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2019-01-31 07:26:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は午後から助け合い活動連絡会の研究会があり、そこから少し遅れての新年会がありました。

 

いやぁ、本当に地域の方々と交流すると元気をいただけます。

 

どこに元気をいただけるかというと、想いと行動がシンプルなところ☆

 

まちを自分事として考え、良くしたいという想いからできることに取り組む。

 

この姿は、様々なことを教えていただけます。

 

 

 

 

さて、一昨日午後にサイト制作についての打ち合わせを行いました。

 

4時間ほど行ったのですが、その中で以前から私の中で悶々と悩んでいたことに結論を出さなければならないことが起きました。

 

何に悩んでいるかというと、『このサイト、助成金でやっちゃっていいのか?』ということです。

 

もっと言うと、『継続性の担保を考えたら、一般社団で事業を行うこと自体が間違いではないか』というか。

 

というわけで、今回はお金の話になりますので、興味のある方のみ読んでいただけたら幸いです。

 

 

 

 

活用した事のある方はご存知だと思いますが、WAM助成金は人件費を取れません(正確に言うと『アルバイト代』や『謝金』という形で一部支払いをする事はできますが、交通費程度にしかならないのですね)。

 

また、一般社団は100%個人出資(私の給与を一般社団に入れている)で行っており、その形は『完全非営利で役員は報酬ゼロ』なんですね。

 

で、今回のサイト制作に関わっていただく方々は、ガッツリプロの方に関わっていただいています。

 

そして、来年度からは私自身もケアマネ業を辞めて地域貢献だけを行うようにします。

 

そんな状況で、(お金のない社団が)プロとして行っていることを『地域のため』という理由で、無償奉仕してもらうことに違和感を覚えたのです。

 

つまり、サイトを一般社団で行っている限り、お手伝いしてくださったプロの方にはきちんとお礼をすることができず、私自身も報酬を得ることができないため、どんなに良いサイトをつくっても、継続不能になるリスクがとてもとても高くなってしまうのです。

 

 

 

 

当社は単独の居宅介護支援事業所です。

 

職員の給与は、恐らく地域の中でも真ん中より上の金額をお支払いしています(それ以上に頑張ってくれています!)。

 

そんなわけで、介護事業の中で唯一の赤字部門と言われているケアマネ業一本でいくには、自分の給与は自分で稼がなければなりません。

 

しかし、私自身は担当を30件以上減らしたわけで(ザックリ計算すると60万以上の売上減です)。

 

私自身の給与も発生しなくなると、そもそも事業自体が成り立たなくなるのです(給与がゼロだと社団の家賃等々を出資できない)。

 

また、社団では、理事を含め誰かに定期的に報酬を出すという仕組みを当法人は定款に入れていないのですね。

 

そんなわけで、今、リスクを負ってでも初めから株式会社でサイト事業を行った方が良いと考えていたのです。

 

株式で行えば、最初に寄附活動をがむしゃらに行えば、プロの方にお金を払うことができるので(助成金では支払うことは不可能です)☆

 

 

 

 

正直、助成金申請のために費やした労力は半端ないものがありますし、たくさんの方々に助言をいただき協力をしてもらいました。

 

が、『地域のため』とはいえ継続しないと意味がないし、プロの方に対してはきちんと対価を支払いたい。

 

お互いに責任を持って取り組んだ方が、長い目で見てサイトの質や取り組みがうまくいくと思ったのです。

 

ちゃんと責任を持って行いたいから株式会社の事業にする。

 

というわけで、昨日より理事の方々に事情を説明し、助成金取り下げの了承を受けるために走り廻るために意気込んでいたところ、申請仲間に『あ、助成金期間の一年だけ社団で行って、助成金が終わったらすぐに株式に譲渡することはできるよ』と言われ、気が抜けました。

 

お金の事で関係性が壊れるのはイヤなので、リスクを負う覚悟でいましたが、抜け道が見つかりホッとしています。

 

そんなわけで、明後日、これからの関わりと報酬について、再度相談をしたいと思います~。