ブログ、お知らせ
春の育苗
今年から葉物系はすべて育苗に変更しました。
育苗は別の場所で苗を育てる意味です。
直播きも出来るのですが、うまく芽だしできなかったり
することも多々あります。雑草も急激にでてきます。
芽が出てきても虫に食べられたり、赤ちゃんは危険がいっぱい!
なのでハウスの中で畑デビューするまで面倒みるわけです。
人の子もそうですが、命ある生物の赤ちゃんは可愛いものです。
冬のものがそろそろ終わりに近づいてきましたので、春から初夏の短い期間ですが、日本の四季に合わせられる旬の野菜を育てます。
現在育苗中の野菜
しゃもじ小松菜、壬生菜(京みずな)、春キャベツ、春菊、レタス各種、わさびな、からし菜、コールラビ、おかひじき、九条ネギです。本日、かぼちゃ、ズッキーニの種をまきました。
幕ノ内弁当
幕の内弁当
・韓国海苔巻き(黒米)
・有機秋じゃがいもチーズポテトサラダ
・ゆで卵
・粗製糖で煮込んだひじきと大豆の煮物
・有機赤かぶと水菜のはりはりサラダ
・塩こうじの焼き鮭
・有機海老芋コロッケ
・有機茹でブロッコリー
・鶏と旬野菜の黒酢あん
・自家農園根菜ごろごろ筑前煮
ミニ幕の内弁当 648円(税抜き)
幕の内弁当925円(税抜き)
「旬」
旬
ハレとケは「旬」を大切にしています。
遠州地域で露地栽培(ハウスではなく)でとれる野菜を旬野菜と呼んでます。
戦後、飢えをなくすために野菜指定産地制度を政府は導入。
例えばレタス。
西から東までレタス作って都市に安定に供給できる体制をつくった。
そのことにより1年中レタスが食べれるようになった。
レタスは本来寒い生まれなので冬か春にしかなかったのです。それが「旬」です。
「旬」を失ったことにより、栄養価が減った。
しかも価値もなくなった。
なぜ栄養価が減るのか
その時期に適していないからです。
つまり、無理をして育てています。
例えば、キャベツは冬と春のものです。
夏にキャベツを作るということはキャベツにとって
とても過酷なことなのです。
栄養価=ミネラル、ビタミン、食物繊維など
野菜を通してミネラルなどの栄養を吸収し
人は細胞を作ります。
野菜を食べればいいということではないのです。
野菜を通してどんな栄養をとるのか
そして、食事のバランス、日常的な運動、楽しく食べるなど
そこが大事かもしれません。
ぼくの自論です。
空腹を満たすために食べるのではなく
その土地でその時期に「からだ」が欲する野菜を食す。
動物性、植物性すべての有機物を食物連鎖の頂点の人間としていただく。
それこそが生きとし生けるものを活かす循環かもしれません。
でも、「旬」がなくなったのは僕たち消費者が望んだ結果かもしれません。
「旬」は僕たちにとって大切なものでありたい。
食べたものがからだになる。
それでは。