インテグリティーレター(TV版)では新米法務だったYがマネージャーになるまでの軌跡。
Yは何を思ってマネジメントの道へ進んだのか?
インテグリティーを守るために奮闘するYの目まぐるしい日常の一部をご紹介!
法務グループのマネージャーのYです。
この記事はPepabo Manager Advent Calendar 2022の21日の記事を兼ねております。
年の瀬でもあるので、マネージャーを志すきっかけやマネジメントについてあれこれ振り返りつつ、パートナーから多く寄せられる質問に答えていこうと思います。
1 マネージャーを志すきっかけ
時は大分遡り、私が法務グループのリーダーになった頃のお話です。
上長と1on1をしたときに、リーダーにならないかというお話をいただきました。
正直なところ、自分が人を引っ張っていくような性格でもなかったので、本当にできるのか…という不安はありました。しかし、どうしてリーダーになってもらいたいか、なぜYでないといけないのかという話をする上長の熱意が凄かったことや、自分にしかできない仕事というワードに惹かれてしまったのでしょう。
はい、やりますとお返事しました。
マネジメントに進むぞと決めたのは上長の熱い説得がきっかけでした。
2 手段を問わず「なんとか」する
マネージャーになってから変わったことはたくさんあるのですが、その1つに「諦めが悪くなった」という点があります。
マネージャーは組織の目標達成がミッションです。目標達成のための手段は決められていないのであれこれ工夫する必要があり、ピープルマネジメントはその手段の1つです。
目標達成のためになんとかするのが仕事なので、諦めたら試合終了だ…とより強く思うようになりました。
「やるしかないから私はきっとできる」という発言をした時はポジティブ過ぎる!と笑いを誘ったこともありました(笑)
監督がネガティブになってしまったら、勝てる試合も勝てなくなるので、諦めるのは最後にしよう!と考えながら仕事をしています。
もちろん、人間なので心が折れそうになる日もあるのですが、お気に入りの入浴剤を入れた湯船に浸かり、レガリアのベッドで朝までぐっすり眠れば元気になります。
これをすればご機嫌になるというポイントを把握しているのは大事ですね。
3 どうやってタスク管理しているんですか?
1on1の時にパートナーからよく聞かれる質問です。私はいわゆるプレイングマネージャーのため、自分自身もプレイヤーとしても仕事をします。
これはマネージャーあるあるだと思うのですが、私はMTGでカレンダーがみっちりになりがちです。
そんな中で各タスクをチェックしたりしているので、どうしてるんですか?という質問を受けることが多いです。
正直に言うと、タスク管理は私もまだまだ課題ではあるのですが、工夫していることを1つ紹介します。
「朝起きた時や出勤する時に1日の段取りややるべきことを振り返る」ということをしています。
頭の中で今日1日がどんな1日になるかを考えながら、この時間にこのタスクをして、とか計画を立てています。
計画通りにいかないこともありますが、MTGとMTGの間の時間を最大活用できるようにする工夫の一つです。
4 法務のマネージャーでよかったこと
「法律という共通言語があること」です。
これは法務のよかったことでもあるのですが、法律という規範に立ち返ることができる点です。
日本が法治国家である以上、法務の分野において完全に答えがない問題というのはないと思ってます。例えば、Web3の領域など法律が追いついていない分野はありますが、そうだとしても既存の法律の解釈で対応することができます。
数多の法律があるので、見知らぬ分野は身構えますが、それはその知識がないから身構えるだけであって、調べたり勉強すればその不安を解消できるというのは大きいなぁと感じます。
また、マネジメントにおいて同期を図るときも、チームのメンバーはリーガルマインドを持っているため、同期が取りやすいです。共通言語があるというのは強みだなとひしひし感じます。
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