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2021-09-05 23:40:00

前回、まんえん防止等重点措置への切り替わりの際のお知らせから、

あっという間に9月。

 

現在、残念ながら感染状況は改善することなく、逆に緊急事態宣言へと戻っている状況です。

 

その中で、「お店、やっていますか?「店内でも大丈夫ですか?」というお問い合せも増えてきました。

 

改めてお知らせですが、

 

ただいま当店では、営業時間も、店内でのご飲食も通常通りとさせて頂いています。

 

もちろん、換気やアルコール消毒など、できるだけの感染対策は行っております。

不足している部分は多々あると思いますが、当店とお客様の双方のマスク着用やソーシャルディスタンス、短時間でのご利用もしくは黙食(コーヒーだけに黙飲でしょうか)など、

お客様にもご協力頂きながら、お店を開けさせて頂いています。

 

今後とも何卒よろしくお願いします。

 

店内.jpg

※店内の様子です。

 

さてと、下記はだらだらと記載していきますが、長文になるような気がするので、読むか読まないかはお任せします(^^;

 

新型コロナウイルスがここまで長引くなんて、正直昨年4月頃までは考えていませんでした。

全国的な緊急事態宣言が発令され、非日常がスタートしても、

よくあるパンデミック関係の映画のような混乱も少なく、「あぁ、なんか日本的だな」と感じていました。

 

それから、何度となく繰り返される感染爆発と緊急事態宣言。

対照的に開催されたオリンピックとパラリンピック。

 

GOTOキャンペーンの時には、「アクセルとブレーキを同時に踏めない」なんて批判の声もあり、

「そりゃそうだ。」と感じていましたが、

 

むしろ今は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」ような状況です。

 

止まらなきゃ、止めなきゃと言いつつ、

 

緊急事態宣言慣れしている上にオリパラ強行しちゃうもんだから、国民の意識が緩んでしまうのなんて当たり前で、憲法改正がどうの、私権制限がどうのなんて言えないですよね。

(僕個人的には憲法改正は不要という立場です。)

 

さて、昨年4月の最初の緊急事態宣言発令時、「あぁ、日本的だな」と感じたのは、

 

「不自由を求められているのに、なんだかんだちゃんと言うことを聞いて、耐え忍びながら、とても日常的に過ごすのが上手だな」というところと、

 

「なんとなく、お上の言うことを聞いておけば間違いない」という楽観的な部分です。

 

 

僕は、コーヒー屋さんをしていて、

それはとても日常に寄り添う職業だと思っていて、特にこんな非日常な日々には大事になる商売だと信じています。

そして、このコロナウイルスの感染状況が広がっていても、変わらずコーヒーを求めてくださるお客様の存在が、その考えを肯定してくださっているように思います。

コーヒーを飲む、その日常的なルーティンを守ることが、非日常な日々を日常として生きる一つの対抗策なんだろうと思うのです。

 

ただ、コーヒーの中に砂糖を溶かすように、非日常を日常に溶かしてしまって、「なんとなくな危機感」にしてしまっているのかもしれません。

 

今一度、コロナウイルスに対する危機感をハッキリしていかないといけないですね。

 

じゃあ、お店なんて閉めておけよ、なんて声も聞こえてきそうですが、、、、

 

そこについてはまた後日投稿できたらと思います。

 

TAISHO COFFEE ROASTER

田之畑 隆介