おしらせ

2018-01-12 18:54:00

大切な愛犬のためのワクチン打っていますか?

今年も始まってまもなく2週間が過ぎようとしていますね。

三本木でも14日(日)の16:00~『どんと祭』

始まります。

インフルエンザも流行しているようなので

皆さんもお身体に気を付けて欲しいと思います。

 

今回は先日お客様からワクチン接種について質問を受けたので、

いくつか説明をしようと思います。

 

Q1.どうして仔犬の時に何回もワクチンを打つのか?

→仔犬の時は母親から母乳をもらって育ちますが、

分娩後5日間くらいは初乳と呼ばれる特殊な母乳を与えられます。

この初乳は栄養補助というよりも、身体の免疫に大きくかかわっており、

母親の持つ免疫を受け継ぐものになります。(=移行抗体

しかし、この移行抗体はあくまでお母さんから作られた抗体なので

数日で効果がなくなるとされています。

そのため生後は数回に分けてワクチンを接種することで、

自分自身で抗体をつくれるようにします。

 

Q2.どうして毎年ワクチンを接種するのか?

→身体でつくられる免疫は一生続くわけではなく

一定期間で無くなってしまいます。

その免疫の期間は病気の種類であったり

ワクチンの種類によっても違ってきます。

たとえば法律で義務化されている『狂犬病』なんかは

とても恐ろしい病気で

犬だけではなく、人間をはじめとした哺乳類すべてに感染し

発症後はほぼ100%死んでしまいます。

海外では、吸血蝙蝠から感染することもあるので

海外を旅行する方はあらかじめ狂犬病ワクチンを

受けることをお勧めします。

こうした病気が蔓延しないように必ず日本では

毎年ワクチンを接種することになっています。

 

また免疫はブースター効果と呼ばれる作用を持ち

免疫が体に残っている状態の時に

再度ワクチンを打つと、免疫の期間が延びる

仕組みになっています。

そのためペットはワクチンを毎年摂取することが

推奨されています。

 

長くなってしまったので、

ワクチンで防げる病気についてや

病気の感染源などについても後日

説明したいと思います。

 

 ワクチン打ってますかNo.2→http://r.goope.jp/petsalon-hug/info/1888506

 

ワクチン打ってますかNo.3→http://r.goope.jp/petsalon-hug/info/1899046

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