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2019-12-17 08:07:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は、更新研修3日目でした。

 

朝からぶっ通しでの2事例検討会は、疲れたけど本当に楽しかったです。

 

事例検討会は参加者の主体性でその効果が変わるので、個人的にはとても好きです(楽しめたということは、その場のメンバーが主体的に参加したと思っています)。

 

ファシリテーターの方も必要時にちゃんと介入してくださり、効果的な検討会ができたとともに、たくさんの学びや気づきをいただきました(終了後の疲労感は半端ないけど)。

 

後3日、この調子で良いメンバーに恵まれることを願っています☆

 

 

 

 

さて、今年度は、地域のさまざまな活動団体にインタビューをしているのですが、こういう団体さんの話を聴くと、『地域の未来は明るいよなぁ』と感じます。

 

物事って色々な側面から見ることができて、その見る角度によって良く捉えたり悪く捉えてしまうのですが、実は個人がどう捉えようと、事実は変わらないんだなぁ~と、私は感じています。

 

大切なことは、『事実を受けて、それをもっとよくするために、どう考え行動するか?』が大切というか。

 

そんなことを考えながら、日々活動をしているのですが、先週末にインタビューをさせていただいた方々は、『自然との共存』に向けて、これまた素晴らしい取り組みをされていました。

 

自分の気づいた取り組みに楽しみながら参加し、それが地域の質を上げている。

 

一つひとつの団体は特別目立つことはないですが、こういう地域住民の取り組みによって、まちは支えられていると、いつも感じて感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

 

 

 

 

で、ですね、話はちょっと戻るのですが、昨日の事例検討会で、インフォーマル支援の活用について話題になった時、私はケアマネジャーこそ主体的に地域活動と交流機会を持つことが大切なのではないかなと感じました。

 

今の社会は課題が複雑になっていて、制度の縦割りでは対応しきれないことは、皆さん現場で十分に感じていると思います。

 

であれば、制度で『こうしなさい』とルールが降りるか降りないかは別として、ケアマネジャーが自ら地域へ出向いて、さまざまな活動団体と交流をして、地域をもっと知ってほしいと思うのです。

 

それが、『自身の引き出しを増やすこと』になり、ひいては『区民のためになるマネジメント』につながると思うのですよね。

 

全員がこのマインドで行動することは難しいと思いますが、気づいた人からできることに取り組んでいくことって、とても大切だと感じています。

 

そして、最終的には、医療や障がいや子育てや高齢者や町会等など関係なく、『みんなが課題を自分事化し解決に向けて協力しあう』ことができれば、本当の意味で連携・協働が図れるのではないかと思っています。

 

 

 

 

両方を見ているからこそ、ケアマネジャーの良さを地域の方々に知ってもらいたいし、地域活動の良さをケアマネジャーに知ってもらいたいと思います。

 

今の社会は分断傾向にありますが、今の社会で必要なことは『つながることなんじゃないのかなぁ』と思っている、私のひとり言でした。

 

ポジションを取るのではなく、協働しながら皆でらせん状に社会を良くしていく☆

 

これが具現化されたら、きっと社会はもっと優しくなると思います☆


2019-12-15 19:20:00
横のつながりをつくっていくということ☆

訪問をありがとうございます。

 

年末が近くなってきましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

我が家は年末年始の長期休暇は、家族全員でパズルなど、みんなでできるものに取り組むのですが、今年は5000ピースのパズルを予約しました(添付写真のパズルで、すごい絵ですが子ども達のチョイスです)。

 

パズルって、本当に性格が出るし、皆でワイワイ固まりながら取り組めるので、家族団らんにはお勧めです☆

 

もし、『年末、特にすることがないな~』という方がおられたら、ぜひ、パズルをしてみるのはいかがでしょう?

 

地味ですが、楽しいですよ~(崩して何度でも楽しめるからお財布にも優しい)。

 

・・・と、元来インドア派の私のご提案でした☆

 

 

 

 

さて、今日は先日行った、当区主任ケアマネジャー協議会の話をさせていただきます。

 

当区の主任ケアマネジャー協議会は、昨年9月から立ち上げ準備を行い、アンケートや意見交換会を用いながら、今年7月に設立しました。

 

で、10月に第1回全体研修を開催したのですが、その時にN区の主任ケアマネジャー協議会会長をお呼びし、講義をしていただいたのです。

 

N区は主任介護支援専門員協議会として立ち上がってから何年も経っていますが、その前から主体的に有志が活動を行っていたほか、行政とも協働して様々な活動をされていると聞いていたので、この講師をお呼びすることは私から提案をさせていただきました。

 

