戦後、富士北麓の荒涼とした土地に、湧いた雪解けの水と、痩せた土地に見合った蕎麦の花に、先代の天野春明が自給自足のために培養し、耕作して、嗜んだ蕎麦が今日、色濃く忍野高原蕎麦としてこの地に根ざしたものです。 天然の富士山伏流水は今、話題のバナジウムを豊富に含んでいて、豆腐や漬物、製麺等が特産品となった由縁なのです。 毎年、年越し蕎麦は麺の生地製造、麺切、箱入れ、包装、梱包宅配に分れて、年の瀬だけで約4000kgの蕎麦粉を麺に出荷します。 今までは口から耳に伝え、食してもらいましたが、これからはもっと多くに人に伝えるべく、文字と写影から広くPRします。