インフォメーション

2019-08-14 09:20:00

訪問をありがとうございます。

 

久しぶりの更新ですが、皆さま元気にお過ごしでしょうか?

 

私は、今日は取材が2件と給与振り込み、職員会議があります。

 

今は空き時間を全てテープ起こしに使っており、これがとても楽しいのですがとても時間がかかり、1日36時間になればよいのに…と、相変わらず欲張りなことを考えています。

 

 

 

 

さて、今まで10以上の活動団体さんの取材をさせていただいている中で、おもしろい法則を見つけました。

 

これは、どんな取り組みでも応用できると思いますので、今日はそのうちの1つについて、書かせていただきますね。

 

結論から書くと、継続的に安定・発展している団体さんは、『創意工夫のしかけ』『周囲に感謝』『効果的なつながり作成』をされています。

 

そして、今日は『創意工夫のしかけ』について書かせていただきます。

 

 

 

 

これは、ほぼすべての方々が、ストレートに自分たちの主張を訴えた活動を実践するのではなく、様々な仕掛けを施しながら実践しています。

 

まずは、取り組み自体を面白くするしかけ☆

 

これは、どなたも話していたのですが、『楽しくないと人は来ない。だから楽しくなるしかけが必要』ということです。

 

この『楽しい』は、参加する(してほしい)人はもちろん、協力者の方に対しても楽しめるようなしかけを常に考えています。

 

その工夫の仕方が、半端なく常識を取っ払ったもので、思わず『あ、それ良いね!』といってしまうものなのです。

 

 

 

 

例えば、こんな感じです。

 

■集合住宅で住民同士の交流を深めるため、住民を40名ほど集め、どの階のどこにどんな人が住んでいるかをゲーム感覚で実感した後、その結果を持って『住居内でお互いを知る関係性は大切』と住民自身に言わせる。

 

■外国人との住まいの課題に対して『わかりやすいのが良い!』ということで、公社に『ごみ捨てルールの表記はイラストにするように』とアドバイスをする。

 

■防災訓練をきっかけに料理を集合住宅の皆で作り、それを届けるという名目で高齢者のご自宅訪問を行うことで、相手が警戒しない安否確認方法を行う(しかも届けるメンバーは毎回違う人にして顔の見える関係つくりを行っている)。

 

■バザーやフリーマーケットを企画して世代間交流を図ったり、さらにそれを発展し、高齢者からの出展物を募り、取りに行く名目で自宅から出られない方々との交流を図る。

 

等々。

 

 

 

 

お気づきの方もおられるかもしれませんが、これらって『すべて、相手目線で考えている』のですよね。

 

■どうしたら住民が受け身にならないように、団地内人間関係の希薄さに気づき『何とかしないと』と思わせることができるか?

 

■どうしたら相手が理解し行動できるようになるか?

 

■どうしたら高齢者の自尊心を傷つけずに顔の見える関係つくりができるか?

 

■どうしたら若者が団地住民と交流を持ちたくなるか?(負担なく)会話の機会を自然と作れるきっかけができるか?

 

こういうことを考え実践することに、地域活動の取り組みの楽しさがあり、実践することで新たなアイデアが生まれ、それをまた、相手目線で取り組みしかけを考えながら実践する。

 

このスパイラルの中で、関わる仲間との交流を深め親睦し、より強いつながりを築きながら、新たな取り組みを行っているのです。

 

 

 

 

これが、『地域活動やボランティアの魅力』だと、私は感じています。

 

以前書いたことがありますが、地域活動やボランティアに長年取り組んでいる方々ほど、『やってあげる感覚』の方はいません。

 

むしろ、『どうしたら地域がより良くなるか?そのために自分は何ができるか?』の視点しかありません。

 

それは、目には見えないけれど、与える以上の楽しさや充実感を彼らは知っているからだと、数々の取材をしながら理解しました。

 

あぁ、私も精進しなきゃ☆