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2019-11-01 08:30:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は、地域のシニアと若手2名と一緒に交流会をしました。

 

今の若者って、本当にたくさんの知識を持っています。

 

わからないことがあればネットですぐに検索し、自分の知識を増やす力が本当にあるなぁと、尊敬しています。

 

一方で、シニア世代は、若者が得た知識をリアルに経験しているので、彼らの知識に、『あの時、実はね・・・』というスパイスを与えることができます。

 

で、私は、それが若者の『持っている知識に厚みを持たせる』と思うんです。

 

ネットの情報では2行程度で表記されている『知識』に、実体験をした人たちの当時の様子を知ることで、その知識に厚みを持たせる。

 

これ、昔は当たり前にやっていたことなんですよね。

 

そして、ネットが広がり世の中が便利になって格差が広がった時代だからこそ、簡単に情報を手に入れることができるようになった今も、実はこういうことは大切だと感じています。

 

それが、『物事を深く理解する』ことだと思うし、物事を深く知ることで、そこからよく考え、様々な意見を聞きながら多角的視野を身に着けていく。

 

その中で、若者はシニア世代を知り、交流することでお互いがお互いを理解し、対立するのではなく一緒に地域を考える。

 

これを、区内でできるだけたくさん行い、世代を超えた『楽しみながら学びの場』として作っていけたら良いと思います。

 

いやいや、別に自分がアルコール消毒をしたいから行っているわけではありません。

 

 

 

 

そんなわけで、昨夜は懇親会を行った後、シニアの方に『2軒め行く?』と誘われ、行きつけのスナックに連れて行ってもらいました。

 

このスナック、ママさんは(恐らく)70歳を超えた熟女さんで、一人で切り盛りしています。

 

そして、とても居心地の良いお店でした。

 

カラオケがあって、食事はつまみ程度しか出ません。

 

でも、ママは本当に朗らかで、お客さん一人一人と丁寧に対応し、細やかな気遣いをところどころに見せてくれるのです。

 

そして、お客さん同士も初めましてだけど、普通に挨拶をして会話ができる。

 

全体が赤基調の本当に昔ながらのスナックなんですけど、お客さんはこのスナックがいつまでも地域に残るよう、足しげく通っているのがわかるのです。

 

私を連れてきてくれた方も、『こういう場所はいつまでもあってほしいと思うから、友達と定期的に通ったりしているんだよ』と話していました。

 

 

 

 

今は、『かっこよくないと』とか、『ワクワクしないと』という、感情を大きく揺さぶるものが流行る傾向が強いですが、私は自分がおばさんになったせいか、『変わらないもの』も大切にしたいという想いがあります。

 

ツイッターやインスタグラムに挙げるような派手さはないけれど、地域に根付いて、地域の住民で成り立っている場所は大切にしたいと思っています。

 

少し前にある芸能人さんが『これからはスナックの時代だ』と話していた時に、『本当にそうだなぁ』と思ったのですが、私が思う『スナック』はスタイリッシュなものではなく、地域の住民が気軽に立ち寄れて、その空間を過ごす人たちが自然と会話を楽しんだり知り合いになれるような、日常生活の中にあるスナックです。

 

そんなわけで、楽しい時間を過ごし、最後は、初めましてのお客さんと『またここで会いましょうね』と言って別れました。

 

色々な経験をしながら、その生活を大切にしている人たち。

 

そして、『約束したから、また行かなきゃなぁ~』なんて考えながら、ニヤニヤしている私でした☆

 

あ~、次はボトルを入れなきゃ♪