お知らせ
小麦粉の豆知識
*小麦粉の基礎知識
小麦粉を高温で燃やした時に、その主成分であるたんぱく質、でんぷん、脂質などは燃えて無くなりますが、一部は燃えずに
灰として残ります、これが灰分と呼ばれるもので、小麦粉に含まれている、リン、カリウム、マグネシウム、カルシュウム、鉄などのミネラルです。
一般に灰分量の少ない小麦粉は冴えたきれいな色をしていますが、多くなるにつれて、灰白色のくすんだ色になり、多すぎると麺にした場合に
舌触りが悪くなるといった欠点もあります。灰分が多いと、ミネラルも多い、栄養的にみればいいことですが、実際は灰分の少ない小麦粉が好まれます。
メ-カ-は、灰分の少ない小麦粉は上級粉、多い小麦粉は下級粉と分類しています。
*灰分値 特等粉・・0.3~0.34% 1等粉・・0.35~0.45% 2等粉・・0.46~0.65% 3等粉・・0.66~1.0% 末粉・・1.1~2.0%と分類しています。
2、粗蛋白
小麦粉に含まれるたんぱく質の量を表します。
1等粉の場合、目安としては、強力粉が11.5~12.5% 準強力粉が10~11.4% 中力粉が8~9.9% 薄力粉が6.5~7.9%です(特等粉の場合は若干数値が変わります)
*小麦粉の保存方法と注意点
開封前
1,出来るだけ、低温、低湿にして保存(冷蔵庫保存をお奨め)
2,長時間、下積みのままで置かない(5kg袋、25kg袋)
3,先にお買上の小麦粉から使用する。
4,必ず18℃以下で保存する。
5,臭気の強い物のそばに置かない(ビニール袋とかは、無数の空気穴があり魚の臭いとかは特に移ります)
開封後
1,良く密閉して風通し良いところで保管する。
2,冷蔵庫保存をお奨めします。
3,タッパ等に入れ直して冷蔵庫で保管することも最適です。
4,臭気の強い物のそばに置かない(ビニール袋とかは、無数の空気穴があり魚の臭いとかは特に移ります)
*冷蔵庫、冷凍庫から出して使用する時は、6時間位前に出して常温に戻してから製造した方が美味しいおうどんが出来上がります。
小麦粉の賞味期限
*春
約6~8ヶ月(保存状態及び温度、湿度により早く傷む場合があります)
*夏場
約0~4ヶ月(保存状態及び温度、湿度により早く傷む場合があります)常温保存禁止
*秋
約6~8ヶ月(保存状態及び温度、湿度により早く傷む場合があります)
*冬
約~9ヶ月(保存状態及び温度、湿度により早く傷む場合があります)
*冷蔵庫
約~9ヶ月(保存状態及び温度、湿度により早く傷む場合があります)使用時常温に戻して使用!
*30℃を超えると開封前でも約2週間程で虫が発生しやすいです(常温保存の場合)
小麦粉はお米と同じように畑(田んぼ)で出来る作物の為、虫の卵が付着しています。メ-カ-は粉砕器で排除しておりますが
まれに、卵が残っております。
*間違えて食べても体には害がありませんが、気持ち悪いですよね。
*小麦粉はダニの最大の好物です、開けたままにしていると、直ぐに大量発生します、ダニは間違えて大量に食べると、胃腸炎を起こす可能性が
ありますので注意して保管下さい。お好み焼き程度の熱源では、完全に死滅しませんが、うどんは10分以上沸騰させますので、殆ど大丈夫と言われて
います。
*小麦粉は、ネズミ、家ダニが大好物なので十分注意して保管下さい。良く密閉していないと家ダニ、虫等が袋のすき間から混入して大繁殖します。
こぼれた小麦粉をそのままにしておくと虫などを誘引しますので、速やかに清掃してください。
*賞味期限、栄養成分表示を同梱記載しておりますので、安心してお買上下さい。