【番外】 出会いのタイミング

昨日のブログで書いた菜庭酒菜櫓仁  


まだまだ若いお店なのだけど、

技と熱さと雰囲気が心地よいのです。

 

 

わたしはこのお店のバータイムに時々お邪魔して

カウンターで店主の包丁さばきを眺めながら

おしゃべりの相手をしてもらいながらちょこっと飲んで帰る

 

なんてなことしてる、お気に入りの場所なのです。

 

 

もう一つのお気に入り、ごはんやさんベジ太


ここはそれこそしょっちゅう顔を出してて

ママさんがバタバタしてない時は、おしゃべりに花が咲きます。

 

 


多分この時は櫓仁の日本酒イベントの話をしてたんじゃないかな。

蔵元さんを呼んでお薦めのお酒とお料理を合わせる

 


まぁそういうイベントの時はみんな大概よく飲んでるので

その時のバカ話をしてたんだと思います。

 

 


『櫓仁ってどこにあるのかしら?

 言われたとおりに行ってみたんだけど分からなかったのよ。』

 

 

ひとしきりママさんと喋ったあとに、カウンターの反対側から

声を掛けてこられたのがきもの攸まるさ の奥さんでした。

 

 


この当時、櫓仁の評判が口コミで広がっていた頃で

まるささんもお客さんに薦められて行ってみたそうです。

 

ところがこの櫓仁、お店の外に看板を出してないものだから

休みの日に前を通っても全く分かりません。

 

まるささんはこのお休みのタイミングで出掛けてしまって

結局お店を見つけることが出来ず、諦めて近所のベジ太まで

戻ってこられたところだったそうです。

 

 


「月曜に行っちゃうとなんにもないんですよ。

 素敵なお店なんで、他の曜日に是非また行ってあげて下さい」

 

 

なんて、言ったところで、

ベジ太のママさんが、以前のうだ話を思い出し

 

 

『あれ? charoちゃん、まるささんで着付け習ったらいいんちゃう?

 近くの呉服屋さんよ』

 

 

と声を掛けてくれました。

 

 


へ? 着付け?

あ、そうだ、やらなきゃいけなくなった、って話をここでしてたんだ。

 

 


まるささんにこちらの事情を話したら、

だったらいつからでも是非、と言って戴きました。

 

 


  ・ まるささんもベジ太に来られるけど、普通はわたしとは時間が合わない。


  ・ まるささんが見つけられなかった櫓仁の話を丁度その時にわたしがしてた。


  ・ ママさんが、以前のわたしのウダ話をまるささんがいらっしゃる間に

   思い出してくれた。

 

 

 

一つでもずれてたらこの時のご縁はなかったと思うと、

このタイミングってなかなか凄い。

 

 

 

ご夫婦ともとても優しそうだし、ママさんも知ってる人だし

でも、それでも少し躊躇して、実際に通い始めたのは1ヶ月後でした。

 

 

ママさんは、もっと早く思い出したらよかったね、ごめんね。

って言ってくれるんだけど、いやいや、あれがベストです。

 

 


ちらしでも着付け10回まで無料は明記してあるんだけど

一見さんにはかえってハードル高くなるから

早くに思い出してくれてても、よう行かんかったと思うんです。

 

 

 

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