大阪日本橋 
眼病の鍼灸
鍼灸ひより堂

大阪日本橋の鍼灸ひより堂です。
当院では現代医学では治療法がないと言われてしまった眼科疾患に対して、鍼灸治療によるアプローチをしております。
来院される患者さまの約95%は眼科疾患や眼科症状にお悩みの方々です。
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医療用サングラス(遮光眼鏡)について

なぜ医療用サングラス(遮光眼鏡)が必要なの?

 

 

 網膜色素変性症の方や、白内障手術により水晶体を人工レンズに変更した方、また視神経や網膜に何らかの問題を抱えて、視野が白っぽく見えたり、眩しさを感じる人がいらっしゃいます。

 

こうした方は、医療用サングラス(遮光眼鏡)を使用することで、眩しさの原因になる特定の波長の光を遮ることで、視界がクリアになります。

 

国内では、HOYAや東海光学から遮光レンズを発売されており、多くの眼科疾患の方が使用されています。

当院にご来院される患者さんの中にも、視野が白っぽく見えてしまう方や、とても眩しいと訴える方がいらっしゃいます。

 

眼科疾患の中には、紫外線で網膜に負担が掛かる方もいらっしゃいますので、病気の進行を防ぐことと、日常生活のQOLを高めるために、この記事を作成してみました。

 

 

もう少し詳しい説明

 

 

 遮光眼鏡のレンズは、ある特定の波長を遮断したものが使用されています。

それは500nm以下の、短波長光と呼ばれる波長です。

 

500nm以下の光は、とても散乱しやすく、エネルギー量も多いため、とても明るく眩しく見えてしまいます。

 

こうした波長の光は、空気中の酸素や窒素分子にぶつかることで散乱し、空を青く見せている光です。

 

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つまり、500nm以下の波長の光は、青色に見えているため、遮光眼鏡をかけると、そうした青色の光が遮断されて見えることになります。

 

つまり青色が欠けて見える為、遮光の強さによっては、信号が全く見えないことになります。

 

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そのため、車の運転をされる方は勿論ですが、街中で信号のある交差点を通る場合には、遮光眼鏡には注意が必要です。

 

遮光眼鏡には、光の遮断率を細かく設定しているものがあるため、必ず昼間で天気がいい日にメガネ屋さんを訪れて、遮光と見えやすさのバランスを考えて購入しましょう。

 

夕方や曇りの日に訪れると、レンズの性能を正確に評価出来ない為、いざ眼鏡を使用する時に、生活に支障が出ることがあります。

 

最近は通販でも購入出来ますが、2回目以降で破損による購入以外は、実際にフィッティングをした上で購入するべきです。

 

こちらは東海化学のHPですが、様々なレンズのカラーがありますので、その人の状態や使用目的にあったレンズを選ぶことが出来ます。

 

眼科疾患の方だけでなく、日常生活で眩しさが苦痛である方は、こうした遮光眼鏡を上手く利用することで、快適な生活が送れるようになるかもしれません。

 

<参考リンク:東海光学株式会社 まぶしさを感じる全ての方へ

<参考リンク:HOYAビジョンケアカンパニー アイプロテクションレンズ

 

 参考リンクとして、東海光学とHOYAをご紹介します。

両方とも遮光レンズのメーカーですが、東海光学の方が種類が多く、運転時や路上で使用出来るものも紹介されています。

 

<参考リンク:運転及び路上使用時の注意事項

 

両方とも店舗検索が出来ますので、購入をご希望の方は、一度店舗へ電話やメールでご予約の上、ご来店されることをお勧めします。

 

2024.03.29 Friday