香里まつだ整骨院は、

 

枚方市では、初の「フットケアトレーナー マスターライセンス(旧Aライセンス)」が常駐する整骨院です。

 

これまで、普段のウォーキングから、スポーツでのパフォーマンス向上、足や体の痛みに対して等、様々な方にインソール を処方しています。 

 

 

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ですが、インソール を初回から進めることが少ない整骨院でもあります。

 

 その理由が、気になる方は、ここから下をお読みください。

  

1,インソールの社会的関心 

では、突然ですが、

 

  

38,400,000

 

 みなさんがこの数字をみて、思いつくことはありますか??

 

 

 

 正解は、某検索サイトGO○GLEで「インソール」と検索するとヒットする数です。

 

これだけの数がヒットする訳ですから、それだけ世に「インソール」という言葉が出回り、名前くらいはご存知!という方も多いと思います。

 

ですが、改めて…。

 

 2,インソールとは…

インソールというのは、靴の中で直接足に当たる中敷の事です。

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そう、靴の中に手を入れると取り出すことの出来る、薄っぺらの、アレです。

 

素材は靴によってもいろいろですが、

皆さん、往々にして

「知ってはいるけど、アレ、何の為にあるの??」

 

オーダーでインソールの購入を考えたことのある方なら、

「あんな薄い布切れみないなものに、何万と高いお金を支払う価値なんてあるの?」

 

そう思われる方も多いと思います。

 

ただ、そう思われる方の多くは、靴のことを、

 

ファッションアイテムの1つに過ぎない

 

地面からの衝撃を和らげる程度

と、靴・中敷きの意味や働きをそこだけに限定して考えておられると思います。

確かに上記の理由は、大切な役割の一つですが、実際、靴をよくみてみると、他にもたくさんの機能があります。

 

その中でも、直接足が触れ合う「インソール」は…

身体をコントロールするためにとても重要なパーツなのです。

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3,インソールの効果

 その効果もそれぞれです。 

 

 

例えば… 

 

外反母趾や内反小趾・扁平足にハイアーチ・モートン病・有痛性外脛骨・反復性足関節捻挫ETC…の足の障害

※モートン病については質問が多かったため、こちらにまとめさせていただきました。興味がございましたらお読み下さい。

https://r.goope.jp/ko-ri-matsuda/info/2182160

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ふくらはぎや太もも、膝や股関節の痛みが出ている人 

 

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スポーツでのパフォーマンス向上

 

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身体をバランスよく使いやすくする為に…となると、肩こりや腰痛等、

 

と、言い始めると全ての人に当てはまってしまいそうですが笑

 

実際には、よりインソールの効果を出すには、ある一定の条件があったりします。

 

ここからは、よりマニアックに、少し長くなりますが、説明致します。 

 

※説明はいいからインソールの料金や作製手順だけを知りたい方はココをクリックしてください。

 

チョクチョクと営業のトークが入ることもあるかもしれませんが、もしインソールを購入されなくても、皆さんが読み終わって足や靴、インソールに対する意識が少し変わって頂ければ、このページを作った甲斐があり幸いです。

 

4,子供の靴の教育

まず、前提として、日本では、足や靴の重要性を伝える教育機関はとても少ないのが現状です。

最近になって「裸足教育という言葉が出て、足の感覚や筋肉を養おうとする幼稚園や、スポーツ団体が多く出てきましたが、まだまだ、日本人の足に対する意識は薄いのです。

 

はだし教育も、お子様が成長した現代社会の中では、はだしで外を歩くことは現実的に難しい話ですから、やはり日常生活とトレーニングの場としては分けて考えなければいけないと思います。

 

 

こうなった原因は、日本の歴史と深く関わりがあるのですが…

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話が長くなるので、それはまた別の機会に話します。 

 

 

※追記:こちらのブログに記載しました。なぜ、坂本龍馬の画像にしてるかも読んで頂ければわかると思います。興味のある方は一度お読み下さい。

https://r.goope.jp/ko-ri-matsuda/info/1841654

例えば、ドイツでは、自治体によっては、足の長さや幅を母子手帳に書き、それを元に靴を選んだり、幼稚園に入学する時に、まずしっかり靴を履けるかどうかをテストするそうです。 

子供がバランスよく成長するために、まず土台を見直し、転倒や怪我の予防につなげるために、靴の履き方は必須と考えられているからです。 

 

 みなさんの周りにいらっしゃるお子様達は、どうやって靴を選んでいらっしゃいますか?

