日記
シューズの替えどき
クルマはタイヤが無ければ走れません。
また、タイヤが正しく路面に接地していないとタイヤの摩耗やハンドリングに影響があってけっこう危険です。
ハンドリングやタイヤが正しく接地するために行われる足回りの調整が「アライメント調整」です。
車のタイヤにあたる部分がシューズです。
シューズの裏がつるつるになったら替えなきゃな、と思う方は多いでしょう。
替えるポイントとして加えてほしいことがあります。
それは「傾き」です。
シューズにはその競技に必要な機能が満載されています。
その一つが「傾き」です。
これにより重心移動のコントロールがスムーズに行われるようになります。
この傾きが劣化と共に変わってきてしまいます。
主な原因は次のようなものがあります。
※摩耗して片減りしている。
※底のウレタンが変形した。
※そこのウレタンを横から見て踵の方がしわになっている。
重心のコントロールが悪くなっているシューズを履いてプレーし続けていると、パフォーマンスが発揮できないだけでなく、体の故障の原因にもなりえます。
外から見てまだまだキレイ、と思っているシューズも、ある程度使っているのなら傾きをチェックして、適切なタイミングで交換して欲しいと思います。
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サングラスのレンズ ティッシュで乾拭きはNG
外での活動に紫外線から眼を守るため、サングラスの着用はポピュラーになりました。
サングラスはメガネ同様、レンズにキズをつけてしまうとアウトです。
レンズにキズをつけてしまう原因のナンバーワンは「乾拭き」です。
レンズには細かなホコリなどが付いているものです。うっかりそのままティッシュやハンカチなどで拭いてしまうとキズを付けてしまいます。
水洗いやメガネクリーナーなどを使用してお手入れをしましょう。
細かなキズのついたレンズは乱反射などにより眼に悪影響を与えてしまいます。万一、レンズにキズを付けてしまったら買い替えをオススメします。
夏場、日なたのコートの表面温度は体温越え!
先日、炎天下の中3時間ほどテニスをして体調を崩したお話しを聞きました。
いまの季節、日なたのテニスコートの表面温度はサーフェスに関係なく50度近くなっています。
これは体温よりも高い温度です。
炎天下でのプレーは次のような注意が必要です。
①深部体温を下げる。
②水分を小まめに摂る。
➂合間に休息をとる。
④ムリをしない。
深部体温を下げるという発想は本来良くはないのですが、いまのこの季節は暑熱対策としてはとても有効です。
汗を掻き蒸発することで体温を下げる場合を有効発汗と言いますが、これが働かない(汗は掻くけど体温を下げてくれない)場合を無効発汗と言います。
この状態が続くと脱水状態となり危険です。
パフォーマンスの低下はもちろん、判断力の低下や血流のトラブルなどの心配も。
深部体温を下げる方法は次のような方法があります。
手のひらを冷やす。
足の裏を冷やす。
アイススラーリなどの飲料を摂り内部から冷やす。
アイスバス。
ちなみに、アイスなどを食べると内臓の温度が4℃下がると言われています。
スクールでは無効発汗状態になる前に木陰などに入り体温を下げるようにしています。
また、必要と判断した場合は氷水で手のひらを冷やす対応をしています。
水分は利尿作用のあるものは避け、スポーツ飲料などを小まめに摂るのが良いでしょう。
水だけも「水中毒」が心配なので長時間プレーする場合は注意が必要です。
長時間のプレーの場合は麦茶は微妙です。
夏場の休憩は通常の3倍が基本です。
次の日にも疲労を残るような場合は休息が適切ではありません。
高齢者の場合は鈍感になってきますので計画的な休息を心がけたいです。
また、高温のコートの上では下からも温められているので日傘などをしていても適切な休息とは言えません。
木陰などで涼をとるようにしましょう。
サークルや部活動などで炎天下で長時間プレーする場合、安全管理上の監督者がいない場合も多いと思います。
もし気分が悪くなりそうであれば「無理をせずやめる」という判断も必要かと思います。
朝晩は少し暑さも和らいできましたが、日中はまだまだ暑い日が続きます。
もうしばらくは暑さ対策を心がけたいです。