< 経営理念 >
お菓子を通して 笑顔づくり 地域づくり 絆づくり
ごあいさつ
このたびは、「うにまんじゅうの田村菓子舗」のホームページをご覧いただきありがとうございます。
うにまんじゅうの田村菓子舗 三代目 店主 田村義孝(たむらよしたか)と申します。
当店は「お菓子を通して 笑顔づくり 地域づくり 絆づくり」を店主心得(経営理念)として佐田岬半島は二名津(ふたなづ)の地で菓子業を営んでおります。
屋号に冠しております看板商品「うにまんじゅう」は1987年(昭和62年)、国道197号線(通称:メロディーライン開通)を契機に多数の観光のお客様が佐田岬におこしになるため佐田岬ならではのお土産をということから二代目である田村信郎(たむらのぶお)が開発した商品です(詳しい内容はコチラ)。地元の素材を使い、お菓子を通して地域を売る、人を売る、このような現在の当店の菓子作りの原点はここにあります。
2012年、地域の新しい憩いの場、コミュニティにという想いがあり350人足らずの二名津地区で店舗改装をしました。上記の写真にあります通り、この地域では青石として石垣や家屋の基礎に使われていた緑色片岩を床にアートとして配するワークショップを閉校前の二名津小学校生や地元、お菓子を通したつながりの方々に来ていただき実施しました。店内には4席ではありますが地域情報を閲覧したり、買ったものを召し上がれるセルフのイートインを作りFree Wifiの設置をしています。そして店舗前にはオリジナルのベンチを2本配置し、お年寄りが農作業の行き帰りに座って、井戸端会議できるようにとコミュニティとしての機能を持たせました。
2013年、それを受けて地元の有志が、空き家、空地が増えるのは寂しい、「子供たちが誇れる故郷を」を合言葉に田村菓子舗店舗前の空地を手弁当で2年がかりで再生し、芝生を増え、「二名津芝生広場」として生まれ変わりました。
2014年、2015年にはお盆を前に「わが家ライブ 〜田舎で音食祭はじめました〜」と題し、食と音楽とアートのイベントを実施しました。
これからもお菓子を通して、お客様の笑顔をつくり、お客様の笑顔が地域をつくり、新しい絆をつくり、いい変化を生み出していく、そんな菓子作り、店づくりに努めてまいります。
〜三代目の夢(ライフワーク)〜
「佐田岬で新しい持続可能な循環型社会の構築。」
三代目の夢は佐田岬で地元の鶏を飼って卵を産み、砂糖も耕作放棄地を利用して地元栽培、小麦も同じく地元栽培、自社加工、牛を飼いチーズ、牛乳、バターも全て地元生産、フルーツも地元栽培、安全安心、顔の見える佐田岬産の生産物で菓子を作りたい、そんな夢があります。工場の電気はエコエネルギー、配送車も電気自動車、残飯は堆肥や家畜のエサとして循環、佐田岬全体をテーマパーク化し、エコツアー、ツーリズムツアーを実施、食を通して子供たちが環境や食に対して楽しく学ぶ。山や海に子供たちや家族の笑顔があふれ、雇用を産み、都会の暮らしに疲れたら少ないコストで働きながら自然に触れる。シェアハウスもあって新しい人の繋がりもできる、「佐田岬まるごとテーマパーク」。
自然の中でゆったり子育てしたい、そんな方々が就農でき材料として買い上げてあげれる仕組みづくり。ちゃんと生活できる業がなりたちながらも、経済優先ではなく、体にいいこと、社会にいいことができる、そんな仲間づくりをしていきたいなあ。
社 歴
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- 大正 3 年(1914年)
- 創業。屋号を「田村商店」と定める。
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- 昭和 24 年(1949年)
- 初代・嶺義が現在の菓子業を始める。
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- 昭和 54 年(1979年)
- 二代目・信郎 代表就任。屋号を「田村菓子舗」に変更。
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- 平成 20 年(2006年)
- 三代目・義孝 代表就任。屋号を「うにまんじゅうの田村菓子舗」に変更。
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- 平成 21 年(2009年)
- 「株式会社うにまんじゅうの田村菓子舗」に組織変更。