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2024 / 07 / 21  22:30

借りたものは丁寧に扱いましょう

借りたものは丁寧に扱いましょう

みなさんは、自分の体が「借り物」だなんて、思ったことありますか?

 

これを見てくださっている方々の中にはすでにヨガを始めている、体験している、継続的に取り入れているという方もいると思いますが。改めて説明するとヨガは、体と心を整えるための実践と教えの体系です。ヨガは単なる運動ではなく、深い考え方や生き方の指針を含んでいます。そのヨガ哲学の中には、「体は今生だけの借り物」という重要な考え方もあります。

 

身体と魂の関係

ヨガ哲学では、人間は肉体、心、魂の三つの側面から成り立っていると考えられています。体は魂が宿る場所であり、魂は永遠であり、輪廻転生を通じて様々な肉体を借りて存在すると。つまり、現在の肉体は一時的なものに過ぎず、魂が経験を積むための器とされています。

 

借りたものは丁寧に扱う

学生のころ、友達との間でマンガや小説本の貸し借りをよくしたものです。みなさんもそんな経験ありませんか?借りたものはあまり乱雑に扱ってはいけませんね。そう、「借りたものは丁寧に扱う」のが良い行いですよね。図書館で借りた本もそうですね。実際に丁寧に扱えるか、扱えないかはいったん置いといて。「借りたものは丁寧に扱う」はごくごく当然だな、そうすべきだなという感覚はありますよね。

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身体の一時性とケア

ヨガ哲学において、「体は今生だけの借り物」という認識は、身体は一時的なもの、そのカラダをどう扱ってもいいというわけではありません。むしろ、身体を大切にケアし、健康を維持することも強調しています。そのための実践的な方法として適切なアーサナ(ポーズ)やプラーナーヤーマ(呼吸法)を行い、身体を浄化し、エネルギーの流れをスムーズに保つことを推奨しているわけです。だから、十分なケア、バランスの取れた食事や適度な運動などを心掛けることで、体を大切にする習慣・意識を養うことは自分ををケアすることでもあり、借り物を丁寧に扱う行いでもあるのです。

 

「今だけの借り物であるカラダ」、私たちの体、一時的な外容器である体型はとても流動的で移り変わりますよね。子供のころからの体型と、成長期の体型と成人してからの体型は当然異なります。

 

現在、あなたが40代・50代だとしたら、20代のころのそれとはやはり違っていますよね。違っていて当然、自然の摂理です。一時的な外側の容器であるゆえ、必要以上にその見栄え、体型に固執し過ぎるものではないという側面があります。体型維持やダイエットなどに必要以上に執着してしまい、ストイックになり過ぎた結果ストレス過多になっているようなケースでは、この仮の姿、一時性の考えを取り入れて気持ちをラクにしたいものです。今の体は借り物であり、私たちはその体を大切にしながらも執着しすぎないようにすることが大切だと説いています。

 

同時に先述したように、借り物である器・カラダを丁寧に扱う必要もあるので。暴飲暴食などで自分の体に負担をかけているようなケースでは、自己ケアへの意識を目覚めさせましょう。暴飲暴食、ストレスによる食べ過ぎなどによって体重が増えた場合、内臓数値が基準値を超えている、病気発症のアラートが出ているような状態では、カラダに・内臓にかけ過ぎてしまった負担を早急に軽減する必要があります。

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このような危機感や予防のために、生活習慣病をどうにかしたいアラフォーアラフィフ世代に向けたメニューとして、6月からパーソナルインナービューティーを開講しました。早速受講して下さっている方々がいます。レッスンの詳細はこちら

 

私たちには知性があります。誰もが知性を持っているけれどもそれが正しく働いていないケースが多々あります。パーソナルインナービューティーには、ストレスからくる暴飲暴食を少しずつ自然に止められるようなレクチャー内容を含んでいます。内臓負担を減らす具体的方法、心の暴走が緩和し心が満たされ・落ち着く食事などもお伝えしています。体型に大きな変化が出てくるまでには、少し時間がかかりますが、継続こそが最大の近道となります。

 

ヨガを始めるきっかけに腰痛とか肩こり解消という目的もありつつ。それよりもスタイルアップや体型維持ができたらやっぱりうれしいという気持ちも、多くの人が少なからず持っています。いくつになってもキレイでいたいとか、カッコイイ体型でいたいとか、もう少しここをこうしたい、お腹を…姿勢を…二の腕を…など、要望たくさんありますものね。

 

その気持ちはとても大事です!!少しずつでも体型に変化がみられたら、ものすごく気持ちも上がるし、前向きになったり、ちょっと自信がついたり。モチベーション、意欲につながります♪ 

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「カラダが変わると気持ちも変わる」ジェンダー問わず、お客さま達のその様子を何度も見てきました。

 

 「今だけの借り物であるカラダ」に執着し過ぎるとそれが心的ストレスを生み出し、結果的に体にも良くない影響を与えます。だからといって食べ過ぎ飲み過ぎによる内臓負担もカラダを傷めつける行為。

 

借りたものは丁寧に扱いましょう。また、ヨガやアーユルヴェーダでは感覚器官は使いすぎも良くないが使わな過ぎも良くないと説いています。バランスというものが本当に大切ですね。毎日パーフェクトにはできませんし、私たちの心と体は毎日同じ状態ではありません。その日その日、できる限りのことを意識してみましょう。

 

自分一人ではどうしていいか分からなくなってしまった方、どうにかしたいと思いながらも変わらない日々を過ごしている方、明日を変えたいと思っている方。一人では頑張れない部分もあると思います、丁寧に学び丁寧に実践することで、変われること・できることも増えます。サポート致しますので一緒にこれからを変えていきましょう。

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