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2024-11-18 12:02:00

■電気治療器等との違いについて

 

家電量販店などで気軽に購入できる家庭用のマッサージ機器や、高齢者の皆様に人気の街角の特設会場等で高額で販売されている「電気治療器具(管理医療機器)」と、マイクロカレントの違いについての問い合わせが多いので、開発者側の認識をお伝えします。最も明確な2つの違いは「電流の強さ」と、「メカニズム」です。

電気治療器は強い電流で機能を発揮します。治療用として医療機器としても認められています。強い電流を患部に当てることで筋肉の収縮と伸展を繰り返し、血流を改善して痛みを改善するといった効果が認められているものです。「家庭用医療機器」(一般のお客様が自由に購入できる医療機器はすべて家庭用)として、たくさんの商品が氾濫し、数千円のものから数百万円のものまで存在しますが「家庭用」というカテゴリーではその効能に大きな差はありません。特に高額の家庭用電気治療器の販売において「病院でも使っています」という説明がされることも多いようですが、「病院で治療に使っている」(高度管理医療機器として治療につかわれるもの)と「病院に置いてある」(広報の一環として小さな個人医院等の待合室用にメーカー側が寄付したもの)ではその意味合いが全く違うものであり、消費者トラブル等の原因にもなっているようです。

「家庭用電気治療器」は、価格差ほどの効果の違いは考えにくいですが、家庭で使用することを前提に、その治療効果も認められたものです。

ミルコマが放つマイクロカレントは、本当に微弱な電流です。メカニズムとしても、筋肉が収縮するということではなくて、電流が流れている部分の細胞に直接刺激を加えることで、効果を発揮すること。そのメカニズムも、これから様々な研究が進められるはずです。専門家の先生が、NHKの番組で「マイクロカレントをやった方が、何でこんなに(治療が)早いのかなと、本当に驚いた。一般の、今までの知識とは違う。非常に価値があると思った」と発言したことでもよくわかりますが、現代医療の観点から考えても、まだまだ研究が必要なのです。藤谷教授が、筋肉にダメージを受けたマウスの足に微弱な電流を流し、回復の過程を詳しく調べると、肉離れなどで傷ついた筋肉細胞の修復に有効な「筋衛星細胞」の数が、微弱な電流を流さなかった時に比べて、2倍近くも増加していることを話していました。これが、ケガの回復を早めたと考えられるといいます。

マイクロカレントは未知なる刺激です。もちろん、その仕組みが誤解なくしっかりと製作された機器は世界的に見てもほんのわずかであることは間違いありません。そして、断言できることは、生体にとって様々な回復効果が期待できる事が、急速に解明されつつある“これからの技術要素”であるということです。美容では肌の回復、医療では疼痛の回復が最も目立ってくることでしょう。ミルコマを活用する皆様は、これからたくさんの奇跡を知ることになると思います。

 

■ミルコマG(金タイプ)の純金鍍金の変色について

 

2024年10月発売のミルコマGはジュラルミン本体表面に3μの厚鍍金が施されています。通常のアクセサリーに比べ大変厚く、品質の高い鍍金仕上げとなっております。しかし、施術を繰り返すことにより、必ず色味が薄くなります。これは、皮膜の最上層となる部分が擦れることによって薄くなり、下地が見えてくることで生じる色落ちとなります。色落ちは使用法によっては短期間で生じることも少なくありません。色落ちが確認されてもミルコマGの性能がまったく落ちることはありません。単に色の変化とご承知願います。2025年春~夏にかけて、再鍍金のキャンペーンを実施する予定です。本体の金鍍金をすべて磨いて落とし、新品製作時と同じように鍍金をかけ直します(実費お客様負担)。ある程度の数量が集まらないと再鍍金は難しいため、一気に収集して行う措置となります。もちろん、今後は年2回ペースで定期的に再鍍金キャンペーンを実施しますので、いつでもお客様の都合に合わせてお申し付けくださいませ。

製作側の実証実験では、色落ちした部分による肌への摩擦は極めて低くなることが明らかとなっております。また、ジュラルミンと純金の電位差作用も、色落ち部を中心に高まることもわかりました。ミルケアリストの中には、肌が柔らかい若年層の女性向けに、あえて色落ちしたミルコマGを使用する事例もございます。特に肌質改善には大きな成果が期待できるはずですので、使用方法に合わせて上手にご愛用ください。

 

2024年11月

 

ミルコマ開発者 

株式会社輪 代表取締役 木村亮治