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訪問をありがとうございます。
先週、長女との約束を破ってしまった私は、今日こそ絶対に長女とデートすると意気込んでいます☆
はい、これを更新した後も横になったりはしません!(多分・・・)
さて、当区の活動団体さんの特徴の一つに、『分野を超えた活動団体のつながりがある』ということがあります。
高齢者・子育て・障がい・まちづくり。
様々な分野の活動を知ることで、本当に効率的なつながりの仕組みを考えることができるのですね。
当区で、それを一番理解し実践しているのは、東砂という地域に住んでおられる方です。
この方の活動話を聞くと、『以外に多世代交流って可能じゃない?』と思えてしまうのです。
私が良く考える効率的な多世代交流は、『(小学校の)放課後教室を企業に委託するのではなく、小学校で地域の住民が行えばよい』というものです。
実際には委託事業として民間に委ねているため実現は難しいようですが、これこそ、地域の中で助け合って完結することが、多世代交流や地域での顔の見える関係つくりのキッカケになると思っています。
まず、小学校区ということで、年配者にとっては多少足腰が悪い方でも何とかムリなく通える範囲であり、一番身近な生活圏域であるということ。
そこで子どもと年配者が交わるということで、子どもにとっては親以外の逃げ場ができますし、年配者にとっては元気をもらうことができます。
さらに、親が迎えに来れば、年配者と親も顔見知りになれます。
ここで顔見知りになれば、日頃まちであった時にも挨拶ができる関係性が構築できるのです(挨拶は防犯効果もあります)。
そして何よりも、行政は委託業者に渡す費用を削減することができ、その分を他の子育て事業に使うことができます。
というわけで、これは、どの人にとっても笑顔になれる取り組みだと私は考えています。
また、例えば集合住宅であれば、マンション内で『土曜日の午前中に多目的室を開放してマンション内の子どもの勉強を年配者がみる』とか。
そうすれば、親はしっかりと掃除や洗濯の時間を持つことができるし、夫婦の時間もゆっくり持てるし、子どもは安全な環境(住まいの中)で親以外の大人と接する機会が持てるし、年配者は子どもの勉強をみてあげることで自身の存在価値を高めることができます。
何よりも、『マンション内であった人には挨拶しちゃいけません』なんて、バカげた規則は不要になりますし。
こんな形で、知恵を出して行動する勇気さえあれば地域はいくらでもつながるチャンスはあるし、難しく考える必要はないと思っています。
住民主体型の通所介護をしていて分かったのですが、関わりの中で困りごとの話をすると、高い確率で『それ、私が助けるわ』という方が出てきます。
具体的には、通所で知り合ったボランティアが、参加者が受診したいけど一人で行けないことを話した時に、『私が行ってあげるわよ』という反応を受けることができるのです。
このように、外での関係性から住民同士の訪問介護的な支援につながる確率は高いのです。
顔の見える関係ってこういう素敵な効果が得られるし、こういう関係を築けるまちは安心して過ごせるのではないでしょうか。
行政がコストをかけて課題を解決することは手軽で安全ですが、反面、せっかくの地域のつながりをなくしてしまう場合もあるのですね。
皆さんの地域ではいかがでしょうか?