼灸治療を行います。

積聚治療では、症状の出ている部分だけでなく、全身が診断や治療の対象になりますが、特に「お腹」に現れる症状を重要視します。

日々のストレスや過労により生命力が低下し、本来は温かいはずの人の体に「冷え」が生じ、痛みやしびれなど様々な体の不調が現れると同時に、お腹にも張りや硬結となって反応が現れます。

このお腹の張りや硬結のことを積聚(しゃくじゅ)と呼び、それを取り除くために、体全体を見ながら鍼や灸を行います。

治療中にも患者様と体の変化を確認し合いながら治療を進めていき、お腹の張りや硬結がとれ、柔らかいお腹になることで体の「冷え」は改善し、体の芯から温まることで様々な症状も徐々に改善されていくのです。

積聚治療は痛みやしびれなどの症状が取れるというだけではなく、患者様に体の変化を実感していただける治療方法です。

なお、当院で使用する鍼はすべて使い捨てディスポ鍼です。感染症などの心配はございません。

また、小さなお子様や皮膚が過敏な方、鍼が怖い方には鍉鍼(ていしん)という体に刺さらない鍼を使用しますのでご安心ください。

初診料

         2,000

鍼灸積聚治療

一般       5,000
学生       4,000
子供(012才) 3,000

 

鍼灸治療でご来院の前に必ずお読みください

   はりきゅう治療の体への影響

 

鍼や灸は、体の表面に軽く刺激を与えて、体の気のひずみを調整する治療法です。皆さんの体には、生まれてから今までの疲れが必ずたまっているもので、それが体に微妙なひずみを生じさせ、今日の体の悩みが生じたと考えられます。

今までの疲れとは、出生の状態、生後の栄養事情、人間関係、仕事の内容、妊娠中、出産、今までにかかった病気、交通事故、受けた治療などが元になるものです。それから来る疲れは、体に次のような形となって現れます。

  

1    腹部の痛み、しこり、拍動(これらを積[しゃく]といいます)など

2    足腰の冷え、痛み、首・肩のこり、のぼせ(目・耳・鼻の病気、頭が痛い・重いなど)など

3    左右半身の冷え、痺れ、動作の異常など

 

このような状態を専門的には、「気がかたよる」といっています。いずれも、体のひずみを現わす内容で、その内もっとも重要な気の異常は、「積」という腹部の異常です。

治療とは、おなか・背中や手足に適度の鍼や灸に刺激をすることによって、この「気のかたより」をなくして体を均整のとれた元の状態に戻すことです。

気がかたよって病気になるという考え方ですから、これはすべての病気に当てはまり、どの病気が鍼灸治療に適しているとか、どの体が鍼灸治療に合うかという区別は、本来ありません。

いずれも治療の仕方にかかっていることなのです。

 

   治療を受ける前に

 

1.    治療を受ける1015分前に来院され、体を休めておいて下さい。

2.    治療1時間前の食事は、できるだけ避けてください。食後では普段のお腹の状態が診られません。食後であれば、その旨を教えて下さい。

 

   治療に際して

 

1 鍼灸の治療は全身が対象ですから、ネックレス・ブレスレット・指輪・イヤリング・メガネなど、身につけているものをできるだけはずし、お腹・背中・膝を出しやすい服になっていただきます。

2 着替えを用意されても結構です。

3 顔の色も診断の対象となりますから、化粧はできるだけ控えて下さい。マニキュアやぺディキュアも、爪の様子が判らず困ります。

4 治療の順序は、腹部・背中・腹部の順で、それに併せて手足などをみます。

5 治療中は気持ちをゆったりとして下さい。

6 現在服薬中の薬、あるいは使用中の健康器具など教えてください。

7 当院で使用の鍼はディスポーザブル(使い捨て)鍼ですので、衛生上のご心配はいりません。

8 枕カバー・ベッドシーツ・汗拭きタオルは、一人ひとり取り替えていますが、ご自分のタオルなどを用意していただければ助かります。

 

   治療後

 

1 治療後は、しばらく待合室で休んでお帰り下さい。

2 とくに最初の治療の後は、今までにない体の状態を経験することがあります。たとえば、眠くなる、だるくなる、あるいは症状がかえって重くなるなどですが、鍼灸の治療は気を動かすことですから、そのような違和感は体のひずみが調整されていく過程であるとみてください。それまでの疲れが強いほど、そのような反動は強いものです。2度3度と治療の回数を重ねるに従って、治療後の不愉快な印象はなくなっていきます。

3 仮に我慢できない症状が現れた時は、その旨電話で直接相談してください。

4 治療を受けた日は、静かに過ごしてください。これは、鍼灸の治療で動かされた気の静まるのを待つような気持ちです。特に、重労働、アルコール、風呂(シャワーは可)、徹夜、セックスは治療の影響を帳消しにします。

5 よい体調を保つには、治療を受けるだけでは不十分で、むしろ日頃の皆さんの生活の仕方が大切です。それは、病気のほとんどが日常の生活の仕方から来るからです。この機会に、冷たい食べ物、飲み物を控え、体を冷やさない、就寝時間を早めるなど、生活の内容を検討してみて下さい。

 

   その他

 鍼灸治療のご予約・ご相談は電話・メール・ファックスにてお気軽にお問い合わせください。

メールでのご予約は3日前までにお願い致します。

こちらからの確認メールをもって予約完了とさせていただきます。

 なお、確認メールがこない場合は、大変お手数ですが一度お電話にて確認をお願いいたします。

鍼灸治療は完全予約制です。解約された場合は原則として解約料をもうしうけます。

但し次の場合は解約料をいただきません。

1 予約日直前の治療日(日曜・祭日は含みません)、1200pmまでの解約申し出。

2 来院不能の災害や交通機関の途絶、また近親者のご不幸によるもの。