日記
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ヒートコンプレッションシャツ、入荷しました!
夏場、日なたのコートの表面温度は体温越え!
先日、炎天下の中3時間ほどテニスをして体調を崩したお話しを聞きました。
いまの季節、日なたのテニスコートの表面温度はサーフェスに関係なく50度近くなっています。
これは体温よりも高い温度です。
炎天下でのプレーは次のような注意が必要です。
①深部体温を下げる。
②水分を小まめに摂る。
➂合間に休息をとる。
④ムリをしない。
深部体温を下げるという発想は本来良くはないのですが、いまのこの季節は暑熱対策としてはとても有効です。
汗を掻き蒸発することで体温を下げる場合を有効発汗と言いますが、これが働かない(汗は掻くけど体温を下げてくれない)場合を無効発汗と言います。
この状態が続くと脱水状態となり危険です。
パフォーマンスの低下はもちろん、判断力の低下や血流のトラブルなどの心配も。
深部体温を下げる方法は次のような方法があります。
手のひらを冷やす。
足の裏を冷やす。
アイススラーリなどの飲料を摂り内部から冷やす。
アイスバス。
ちなみに、アイスなどを食べると内臓の温度が4℃下がると言われています。
スクールでは無効発汗状態になる前に木陰などに入り体温を下げるようにしています。
また、必要と判断した場合は氷水で手のひらを冷やす対応をしています。
水分は利尿作用のあるものは避け、スポーツ飲料などを小まめに摂るのが良いでしょう。
水だけも「水中毒」が心配なので長時間プレーする場合は注意が必要です。
長時間のプレーの場合は麦茶は微妙です。
夏場の休憩は通常の3倍が基本です。
次の日にも疲労を残るような場合は休息が適切ではありません。
高齢者の場合は鈍感になってきますので計画的な休息を心がけたいです。
また、高温のコートの上では下からも温められているので日傘などをしていても適切な休息とは言えません。
木陰などで涼をとるようにしましょう。
サークルや部活動などで炎天下で長時間プレーする場合、安全管理上の監督者がいない場合も多いと思います。
もし気分が悪くなりそうであれば「無理をせずやめる」という判断も必要かと思います。
朝晩は少し暑さも和らいできましたが、日中はまだまだ暑い日が続きます。
もうしばらくは暑さ対策を心がけたいです。
熱中症対策にアイススラリー
アイススラリー
こまかく砕かれた氷がスポーツドリンクなどの飲み物にミックスされたものです。
身体の中からすみやかに冷やしてくれるすぐれもの。
作り方は氷と飲料をミキサーにかけるだけ。
ハンドブレンダーでもできそうです。
ただ、刃こぼれなどが機械を傷めないようご注意ください。
機械が無くても手軽にできないかなと、ということでやってみました。
用意するもの
飲料、アイスBOX、入れ物
入れ物にアイスBOXと少量の飲料を入れる。
50回ほどシェイク
残りの飲料を入れる(完成)
氷は粒子にはなりませんが程よい大きさになりました。
アイススラリーとは言えませんがこれはこれで。
アイスBOX、硬い氷ではないので結構いいかもしれません。
自己採点:70点
インソールの選び方 ワンポイント
インソールはもっとも注目して欲しいアイテムのひとつです。
今回は選び方のポイントを簡単にまとめます。
①「やわらかい」
衝撃吸収材などを使っているものが多く販売され、「やわらかさ」を求めて替えているケースも多いのではないでしょうか。
靴底がやわらかいということは「不安定さ」につながります。
素足で砂浜を歩くと気持ちがいいと感じる一方、足の疲労感はいつも以上になってしまうものです。
②「アーチをサポート」
土踏まずの形をアーチ状に支えるものも良く売られています。
土踏まずのアーチを作ってあげると安定感が増し運動効率も上がります。
一方で、衝撃吸収能力は落ちてしまいます。
このタイプのインソールを使い続けていると体への負担が大きくなり故障や不調の原因になってしまいます。
③「過剰回内」
過剰回内、オーバープロネーションとも言います。
インソールを選ぶなら「過剰回内」に対策したものを選ぶことをお勧めします。
足の不調の根本原因はほとんどの場合この過剰回内が原因だからです。
まとめ
NG やわらかい
NG 土踏まずのアーチをサポート
GOOD 過剰回内に効果のあるもの
やわらかさや土踏まずのアーチをサポートしても過剰回内への対策にはなりません。
足の骨格の機能は芸術的と言えます。
その機能を知ればインソール選びも変わってくるはずです。