立ち上がったばかりの団体だからこそ、他区の話を聴きながら、当区での活躍をどのようにするか、考えてほしかったのです。

 

それ以外にも、この講師は、東京都の中でも活躍をされているため、それらを聴くことで区としての活動を通じて、『オール東京』の視点も育んでいただきたいという目論みもあったし、当区協議会のメンバーと講師がつながってほしいという打算もあったのですが☆

 

 

 

 

そんなわけで10月に研修会を行ったのですが、その後、別の会議で講師をお願いしたKさんより、『N区で4圏域主任介護支援専門員報告会を開くからみに来る?』と声をかけていただき、この水曜日に当区の協議会メンバー7人で見学をさせていただきました。

 

いやぁ・・・すごくたくさんのプレゼントをいただいたというのが、正直な感想です。

 

N区は行政ともつながりをきっちりと持っており、区の事業計画にケアマネジャーの活動が載ってるくらいの信用を得ています。

 

また、協働研修・事業も行っており、私は『どうしてそんなに区の信頼を得ながら活躍することができているのか?』と常々疑問に感じていましたが、見学に行くことでその疑問が解消しました。

 

皆さん、主体的に活動をしておられるということが、会場に入った瞬間からわかるのです。

 

 

 

 

恐らく、150名以上の方々が参加をされていたと思うのですが、受け付けや報告をされていた方々は、その人数に臆することなく、自らの活動の報告等をされています。

 

そして、それも『圏域活動の目的や目標』をきちんと説明した上で、取り組みに対してのアンケート評価等を発表している…つまり、アウトカム評価をきっちりと行っているのです。

 

その上で、『今後の自分達の課題』を明らかにして、今後の活動に活かそうとしていることを感じました。

 

全ての圏域の活動が、『地域を豊かにするために、私達は研鑽する』という目的を持っており、そのために主体的に研修など活動に取り組む。

 

そして、地域の関連機関や住民などを巻き込みながら、上手に運営をされている姿を知ることができたことは、当区の協議会のメンバーにとっては、何よりの宝でした。

 

少し早いですが、『素敵なクリスマスプレゼントをいただいた』感じです。

 

 

 

 

終了後、最寄り駅で意見交換をしながら食事をし、さらに週末までに各人が感想をまとめ、N区会長に送付をさせていただきました。

 

私は、このような形で、各自治体が創意工夫しながら介護支援専門員の資質向上に取り組みつつ、同時に横連携を図りながら『オール東京』の視点を持つことは、とても大切だと感じています。

 

そして、師走の慌ただしい中、報告会見学に快く対応していただいたN区協議会の皆さま、そして、時間を調整しながらも見学参加してくれた当区協議会のメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

地味にみえるかもしれませんが、一歩ずつ、様々な活動を知りながら、当区なりの『主任ケアマネジャー協議会』を育てていく。

 

そして、それが地域の発展に貢献できれば良いなと感じています☆

 

皆さまの地域は、介護支援専門員として、主任介護支援専門員として、主体的に取り組みをされていますか?


2019-12-13 22:52:00

訪問をありがとうございます。

 

今月に入ってから、週4日は様々な場所での忘年会や懇親会に参加をさせていただいている私ですが、皆さま、師走を感じながら過ごしておいででしょうか?

 

今日は、精神障がいの支援活動を行っている法人、『おあしす福祉会』さんの忘年会に参加をさせていただきました。

 

・・・というわけで、今日は、江東区で38年活動を続けている『おあしす福祉会』さんから学んだことを書かせていただきます。

 

 

 

 

時代の過渡期のせいか、今、精神疾患にかかる方々はとても多いです(100人に1人は統合失調症リスクがあると言われているくらい、誰がなってもおかしくないくらいに増大しています)。

 

そんな中、障がい者手帳を持っている方が社会復帰できるよう、当区で就労支援を行っているのが『おあしす福祉会』さんです。

 

就労支援では、精神障がい者手帳をお持ちの方々が、子ども達に木のおもちゃを作って販売したり、お弁当を作って地域に配達したり、リサイクルショップ経営をしています。

 

この法人、今年度合言葉は『地域に出ていこう!』です。

 

閉鎖的環境を打破して、自ら地域に積極的に関わることで、誰もが住みやすい地域をつくる☆

 

そんな素敵なおあしす福祉会さん。

 

私自身は、一昨年度から冊子をきっかけに仲良くなり、その後、インタビューや包括職員さんとの橋渡しのお手伝いをさせていただいたり、サービスBのお弁当を頼んだりして親睦を深めさせていただいていますが、そんな関係で参加した忘年会では、結構な比率で、知り合いの方々と出くわしました。

 

 

 

 