 

 

 5,インソールの説明の前に自分の足を…

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インソールのページなんだからいい加減インソールのこと話せよ!と思いの方!

まだ、話しません(笑)

 

本当にあなたにあったインソール作りには、まず、ご自身の足のサイズや足の状態を知ることから始まります。

 

 

みなさんは、ご自身の足の状態をどのくらい知っておられますか??

 タコやウオノメができていたり、巻き爪になっていたり、踵のガサガサ、外反母趾扁平足

このページに興味を持たれた時点で上記以外でも、何かしらの悩みを抱えていらっしゃるかもしれません。

 

ただ、それ以前に、ご自身の足のサイズはご存知でしょうか?

ここで大事な事は、”ではなく“のサイズを知っているか?という事です。

 

大抵の方は、いつも履かれている靴を目安に答えられます。

ただ、実際にはスーツの寸法を合わせるように、足もゲージやメジャーで測らなければ、足の正確なサイズはわからないのです。 

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そして、足のサイズは左右均等ではありません。0.5CM、つまり1サイズ違う方も珍しくありません。足の形も本当は、左右で違いがあるのです。

足の大きさが違う訳ですから、完璧な靴のフィッティングをしようとすれば、左右違うサイズの靴を履かないといけないのですが、それは、予算的にも現実的にも難しい話ですね。 

 

その時点で、ある程度はフィッティングができたとしても、完全にフィットする靴に出会う事は難しい ことになります。

既製のインソールも、最近では、多く販売され、安価でデザイン性に優れたものも多いですが、例えば、同じ足のサイズでも、その人によって指の長さやアーチの長さ、踵の大きさも違います。

 

そして、動きは人によってもっと違いますので、完璧に合う市販靴はほぼ存在しないと言えてしまいます。

※あくまで、ほぼ です。でも、ほぼ です。

 

つまり、本当にあなたにあったインソール作りには、まず、ご自身の足のサイズや足の状態を知ることから始まります。(2回目)

 

そして、そこを出来る限り100%に近づけるのが、オーダーメイドインソールなのです。

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ただ、そもそも「足ってそんなに大事ですか??」と思われているかもしれません。 

足についてはの働きや重要性の詳しくはまた別の機会に書きますが、

 

ざっくり言うと、

皆さんの体を支える土台になるわけですから、足の安定が身体の安定につながるのは当たり前

といえます。

 

 

 

 

6,レオナルド・ダ・ヴィンチ 

 

急に名前を出しましたが、画家としてモナ・リザや、最後の晩餐を描かれ、 建築家として、サクラダファミリアなど歴史的建造物の設計をされている超有名人、レオナルド・ダ・ヴィンチ。

 

 

そんな彼は、30歳代中頃から

 

「建造物=人体」

 

「建築家=医師」

 

という発想から、人体の構造にも興味を持ち、それを建築設計や製品設計に活かし、同時に、医学の飛躍的な進歩にも潜在的に関与した、と言われています。そんな彼が人体構造において有名な言葉を残しています。

 

 "足は人間工学上最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である

 

足の勉強を少しでもされた方なら、一度は聞いたことはある言葉だと思います。

 つまり、足というのはカラダの中でとても重要な場所なのです。

 実際、勉強すればするほど、足の構造は難しく、足にはいろんな役割があるなと思わされます。

 結果的に現代でも、普段、道でよくみる建造物や芸術作品に、足の構造が取り入れられています。

 

