私のこと、想い

こんにちは。Holistic Life Lab(ホリラボ)の麻理子です。
2006年から、ママと子どもが笑顔で心安らぐ時間をより多く過ごせるように願い活動をしています。


  商売を営む両親の下、三兄弟の末っ子として生まれました。
学生時代の私の家庭は、両親が営む事業がバブル崩壊の煽りを受け倒産。 父は酒に浸り、経済苦の環境の中で苦労が絶えない青春時代を過ごしました。おしゃれが好きだった私は、気に入った服を解体して服の構造を研究したり、リメイク、古着アレンジなど、貧乏学生ならではのおしゃれを楽しんでおりました。
 高校卒業後は服飾学校へ進み、在学中にアパレルショップの海外バイヤーチームに参加。
20代前半はアパレル店店長、店舗運営、商品企画、ブランドPR、スタイリスト、フリーライターとして活動しました。また、音楽好きが高じ、音楽とアートのイベントを企画運営。思い描いたことをカタチにしていくパワーと環境を与えてもらい、共に楽しむ仲間に恵まれたとても充実した20代。


そして、結婚願望のなかった私が、スピード結婚



 

私の人生が大きく変わったターニングポイント
「自分自身の夫婦関係や子育てへの行き詰まり」


流産を経験後、28歳で第一子を出産。
ワンオペ育児、家事の一切は私、夫の帰りは毎晩深夜、結婚後に夫の借金がわかり生活は困窮、夫の心無い言動が私を苦しめました。
初めての子育てで周りに友達もいない、頼れる両親も近くにいない。
精神的に追い詰められていきました。 

夫婦喧嘩が絶えず、夫の言動に怯える日々。
否定され続ける日々に自己肯定感はどん底に。

こんなに辛い日々が自分に訪れるとは想像もしていませんでした。

いつしか私は、夫の気配に動悸がするようになっていました。 
しかし、いつか変わってくれると信じ、自分の症状に蓋をして我慢の日々を過ごしていました。

 

ある日、いつものように夫婦喧嘩が始まりました。
ふと、ベビーベットで横になる幼い娘を見た時、娘の表情が強ばり、からだが緊張状態にあることがわかりました。
言葉を理解できない幼い娘でも、この異様な空気を全身で感じていたのだと思います。

これは娘に良くないことが起きているのではないか? 私は娘にとんでもないことをしているんじゃないのか? 

目が覚めた瞬間でした。本当に申し訳ないことをしたと思います。
娘は本当に可愛いし、子育ては私なりに一生懸命やっていたのに…。

絶望感にも似たような気持ちと、同時に身体中の細胞が動き出すような強い感情が走りました。

「夫が変わることを期待するのではない、自分が変わるんだ! 私がこの子を幸せにするんだ!」


 

「ホリスティック医学」との出会い
ホリスティックとは「全体」「つながり」「バランス」といった全体性を意味する

それからは子どもにいいこと、自分にとっていいこと、からだにも心にも良いことは何か?
沢山の書籍を読み、ネット検索をし 「ホリスティック医学」という分野があることを知りました。

心とからだは密接に繋がっていること、心の状態を植物でケアできるということ、食事で心もからだも健康に導いていけるということ、肌に触れることで、親子の絆を強めていけるということ、様々なことが繋がっていることを知り、ホリスティック医学であるベビーマッサージを本格的に学ぶことにしました。

ベビーマッサージの技術や解剖生理学はもちろん、心とからだの繋がり、栄養学、色彩心理学などを学ぶうち、食事を与える大人の責任は大きいと知り、飲食の現場で修行をし、それまで無頓着だった食への知識や技術を習得。メディカルハーブや薬膳についても学びを深めていきました。

学んだこと、身につけたことを日々の暮らしの中に取り入れていくうちに、まず自分の心が安定していることに気づきました。

娘は1歳で保育園に入園するも発熱で休んでばかり。肺が弱く、発作的に咳が出始めると発熱をするということを繰り返していました。娘が2歳過ぎた頃は、慢性気管支炎やアトピーに悩まされました。

より一層、優しく肌に触れ抱きしめ、食事を整え、スキンケア類を肌に優しい材料で手作りをして過ごしました。
娘と過ごす時間は私も癒され、娘の笑顔が生きる強さとなりました。

 


いつしか娘の気管支炎やアトピー症状は落ち着き、ほとんど症状は出なくなりました。 

かつて泣きながらオムツを替えていた私は、歌を歌いながらオムツを替えている。
夫の何気ない一言に深く傷ついていた私は、同じように悩む人に寄り添える経験ができたと思えるようになり、動悸もでなくなっていました。


自分自身に対しても、夫に対しても考え方が変わり、自分自身の心を整えることができるようになりました。
子どもの不調にも無駄に不安になったりせず、予防法や対処法が身につき、しっかり自分の軸を持てるようになりました。

日に日にスキルアップしている自分。
心に余裕が生まれ、女性としての自信にも繋がっていき、家庭の中心に笑顔が増えていきました。



全てに意味があり、今がある。
笑顔で乗り越えてこられたのは、ホリスティックな暮らしの実践があったから。
そして、ママ友や地域の方々との関わりも、さらに私に力を与えてくれました。

 

自分や子どもを癒す方法、強い心と体を手に入れる方法。
この経験と方法をを伝えていこうと、ホリスティックライフラボの活動が始まりました。

子育てをするママが笑顔で子育てができるように、女性として自信を持って強く生きていけるように。

このスクールでの学びの時間が子育てに変化と気づき、そして子育ての支援の場になってくれますように。