同じくサービスB仲間のOさん、東京都中小企業家同友会のお仲間の方、当区も関わりながら主催している『地域クラウド交流会』のラジオ体操をしてくださっている方、社会福祉協議会ボランティアセンター等にも関わっておられる方、社会福祉士会の江東支部の方々、障がい児とその親とゴスペルを行っている団体の方、そして包括の方etc

 

私自身、当社を開業したきっかけが『地域包括ケア構築を通じて、誰もが居場所と活躍の場を持てる社会をつくりたい』と考えていたので、ケアマネ事業が安定してから地域活動に協力を始めて5年。

 

その間にたくさんの方々にお会いし、本当に素敵な縁を紡ぐことができたと同時に、たくさんの角度から地域を考える機会をいただき、人とのつながりの面白さを満喫していましたが、今日も、その嬉しさに触れることができました。

 

 

 

 

ここで感じたこと☆

 

本当に地域を考え取り組んでいる方々は、みんな『つながっている』ということ。

 

そして、忘年会など広域交流会の中で、その輪をさらにつなげていくということ。

 

おあしす福祉会さんは、法人の理念通り『お互いが安心してしあわせを手にできるすてきな町に』を具現化されています。

 

本当に素晴らしい会でした。

 

 

 

 

で、私は包括の方と催し物の間ご一緒させていただいたのですが、そこで、『私たちは、介護保険の枠にとらわれている場合じゃないよね』という話をしました。

 

介護保険のルールに縛られ右往左往したり、書類に追われて相談援助や地域に出ないで書類にとらわれていること自体が違うでしょう・・・と。

 

もっと、地域に積極的に出ていき、高齢者の枠を外して地域と関わりを持ちながら、包括的に地域を捉え、福祉を考える視点が必要だよね、という話をしました。

 

つまり、『制度のためのケアマネジャーではなく、地域のためのケアマネジャーでありたい』ということです。

 

ちょうど今週水曜日に、N区の主任介護支援専門員協議会の会議を見学させてただいたりしながら、『ケアマネジャーは介護保険制度を超えたまちづくりをすることが大切で、そのために全体ボトムアップを地域で取り組んでいかないとね』と区内の主任ケアマネ協議会の仲間と話していたのですが、その気持ちをさらに強める機会をいただいたと思います。

 

一歩ずつの取り組みではありますが、いつか地域のケアマネジャーが『制度』という縛りから少し視野を広げて、『地域』という視点を持ちながら、『このまちで暮らす〇〇さんを支援する』という視点も持ってくれることを願っています。

 

今日はまとまりのない文章となりましたが、明日は、午前中で仕事が終わるので、水曜日に見学に行ったN区の主任介護支援専門員協議会の様子を書かせていただきたいと思います(覚えていたら!)☆

 

皆さんの地域では、ケアマネジャー・主任ケアマネジャーは団結して、地域を向いて活動をしていますか?


2019-12-08 18:39:00

訪問をありがとうございます。

 

一昨日の『地域交流サイト制作交流会』ですが、おかげさまで大盛況の中、滞りなく終えることができました。

 

改めて、ご参加いただいた方々、ご協力をいただいた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

それと同時に、今後は、規模を小さくしてでも、定期的に団体ごと、課題ごと、団体と地域企業など、交流機会を設けていきたいと思いました。

 

 

 

 

さて、以前から私は気になっていることがあるのですが、それは、地域ではたくさんの『ボランティア養成講座』のようなものを開催しているのですが、そこから、実際の活動に紐づいていないということです。

 

それもあって、サイトという形で一人でも多くの人が、地域活動を通じて自分に合った居場所を持つことができるよう、布教を行っているのですが、これはなかなか難しいところでありまして☆

 

調べただけでも当区では3つの期間で『ボランティア養成講座』を提供しており、そのうち2つは『60歳以上限定』となっています(緑化やまちづくりなど各分野のボランティア養成講座を入れると、相当数の講座があります)。

 

これ、どうにか年齢の撤廃をして、子どもから高齢者まで一緒に学べる機会を持つことができるよう発展しないかなぁ~、と、勝手な願望を持っています。

 

 

 

 

といっても、現在取り組んでおられる方々を否定するものではありません。

 

むしろ、各々の取り組み機関にお話をうかがうと、それぞれが素晴らしい理念と目的意識をもって、取り組んでおられます。

 

ただ、単純に行政主導になると、どうしても年齢や分野別の講座(縦割り)になってしまうので、致し方ない部分があるのですが、これを『仕方ないよね』で済ませるのではなく、対抗勢力をつくって反論するではなく、何とか講座受講者自身が主体的に、活動の担い手に発展するような仕掛けをつくっていきたいと思うわけで。

 

