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SSS工法とは

『最終ゴミ処理地での汚濁水漏れ防止の管理システム』

 

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「SSS工法」は、漏出水による電気抵抗値の変化により、遮水シートの損傷個所を高精度で検知するシステムです。
■ 特 長
  1. 2重の遮水シートの間に検知電極を介在させ、上下シートを挟んでアース電極を配置し、比抵抗法によって損傷個所を特定します。
  2. 2重シート間に隔壁を設け、全体をいくつかのブロックに分割させることにより検知精度を向上させるとともに、損傷が生じた場合でも他のブロックにまで漏水が及ぶことはなく、また、引き裂き等が拡大するのを防ぎます。
  3. 検知電極、及びアース電極のいずれにもステンレスを用い、耐久性に優れたシステムです。

 

◆モニターシステムのイメージ ◆検知電極敷設概要
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■ 電極の敷設

 

電極にはステンレス(SUS304)を用い、検知電極にはテープ状、アース電極には線状のものを敷設します。

検知電極はそれぞれのブロック内に等間隔に平 行に敷設し、また、アース電極は上下の遮水シートを挟んで検知電極に直交するように敷設します。

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■ 印加電圧

 

印加電圧には直流の矩形波を用い、電池作用、熱起電力を相殺します。

1パルスの長さは1ブロックの大きさにより異なり、測定にあたっては1回のぶらす±の 逆転を1サイクルとし、1~3サイクルを繰り返して、その平均値を測定値としています。

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■ 検知原理

 

損傷位置から流入する侵出水によって、検知電極とアース電極の間に電気回路が生じます。そのとき、検知電極に印荷する電圧V1とV2の比から損傷位置を検出する、比抵抗法を用いています。

 

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■ 検知手順

 

最初に、それぞれのブロックに対して、検知電極とアース電極間の抵抗値を測定することにより、損傷の有無を確認します。

 

損傷が確認されたブロックに対し て、本原理を用いて、縦断方向(検知電極に平行方向)、横断方向(検知電極に直角方向)、上下シートの区別のそれぞれについて検知を行い、位置の特定を行 います。

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