徒然なる日々
2023年、餅の話
2023年が始まりましたね。
1月の店休日は11日、18日、25日を予定しています。
本年もよろしくお願いします。
今回は餅の話をば。
アジア大陸から伝わったとされる餅は糖質が主成分です、たんぱく質、脂質、ミネラル、食物繊維も含みます。
体を温める作用があり、体力を回復する効能があり、冷えからくる下痢や疲れやすい人が食べると改善が期待されるそうです。
年末は餅の注文と共にもろぶた(餅を入れる木やプラスチックの箱ですね。)を預かることも多いのですが、小餅を並べる際に縁起の良い数字になるよう心がけています。
例えば7個(ラッキーセブン)とか、8個(末広がり)とか10個(十分な豊かさを願って)とか…
おそらく誰も気づいてないと思いますのでひそかにここでご報告しておきます。
さて、どうして餅という呼び名になったのか?
望月…つまり満月の形に似ているからという説と言葉がなまっってそう呼ばれるようになったとの説があります。
台湾語で餅のことを「もあちー」と呼んだり、沖縄では旧暦の12月8日に厄払いの意味も込めてもち米粉を使った「ムーチー(鬼餅)」「カーサームーチー(月桃の葉でくるんだ餅)」という餅菓子をたべる風習があるそう。
それらの呼び名がなまって伝わったのでは?という説があるそうです。
しかし、日本が統治していた歴史がある台湾では逆に、日本語の「もち」からそれを音訳し、台湾語でmôa-chî(モワチー)と呼び、それに「麻糬」などの漢字を当てているとの説もあります。
客家や一部の菓子店に搗き餅の伝統を残しているが、それ以外の人は練り餅が主流で、どちらも「麻糬」と呼ぶという見解もあるので、どちらが先かは定かではないです。
また、沖縄の「ムーチー」についてもしっかりとした兄妹神話があり、厄払いの意味もこめて誕生の時に用いるようなこともあるそうなので、宮崎でも見られる「誕生餅」「せんぐ餅」といった風習にもつながる気もします。
こちらも定かではない。といった感じでしょうか。
カーサムーチーについて、詳しくは農林水産省のHPにも載ってましたのでご参考までに!