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2021-02-16 20:48:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は、午後から当事務所で久々に『シニアのためのスマホ教室』がありました。

 

陽性反応者数が減少しているため感染防止をしっかりと行いながら少人数で行ったのですが、LINEの上手な活用や、通信料の減額についての質問など、参加者には有意義な時間を過ごしていただけたと思います。

 

いつも優しく教えてくれる講師に感謝感謝です☆

 

 

 

 

そして、18時からは『対話から始めよう』というタイトルでZOOM談話をしました。

 

これ、障がい者支援の方々と、ケアマネジャーを中心とした高齢者支援の方々との交流会です。

 

今回は初回ということで、じっくりと対話をしたかったので、人数を限定し11人で談話をしました。

 

介護とか福祉という括りでは同じでも、実際は専門性を求められるが故に自身の専門性を把握することで精いっぱいで、なかなか他分野専門職って知らないんですよね。

 

そのことを実感すると同時に、改めて、他職種の視点や感じていることの相違点を知ることができ、顔の見える関係作りができたことを、ありがたいと思いました。

 

 

 

 

 

今回の談話を開催した背景は、こんな感じです。

 

もともと私には、地域活動の中で知り合った障がい分野のNPO法人理事の友達がいるのですが、彼女から『高齢者支援は障がい者支援より進んでいるから勉強したい。また、65歳での制度切り替えもあるから、できれば包括の方と知り合いになりたい』という話がありました。

 

同時に、現場のケアマネジャーからも『障がい者支援を受けていた方を担当するのだけど、支援者間での連携を取ることが難しい』と話を受けていました。

 

そんなわけで、区内包括の管理者を紹介をし交流が始まったのですが、その方々と話す中で『障がい者支援と高齢者支援の垣根をなくしたいね』という話から、だったら、本気で地域福祉を考えているメンバーを募り、談話機会を設けようという話が盛り上がり、今回の開催になりました。

 

 

 

 

障がい者支援を受けていた方が65歳になった時、制度の優先により介護保険に切り替わる際に生じる連携の難しさを感じた事のある方はおられると思います。

 

そこを深めることのできた会でした。

 

利用者にとっては、制度の縦割りなんて本来関係のない話で、『自分らしく生きるために支援を利用する』ですが、その支援を円滑に行うためには、支援者同士が『上手につなぐこと』が求められます。

 

便宜上、行政や専門職は縦割りの中で活動をしていますが、利用者にとっては関係ないですものね。

 

 

 

 

高齢者支援から7名・障がい者支援から4名の集いだったのですが、みんな熱意たっぷりで、それぞれから見た景色を話していただき、新たな気づきをたくさん得ることができました。

 

文字にすると当たり前と思われるかもしれませんが、一番良かったのは『自身の知らないことを認識できた』ことです。

 

また、『偏見』というものに対しても様々な意見を聴くことができ、本当に勉強になりました。

 

終了後、出席した方々に反応を確認したら、次回以降も参加するとお返事をいただけほっとしています。

 

詳細は割愛しますが、この会は今後も定期的に開催し、徐々に子育てや生活困窮困窮等の支援団体や地域住民も巻き込める形にしていきたいと思っています。

 

本当に楽しい2時間でした。

 

 

 

 

派手なことはできないし、地道に一歩ずつですが、それでも行動を起こしていたら共生社会に向けて歩むことはできる。

 

それを実感し、嬉しくなった私でした☆

 

皆さんの地域では、共生社会に向けた活動は行っていますか?