1912年、大正元年、創業者は、この地でタクシー業と自転車業を始めました。自転車をメーカーより取り寄せて販売する形は、今でこそ常識的です。開業当時、創業者は先祖が鍛冶屋だった腕を生かして、稲荷号の自転車という名で手作りの自転車を製造販売していた旨伝えられています。もちろん道具・工具も手作りのものでした。時代は移っても、安心の乗り心地を提供していく、手のぬくもりと心の暖かさに変わりはありません・・・。