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nicoriの革
皆様こんにちは*
いつもnicoriをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
さてさて本日は革のお話を。
一口に革といっても、それはまさに多種多様!
同じ牛革でもその手触りや色味、生きていた動物であるからこその天然のシワ。
nicoriとして作りたい商品に1番合う革はどれだろうと、色々と探しました。
そこで出会ったのが今メインで使っているイタリアの牛革です。
植物タンニンなめしのヌメ革を染料で染めた後、一枚一枚手塗りでワックスを塗り込み仕上げたレザー。
使い始めは表面が白っぽいですが、徐々に表面のワックスが革の内部に染み込み、輝くほどの艶が出てくると同時に手触りもなめらかになってきます。
手触りも柔らかく、それぞれ絶妙な色合いでnicoriの作品イメージにぴったりでした^^
使われる方の歴史と共にエイジングする革を楽しんで頂けたら幸いです。
マスクケース*
皆様こんにちは*
いつもnicoriをご愛顧頂きありがとうございます^^
本日の製作はオーダー頂きました本革マスクケースです。
以前もご購入頂いたお客様から、贈り物用にリピート注文頂きました*
nicoriはリピーターになって下さる方が多く、とても光栄で嬉しく思います。
ありったけの感謝の心を込めて、
本日もひとつひとつのパーツのカットから全て手作業で進めてまいります。
金具付けもコツコツと…
「nicori」のオリジナルブランド刻印*
ガツン!っと打ち込みます。
穴あけ作業からの手縫い作業…
シンプルで可愛く、長くご愛用頂けるように丁寧にお作りします。
本革でマスクケースを作ろう!と考えた時に、1番悩んだのは、いかに清潔に保てるか…でした。
本革は、年月が経つにつれて艶が増したり色味が濃くなっていったり、使う方の歴史と共に"味"が出るのが醍醐味。
その本革の良さと、
マスクという衛生用品を保管する目的との兼ね合いが難しかったんですよね(笑)
あーだこーだ考えて、完成したのがnicoriの本革マスクケース*
nicoriのマスクケースの中には、取り替え可能なポリプロピレン製のインナーシートを入れています。
インナーシートは取り外せるので、除菌シートやスプレーなどで拭き取り可能*
いつでも清潔に使って頂けます^^
(マスクケースを使用していく中で、もしインナーシートの劣化が気になってきた際は、市販のクリアファイルを同じサイズにカットしたものでも代用可能ですよ♪)
マスク生活がすっかり当たり前になってしまった昨今。
大変な世の中ですが、その中で少しでも気持ちが上がるお役に立てれば嬉しいなと思います*
本日もblogを見て下さりありがとうございました。
またのご来店をお待ち致しております^^
nicori
撮影*
皆様こんにちは^^
いつもnicoriをご愛顧頂きありがとうございます*
この度、このホームページに訪れて頂いたお客様に、よりnicoriのことを知って頂くために、YouTubeを作ってみました♪
トップページに貼り付けておりますので、観て頂けたらとても嬉しいです^^
動画編集や商品撮影はとても奥深く、難しい面もありますが楽しいです♪
限られたスペースの中、自然光の入り方や、革や作品の味わいが画面を通してちゃんと伝わるよう試行錯誤しております。
このように自宅の一角でミラーレス一眼片手に、時には無理な体制をとりながら(笑)頑張って撮影した写真がトップ画像になりました^^
これからもYouTube動画も増やしていけるようコツコツ頑張ります♪
本日もblogを見て下さりありがとうございました。またのご来店をお待ち致しております^^
nicori
手縫いという選択。
皆様こんにちは^^
いつもnicoriをご愛顧頂きありがとうございます*
nicoriでは全て革のカットから機械工程は一切なく、縫うのもミシンではなく手縫いで製作しております。
手縫いというと、布のイメージが強いかもしれません。
でも、革の手縫いは布と手縫いと工程が全く違います。
なんせ貼り合わせた革は分厚い!
そのままだと針は通せないので、針を通す為の穴をあけていかなければなりません。
そして、空けた穴に2本の針を使って編むように縫っていくのです。
そうすることで、経年劣化でたとえ部分的に糸が切れたとしても、そこからほつれていくことがありません。
そして革用の糸はとっても丈夫!
nicoriで使用している糸は、3本の糸を蝋で絡めて頑丈な1本にしているものです。
そもそもちょっとやそっとじゃ切れることもありません(笑)
手縫いという選択は、機械作業と比べて途方もなく時間も手間もかかります。
でもその分、長く使って頂ける丈夫さと、より愛着を持って頂けると思います^^
ひとつひとつ、丁寧に。心を込めて。
その思いが伝わってか、nicoriの作品は贈り物にも多くの方が選んで下さっており、とても嬉しく光栄です。
これからも日々精進してまいります*