お知らせ
6月23日(日)『竹細工講習会 vol.1 ~竹細工、竹道具の歴史について知る~』
2017年から神戸市北区淡河地区で里山料理教室(農と里山ワークショップ)を開催
してきましたが、本年度は、『竹』をテーマに活動していくこととなりました。
放置され、荒れ果てた、人が入らなくなった放置竹林(竹やぶ)は、景観も悪くなり、獣害の温床にもなり今、問題となっています。
増える一方の竹やぶを人の手が入った整備された竹林へ変えていくため、全国で様々な活動が始まっています。
竹林は、元々ざるやかごなど人の暮らしに必要な道具作りの材料として人里近くにありました。
安価なプラスティックの容器などに取って代わられ、その役割が失われたことにより、
竹林の荒廃へつながる一因になったのではないでしょうか。
今一度、竹からの産物に目を向け、昔の人の知恵や技を学びませんか?
『第1回 吉川~北神戸の竹細工の歴史について知る』
有馬へ至る、吉川~北神戸地区では、周囲にある豊富な竹を切り出して作る
竹細工が盛んで、農業の副業として、その技が伝えられてきました。
現在、吉川でその技を守り続けている戸田竹芸店 戸田和孝さんをお招きして、この地区においての竹細工の歴史に
ついてのお話や戸田さんのかご作りの中に込められた、自然の恵みをいただき、手作りし、生活の道具を自ら作り出す
その喜びについて、お話を伺います。
第1回目の開催場所となる淡河宿本陣跡は、神戸の市街地から北へ30分、里山の風景が広がる旧街道沿いに位置しています。
江戸時代には有馬へ通じる湯ノ山街道の宿として、大名も立ち寄ったとか。この歴史的にも価値ある建物は、50年近く空き家でしたが、
地域の住民の力で見事に復活し、今では淡河の発信地、また地域活動の中心地としての役割を担っています。
*この会は、以降実習を伴う竹細工の講習会へと継続して開催していくことを
予定しております。講習会の説明も兼ねていますので、講習会参加希望の方はぜひご参加くださいませ
◆日時 6月23日(日)14時~16時
◆場所 淡河宿本陣跡 神戸市北区淡河町淡河792-1 *駐車場あります
◆講師 美吉籠 戸田竹芸店 戸田和孝さん
◆参加費 ¥1000(2回目以降開催時は、参加費が変わります)
◆申し込み・問い合わせ
安藤美保
メール ando(at)lab.com (at)を@に変えて送信してください
電話 078-381-6727(ネイバーフード内)