Welcome

こころのなかのふたり

溶け出したからだはきずついて

 

もうすぐ棺桶の近く

ぼくはいらないっていうのに

棺桶を作ろうとするんだ

あいつらそれで金がないって騒ぐ

 

金のことから離れた世界にぶっ飛んで行きませんか?

僕と一緒に。しかし誰もついてこなかっただけです。

誕生日パーティーには誰も来ませんでした。

いじめられていたあの子の誕生日に顔を出したことは僕のためだったんだろうけど

 

腕に傷だらけの人間をマトモと思う非常に一般的な人間はいないだろう。

そして実際にマトモじゃないから非常に一般的な人間とは世界の違うところで暮らしていかなくてはならないだろう。

心の痛みは誰にもわかってもらえない

そう自分にしかわかってもらえないのさ

 

〜オマエラカンケイナイハナシ〜

 

きみはとてもかわいそうだ

みんなとおなじになれないんだね

たくさんきずついてきたんだね…

もう誰かのことは抱かないから

画数の計算もしないから

そうだきみはとてもかわいそうだ

みんなとおなじになれないんだね

たくさんきずついて。

バンソコーを貼ってあげよう。サビオともいう

きみの心は傷ついたけれど

これからは新しい世界へとぼくが導く

そう。

傷ついてるのはあいつじゃない。君の方なんだ。

傷ついてるのは君だから君が君に守ってもらわなくちゃいけない。たくさんの森を建てて

たくさんの森を建てて守ってもらわなくちゃいけない。

崖から突き落としてたのは誰のことだったか考えよう。

あの子を守ったら君が代わりに崖から突き落とされることになる

あの子のことをぼくは守らない。

ぼくはぼくのことを守る。

愛す。好きなものを食べさせ

性のない世界に行く

 

お前のことを崖から突き落とす

内緒で突き落とすからバレない

お前のことを崖から突き落とす

内緒で突き落とすからバレない

そしてぼくはもうひとりのぼくとあたたかいおうちでスープを飲む。

時々泣いてしまうからぼくが涙を拭いてくれて話をきいてくれる。

 

 こころのなかのふたりはぼくとぼくのこと。

こころのなかのふたりはぼくとぼくのこと。

こころのなかのふたりはぼくとぼくのこと。