足が使われていない現状 それを助ける靴の役割

 

ですが、指が浮いてしまったり感覚が鈍くなってしまったり関節が動かなかったり爪の機能が使えなかったり、アーチが潰れていたり

 原因は様々ですが、足の機能を皆さんがしっかり使えているかといえば、残念ながら、ほとんどの方は使えていません。

 

 足自体の機能を高めてあげること。支えたり、足を硬くしたり、柔らかくしたり・・・

 そして、足の機能を高める為に、その足自体を覆う『靴』の存在がとても大切なのです。

 

私自身、整形外科や整骨院で働く傍ら、靴工房で二年間、靴の製作を学び作る過程で製作者側は何を考えて靴を作っているのかを学びました。

 

ですので、インソールも大事ですが、まずは靴、どれだけ優れたインソールを作っても靴が合っていなければ効果も完璧なものを期待することはできないのです。

 

靴とインソール、どちらもとても足に重要なアイテムで、

 

正しい靴選びと靴の履き方の指導をするだけで悩みが改善することも少なくありません。

 

 なので、当院では最初の相談で初めからインソールを勧めることはあまりないのです

 

実際にインソールを作るのは、

 靴だけでは改善しない症状の場合や、

 足をより良い環境にしていきたいと考えている意識の高い方

 治療の中でインソール(足底挿板)療法が最適と考える症状の方です。

自分の正確な足のサイズがわからない

自分に合った靴が選べない

「いい靴」の基準がわからない。

とりあえず、大きめの靴を履いている。

紐を結ばずゆるゆる靴で脱ぎ履きする

 このような方の場合は正しい靴選びが出来ていないと思われます。                   

 

正しいサイズにするだけで痛みや変形が止まるかも知れません。足に関して悩んでいる方や改善していきたいと思っている方はご相談ください。

 

 

 

 

 

計測・作製の手順

 

ここからは実際に足の計測インソール作製をする際の工程です。

 

当院では動きに着目した「DYMООインソール」を採用しています。

 

出来る限り機械に頼らずに靴のfitting0.数mm単位でのインソールの調整で、身体に無理のない、より自然な状態で、""動き""をみながらアプローチし、スポーツでの動作や歩行動作を変化させることを目的に行います。

 

医学会や靴業界でも持続効果が高い技術として国内外問わず注目されています。

 

 

 

まず、足を測定する場合は、足長・足幅・足囲の三つを荷重時と非荷重時でそれぞれ測り、そのデータを基に一番良いサイズとウィズを導き出します。インソールを作製する際にはさらに細かく検査を行います。

 

 

 

そのあとに、フットプリントを取り、足の荷重状況を調べます。

 

 

 

計測とフットプリントから動きを予測し、頭の位置から、肩甲骨の左右差、骨盤の動き、股関節・膝関節・足の動き、歩行時の蹴り出しや踏み込みなど、身体全体の歪みをチェックしていきます。

 

 

 

ここから、身体のブレや動きを変えるため、インソールを作製していきます。

 

0、数ミリの微調整をして精度を高めます。

 

 

 

最近歩くとすぐにつかれる・脚に痛みやだるさがある。

足の裏や甲の部分が赤くなったり、靴ずれをおこす。

足にしびれがでる。

足が変形してきた。

なんだか地面を踏み込めない

 

こんな症状を感じられる方は、靴と足が上手く合っていないかもしれません。

 

 

 

もちろん、しびれや痛み、赤みやタコ・ウオノメなどには、

 

インソールだけで改善できるもの、

 

治療の中で改善を求めていくもの、

 

また感染や内科疾患により専門外と判断した場合、治療をお断りし他の医療機関の受診をお勧めすることがあります。

 

提携している整形外科・皮膚科・内科もございますので一度ご相談ください。

 

 

 

072-808-6969迄 ホームページをみてとご連絡ください(^^)/