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心と体 Yogaコラム Vol.40 幸せでいるためにできる10のこと♪【前編】
大和市 南林間 Mellow-Yogaメローヨガです。
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
2023年。新しい年もいつものように淡々と時を刻んでいますね。皆さんはどのようにお過ごしですか?
昨年の漢字1文字は「戦」でしたね。
スポーツ競技などの戦うイメージもあるのでしょうが、どうしても、諍い・世界を巻き込んだ戦争などマイナスのイメージを想起してしまった方のほうが多かったのではないでしょうか。今年は誰もが幸せに近づける1年であるようにいつも以上に切に願います。
私たちの多くが幸せになりたいと思っていますよね。でも実のところ。幸せというのは「well-being(ウェルビーイング)」と呼ばれ、『なる』ものではなく、『幸せでいる』『持続的により良い状態でいる』というもの。
確かに。『一時、幸せになる』よりも、無意識に私たちは『幸せで居続けたい』と思っていることでしょう。
幸せとは、【夢のような世界でもなく、南の島で優雅に過ごしていることでもない。またお金がある、大手企業に勤めているといったことでもない】そんな調査結果がでています。
では、幸せでいるためにはどうしたらいいのでしょうか??
幸せでいるためにできること、日々、幸福感を感じるために私たちができる行動、幸福感を感じている人が習慣にしていることなどをご紹介します。これをすると良いよ!という10の習慣・行動を2回に渡ってお伝えしようと思います。
幸福感の高い人の共通点 幸せを感じられる10の習慣
① 物よりも経験にお金を使う
「物」よりも「経験」にお金をつかうほうが幸せな人生になるということが、さまざまな研究で証明されているそうです。
趣味・旅行・スポーツ・スポーツ観戦・習い事・バーベキュー・キャンプ・ライブ鑑賞・映画鑑賞・神社仏閣巡り・楽器演奏など、「経験」はどんなことでも構いません。経験を充実させていくことが、幸せな人生を送る一つの秘訣。
また、世の中とのつながりを実感できる経験、くり返し語ることができる思い出となる経験、あるいは、自分の理想に近づく経験や、めったにないチャンスを得られる経験なども良いそうです!こういった経験にお金を使うと、幸福度が上がると言われています。
あなたのやりたい経験、あなたの人生を充実させていく経験や理想の自分に近づく経験。その中にヨガがあると、私はとっても嬉しい限りです^^
② 小さな感謝の習慣づけ
感謝で「小さな幸せを見つけられる脳」をつくることができる!!
アメリカの大学で、学生たちに「感謝日記」を書いてもらう研究が行われたそうです。「どんな小さなことでもいいから、感謝できることを毎日書く」というもの。この感謝日記を10週間つづけた後、学生たちの幸福度は劇的に上がったという結果が。
学生たちに起きた変化。それは、「脳の変化」。毎日感謝をつづけていると、「小さな幸せを見つける思考回路」が脳内につくられるそう。反対に、感謝のない毎日を送っていると、「小さな幸せを見つける思考回路」が退化して、感謝するのがヘタになるそうですよ!!
