2020/04/08 13:24

「緊急事態宣言」の対応について

 既に御存知の通り4月7日、安倍首相は新型コロナウイルス感染拡大に対する「緊急事態宣言」を発令しました。これを受けて神奈川県黒岩知事は、県独自の感染防止対策を提示しましたが、その中に特定業種に対する「業務休業要請」は盛り込まれませんでした。知事の言葉を要約すると、「休業要請は補償とセットでなければ理解されない。人と接触しないことを徹底してもらえれば、特別に要請の必要は無いのではないか」と言う事でした。さらに政府が健康管理のための散歩やジョギングを推奨していることも鑑みて、アウトドア施設である当テニスクラブは、事態の変化を注視しつつ、当面の間経営を継続することと致しました。尚、経営継続にあたり、クラブ内において以下の感染防止対策を徹底致します。会員の皆様のご理解とご協力を強くお願い致します。

 

 

1.クラブハウスに設置した石鹸や消毒液を利用して、こまめな手洗いをお願いします。

2.クラブハウスの換気を行うため、ドアや窓を大きく開放致します。まだ寒い日もあると存じま

  す。ウエア等で調整、対応して下さい。

3.クラブハウス内においては飲食事以外はマスクを着用して下さい。さらに談話中は2メートル

  を目安にお相手と十分な距離をとって下さい。

4.試合終了時の握手は避け、ネット際における挨拶をもって、ゲームを終了して下さい。

5.お子様をお迎えのご父兄様は、お車で待機してください。

    ※近隣には外出を自粛している方もいらっしゃいます。大声で騒がぬようご配慮下さい。

 

                           

  4月29日、ゴールデンウィークが始まりました。現在神奈川県は、東京都の「業務休業要請」に足並みを揃えてこれを実行しています。私共民間テニスクラブ・テニススクールは「テニス場」のカテゴリーに分類されますが、テニス場は観客席部分を除き休業要請の対象外と判断されました。このように対象から外された事と、健康の維持管理から経営の継続を望む声が大きい事、そして何より、休業補償を受けずに業務を停止する経済的余力が無いことから、今日まで通常通りの営業を行ってまいりました。近隣から楽しそうにはしゃぐお子様の声がすっかり聞こえなくなった昨今、私も心苦しい思いと葛藤しています。何卒、今しばらく経営継続をお許し頂ける様、心よりお願い申し上げます。

 

                               横須賀テニスクラブ

                                   代表 佐藤 吾朗