親鸞聖人は42歳頃から約20年間、関東各地を行脚して専修念仏を弘めれました。下野国高田の地に来たのは聖人53歳のときです。この地に多くの門弟が生まれ、それらの人々の懇望によって、ここに一堂を建立し、長野の善光寺から一光三尊仏をお迎えして本尊とされたのが専修寺です。 親鸞の滞在期間は7年ほどになりますが、この間、親鸞は「教行信証」の著述に没頭したといわれています。