昨今の値上げラッシュ。物価の優等生であった卵もこの1年で格段に値上がりしました。さらに光熱費。冬の寒さや最近の酷暑を思うと、電気代の値上げも厳しいですよね。しかしながら、値上げをいつまでも「ああ、嫌だ!」と思い続けているよりも。「(多少値段が上がっても)この値段でいつでも卵が買えてありがたい!」「不自由なく、電気がいつでも使えてありがたい!」と感謝する方がシアワセでいられるというワケです。
研究では毎日日記を書いていますが、毎日書く必要は無さそうです。
『The How of Happiness』(邦題:幸せがずっと続く12の行動習慣)の著者である 心理学者のソニア・リュボミアスキー博士の研究からも、 毎日ではなく、毎週、ありがたいと感じていることをリストにすると良い結果につながることを示しているとのこと。
週1回ならハードルが下がりますね! 書き記すのが手間だと思う場合は日常生活で、ありがたいと感じる習慣・クセを作るだけでも、「小さな幸せを見つける思考回路」ができて、日々の幸せを見つけるのが上手くなるはずです♪
③ 一瞬で気分がアガることを持つ
幸福であると感じている人は、「これをすると必ず気分が盛り上がる♪」という何か、「夢中になれること」を持っているそうですよ。
何かに没頭した状態や、現在に完全に熱中している状態を指して「フロー」と言い、運動選手は「ゾーンに入る」、芸術家は「恍惚状態」と表現したりするそうです。このフロー体験・ゾーン体験・恍惚の体験を積み重ねると、以下のような効果があり、人生はより充実して幸福なものとなり得るとのこと。
- 人生に対して主体的になる
- 活動を楽しむようになる
- 物事をコントロールしている感覚を得る
- 自信がつく
あなたは これをすると、心が軽くなり、幸せを感じたり、やる気が湧いてくるような何か、ありますか?
さらに、このように自分の気分を高揚させてくれることを頻繁に行うこと、習慣化させることがポイントです。
体にも精神的にもカツを入れたいとき、忙しくて機嫌が悪くなったとき、気分を上げたいっ↑というときに。夢中になれることを積極的に活用してみましょう♪ 自分で自分をハッピーな気持ちに変化させてくれるテクニックとして、夢中になれるものをミカタにするのが幸せでいられるコツのようです。
④ 1時間多く寝よう!
忙しい私たち現代人。ついつい睡眠不足になりがち・・・。睡眠不足が身体にはもちろんのこと、心理的にも良くないことはわざわざ言われなくても、分ってはいますよね? 分かっちゃいるけどできない…というのが実情だと思いますが。
でも毎晩1時間余分に寝るだけで、幸せに近づけると解かったら??
英サリー大学の睡眠研究センターが2013年に行った研究をご紹介。
この研究チームが2つのグループを分析したところ、6.5時間睡眠のグループでは炎症、糖尿病、がんリスク、ストレス反応に関連する遺伝子が活発化。7.5時間寝たグループでは反対の現象が起きたそうです。
もう一例、心理学者のノーバート・シュワルツの言葉をご紹介。
「1年に6万ポンド (約900万円) 多く稼ぐより、1日の睡眠時間が1時間増えた方が毎日幸せに感じられる」 というもの。
たった1時間余分に寝るだけで、私達は多くのメリットを得られそうです。
たかが1時間。されど1時間!
夜、1時間早く寝る時間を確保するのは、実際のところ大変かもしれませんが。健康や幸福感に関わるとなると、もっと重視してもよさそうではないですか??
⑤ 運動を習慣にする
幸福度にプラスの影響を与える様々な活動の中でも、運動はとても効果的であることがわかっています。運動は、心の健康とも深く関わっています。運動することにより、
- 自分で自分の体や健康を管理している感覚が得られる
- 自信が持てるようになる
- 自尊心が高まる
- ポジティブ感情がふえる
- ネガティブ感情が減る
- 幸せホルモンが分泌される
といったこと以外にもメリットを上げればキリが無いでしょう。運動がストレスを緩和し、睡眠を改善し、生産性を高め、身体的にも精神的にも健康を促進することを科学的な研究で証明されています。幸せでいつづける、幸福感を感じるには運動は必須といっても過言ではないでしょう。
体を動かすとなんだか気分がスッキリした!という感覚・実感はあなたも体験済ではないでしょうか。
たった20分の自転車こぎでその後2時間~半日にわたって幸福感が続くという効果も、逆に、運動しないと気分が憂鬱になることも様々な研究で明らかになっています。ごくごくやさしいヨガの動きでも幸福度をUPすると言われていますよ♪
ぜひ一緒にヨガをして。幸福感UP、幸せでいるコツを習慣化するのが楽しいと思ってもらえたら。これまた私は嬉しい限りです^^♪
残りあと5つはまた次回、お伝えします。