それを実行するために、サイトを構築したのですが、これだけでは不十分で、サイトと交流会と紙ベースの機関紙が必要ということを、改めて実感しています。

 

まずは、区民の声をパブリックな場(サイトや交流会)で集約する。

 

そして、それをもって、区議会議員や行政に新たに『縦割りの行政機関をつなぐ課』というものを提案しようと、勝手に目論んでいます。

 

それは、当区で言えば『地域振興部』と似ているかもしれませんが、地域の子ども、障がい(児)者、元気な人、高齢者など皆をつなげ、さらに防災やまちづくり等も含めて掛け合わせるという、『人とコトをつなぐ課』というイメージです。

 

 

 

 

実際にこれを実践している市区町村はあるので、当区でもできないわけはないと思うわけで。

 

縦割り行政でいる限り、どんな物事も行政主導になってしまい、点の活動から抜け出すことができない。

 

これが、全体を見据えたまちづくりができずに、行政に責任の所在を求めてしまうという、スパイラルが生じてしまっている。

 

別に、行政がどうこうとか、区民がごうこうというわけではなく、『そろそろ横軸を通す機関があってもよい』と思うのですよね。

 

 

 

 

私自身、高齢者の支援に対応しているため、マニアックな情報になりますが、2年前から政府は全保険者に順位をつけ、『地域包括ケアシステムに積極的に取り組んでいる市区町村には、インセンティブ交付金を与える』ということを始めています。

 

で、61項目を読んだのですが、結論から言うと、政府の作った点数を上げるための取り組みしかしていない自治体は、地域包括ケアシステムの完成ができないと、私は感じています。

 

なぜなら、取り組みに全体像が示されていないから。

 

そして、行政だけで課題を解決しようとしているから。

 

福祉部の担当者が、各項目を関係機関で割り振り、縦割りのままで対策を創り取り組んだところで、その全体像は地域包括ケアのゴールには程遠いだろうと感じています。

 

本当に必要なのは、行政が区民に対して『希望(描いているビジョン)』を語り、その解決策を示しながらポジティブな内容を広めること。

 

説得ではなく、『互いに協力した方が自分達にとって有効なんだよ』というメリットを示し、議論するための場を提供すことだと思っています。

 

つまり、行政書士事務所主導ではなく、区民を上手に巻き込みながら、一人でも多くの人に『自分事化』してもらいながらまちづくりに取り組むことが重要なわけで。

 

そのための丁寧な布教活動が、一番今の行政には求められていると感じています。

 

 

 

 

地域活動やまちづくりに関わっていると、一番聞く言葉が『まちはみんなつながっている』です。

 

子どもから高齢者まで、障がいの有無も含めてつながっている。

 

だからこそ、全体を俯瞰して現状を把握し、その中で最適の方法を考えていく必要があると感じた交流会でした。

 

そして、行政がそれを取り組めないのであれば、民間の柔軟さで、まずは成功事例をたくさんつくっていこうと考えています。

 

これからも皆様のご協力をいただきながら、楽しく取り組んでいこうと思っていますので、何か良い案があれば、どしどしご連絡いただけたらと思います(最後は他力本願で終わる私)☆


2019-12-05 22:54:00
いよいよ始動☆

訪問をありがとうございます。

 

今年後半は、サイトの更新をあえてしないことを選択した私ですが、皆さま、元気にお過ごしでしょうか?

 

師走ですねぇ。

 

 

 

 

先月半ばから、地域交流サイトのオープンに向けて、交流会を企画し呼びかけをしていたのですが、それが、いよいよ明日に迫りました。

 

告知期間が1月弱にも関わらず、90名弱の方々に出席の連絡をいただき、本当にありがたい限りです。

 

今まで、事業方針として、地域包括ケアシステムの具現化のためにケアマネ事業所を開設しましたが、それは全て仲間の職員に権限譲渡するので、明日の交流会以降、私は地域づくりの事業に専念します(ケアマネは1名残して春までには担当変更予定)。

 

…というわけで、明日の交流会時に配布する予定のチラシを添付しますhttp://bit.ly/tetote2019

 

※明日の交流会後は、ちゃんとしたデータで改めてアップさせていただきます。

 

 

 

 

地域づくりは、行政や専門職にお任せではなく、そこに住んでいる人達が創りあげていくもの。

 

さぁ、明日は想いが通じるように、そしてその後の事例発表とグループトークが盛り上がるよう願いながら、サイトのインタビュー記事入力に戻りまーす。

 

【追記】

このチラシ、私がパワポで文章を羅列し送付したところ、すぐに、こんなセンスあるチラシに作り直してくれたIさん。

 

いやぁ、デザイナーってスゴイっす☆


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