お知らせ
2018 / 10 / 01 09:48
長引く風邪、それって結核かも!?
結核は日本で最大級の感染症の一つといわれ、毎年約2万人が発病し、約2千人が死亡しています。
結核は風邪症状とよく似ているため、発見が遅れがちです。
1.結核は「過去の病気」ではなく、現在も国内で毎年約2万人の方が新たに
発病し、約2千人が死亡している、日本で最大級の感染症の一つです。
中和保健所管内においても、平成29年には新たに57人が結核を発病し
ています。
2.結核の初期には、せき、たん、微熱が続く、体重が減る、食欲がない、
寝汗をかく、などの症状が出ることがあります。
3.結核の早期発見・早期治療は、本人の重症化を防ぐだけでなく、大切な
家族や職場等への感染の拡大を防ぐためにも重要です。
4.2週間以上の咳や痰が続くなど、結核が疑われる症状があれば、早期に
医療機関を受診しましょう。また、定期健診等で年に1回は胸部レント
ゲン検査を受け、精密検査もきちんと受けましょう。
【参考】
結核とは、結核菌が原因で発病する感染症です。感染源となる患者の咳や
くしゃみに含まれる結核菌を吸い込むことが原因で感染します。初めは、
咳・痰、微熱など風邪と見分けがつきにくく、進行すると全身倦怠感、
胸痛、食欲低下、血痰などの症状が現れます。
■お問合せ
奈良県中和保健所
保健予防課 感染症係
〒634-8507
奈良県橿原市常盤町605-5
電話 0744-48-3037
添付ファイル
- 結核は現代にも存在する病気です (436KB)
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