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2018-05-27 07:11:00

訪問をありがとうございます。

 

今日はこれを書き上げたら、鋸山に家族と行きたいと考えています。

 

・・・が家族は全員ブーイング☆

 

うーーーん。袋田の滝でも観に行こうかと検討中ですが、自然に触れる場所に行こうと考えています。

 

皆さんは、どんな休日をお過ごしですか?

 

 

 

 

さて。

 

昨日は、安心・安全の話を書かせていただきましたが、これらをまとめて書くと、『今のルール(ケアマネジャー)は過保護になり過ぎるリスクを孕んでおり、そのことが利用者自身の持っている力を奪い、依存心を強めている可能性があるのではないか?そして、同時に安全という名の整合性を武器に、過度な給付を生んでいないか?』ということです。

 

今回はそれを踏まえて、『じゃあどうしよう』ということについて考えてみたいと思います。

 

とはいえ、大した脳みその入っていない私の考えですので、何か良い案のある方は、こちらまでガツガツご意見くださいませ☆

 

info@empowerment.sub.jp

 

 

 

 

まず、私の思っている三方とは、1国・保険者(納税者)、32利用者(要支援・要介護者)とその家族、3支援提供事業所です。

 

また、今回は支援事業所をケアマネジャーに限定させていただきます(一応、ここはケアマネ向けなので)。

 

という前提で、まずは各立ち位置が望んでいる事を書き出してみます。

 

まず、国。

 

ここはとにかく『給付の抑制』ですね。

 

以上(雑過ぎ?)!

 

続いて利用者ですが、ここは『自分に合った支援を提案してほしい』『自分に必要な情報が欲しい』というニーズがあると思います。

 

複雑すぎる制度を理解することは困難で、そのためにケアマネジャーがいるのですよね。

 

最後に、ケアマネジャーのニーズですが、『自分たちの頑張りを認めてほしい(報酬で認めて!)』というニーズがあると思います。

 

全員がそうというわけではないですよ(全体を見た場合のザックリとしたニーズで書かせていただいています)。

 

 

 

 

今度は社会の動向から考えてみます。

 

今の社会はアナログからデジタル化への大きな変革期だと感じています(本当はもっと前に来るかと思いましたが、国がここに取り組んだのが今なので、全体が後手に回っている感ありますがニュースを見る限り、今なのでしょう)。

 

この状況を最大限活かした場合、介護で言うと、ビックデータとAIを活用したシステム作りがポイントになるかと思います。

 

そう考えた時、私は『セルフプランをつくることのできる体制を整えたら、利用者本位の介護保険利用が受けられ、利用者自身が主体的に自分の人生に参画できるのではないか?』という結論に行きついたわけです。

 

今の60代後半の方で、『全くインターネットと繋がった事がない』という方は殆どいないと思います。

 

そういう意味で、使いこなすというのは難しくても、決まったサイトのシステムに定型入力する程度のことはできる方が大半です。

 

であれば、AIをセルフプラン対象として活用すれば、利用者やその家族が自分に関する必要な情報を入力しただけで、必要な支援の提案が出てくると思うのです。

 

AIのIQは300と言われています。

 

状態像を正しく入力することができれば、徹底して効率的なサービスの提案をしてくれることでしょう(支援の整合性担保ができると同時に、給付抑制に繋がる)。

 

利用者自身が必要事項を入力できる使いやすささえ実現できれば、セルフプランは一気に導入しやすくなると思うのです(利用者の主体性を引き出し個の尊重を保持できる)。

 

そして、『これを自分(もしくは家族)で入力できない』『使いこなすけど、サービスを選択したり自分で連絡調整したりは難しい』という方は、ケアマネジャーに依頼する。

 

依頼されたケアマネジャーは、定型の質問を利用者に確認しながら入力し、出てきたサービス提案に対して利用者に詳細を説明すると同時に、必要と思われる情報をプラスして提案する(ケアマネジャーの価値が可視化できる)。

 

これが実現したら、ケアマネジメントの有償化もアリだと私は考えています。

 

 

 

 

分かりにくいかもしれないので、具体的に書きますね。

 

徹底的にシンプルにした形で、AI企業は『システム』を保険者に売る。

 

保険者は、要介護認定の結果通知と同時に、セルフプラン作成URLと利用者ごとのパスワードを送付する。

 

利用者は届いたURLを基にサイトを開き、パスワードでログインした上、必要事項(状態像)を入力していく。

 

そこで導き出されたサービスの提案を受けて、各事業所を選定し自分で連絡・依頼をする(以下、セルフプランのとおり)。

 

自分でできないという方は、ケアマネジャーに連絡し依頼する。

 

ケアマネジャーが依頼を受けた際は、利用者のログインから必要事項を入力し、利用者が悩んだ際に必要な情報を提供し、意思決定を支える。

 

これでいいんじゃないかなぁ~、と思うのです。

 

 

 

 

この最大のメリットは、保険者のシステムを活用するため、リアルタイムで保険者が、利用者の状態とサービスの整合性をいつでも確認できる、ということです。

 

異動したての職員でも、AIが提案した支援通りに進んでいるプランをベースに整合性を検証するので、チェックの負担が軽減されます(AIに介護保険や他制度を教え込めば、ですが・・・)。

 

しかもクラウド上だから、わざわざ役所や包括等に提出に行く必要もない。

 

またケアマネは、基本利用者自身のパスワードを用いてケアマネジメントを行うので、基本はセルフプランの書式のみ作成すればよくなり、更に、それが利用者宅で完結できるのです。

 

そこで、今までたくさんあった帳票が不要になります(うまくいけばソフトも不要)。

 

せいぜい支援経過くらいで、しかも、その場で必要入力はできるため、書類に必要以上に追われる必要はなくなるし、事務所で悶々とする必要もなくなります。

 

そして何より、利用者の目の前で仕事をすることにより、自己負担が導入されるようになっても『ケアマネジャーなんて月に1回しか来ないのにお金を払うのはイヤ』という利用者心理が軽減されます。

 

 

 

 

どうでしょう?

 

ここで一点、懸念事項があります。

 

AIはとても真面目で、どのくらい真面目かというと、24時間休むことなく勉強し続けるくらいです。

 

が、デメリットとして、与える情報自体が『事実であるか?』の検証を行う力はないのですね。

 

だから、例えば、どこかのサービス種別が、自分たちに有利に結果が出るよう、誘導することもできてしまうのです。

 

そう考えると、これからAIをシステム化しようと考えている企業に求められていることは『倫理観』なのかもしれないと、私は考えています。

 

あぁ、子ども達にせっつかれ始めたので、今日はここまでです。

 

明日以降は、孤立とコミュニティについて書いてみたいと思います(覚えていたらだけど!)。