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2019-07-17 07:24:00

訪問をありがとうございます。

 

昨日は、午後から子育て支援の勉強会の団体が当事務所を使用したのですが、そこでステキな出会いとたくさんの視点をいただく出来事がありました(月1回、15時から20時まで勉強会を行っています)。

 

その前に12時半過ぎから主催者の知人を交えて、とても発展的な話をしました。

 

本当に楽しかったので、明日改めて書かせていただきますね。

 

いつも感じるのですが、私はつくづく幸せ者です。

 

・・・というのも、私にとっては人間関係が生きていく上での一番の財産なのですが、出逢う方全てにたくさん好奇心が刺激をいただけるからです。

 

人間関係の面白いところは、気持ちの通じる人とは自然とご縁が長く続きますし、そうでない人とは、自然とご縁が薄くなっていきます(これを私は浄化作用と呼んでいます)。

 

そして、これは最近気付いたのですが、大切にしているものが同じ人は、自然と縁が深まる傾向になると感じています。

 

いやぁ、人との関係って、本当に素晴らしいです☆

 

 

 

 

さて、私は3年近く前から、経済ニュース有料サイトを利用しています。

 

これは、私自身が社会保障オタクであり、日本の経済やビジネスの様子、世界情勢などに疎いためです(でも世界情勢には興味があるのです)。

 

実際に利用しているサイトは、様々なニュースをピックしているほか、それに対してユーザーからのコメントを掲載しています。

 

そこで、ニュースを読みつつ、ユーザーからのコメントを観察・分析して、世間様のニュースに関する感度や興味の尺度を測っています。

 

つまり、『今、世界では何が起こっていて、世のビジネスマンはそれをどう捉えているのか?』ということを、コメントを読むことで理解したり、記事とコメント数から、どんな記事に興味を持たれているかなどをチェックしているのです。

 

まぁ、そもそもが『経済をもっとおもしろく』というキャッチーで運営しているサイトなため、政治や経済に興味のある方が多く、コメントレベルも高いのですが、補足説明やソースのリンクを貼ってくれる人が多いので、それを読んで勉強したり、Wikipedia先生やグーグル翻訳で意味を調べたりしながら読んでいると、本当に楽しくて仕方がないのです♪

 

そして何より、自分自身の考え方の視野が広がったり、点と点のじょうほうを繋いで面にしていくことが、何よりの喜びです(さすがオタク!)。

 

 

 

 

数年前に読んだ本で『正しい課題を立てるためには、状況を正確に洞察し、批判的思考の視点を持って、過去を参考にしながらより善い社会となるための課題を立てることが重要』と書いてあり、それだけはなぜか忘れることができずに実践しています。

 

迷ったときは様々な哲学をパラパラみて、先人の思考を用いながら考え抜く。

 

この繰り返しを毎日毎日行っています(どこまでも妄想したり考えることが好きなのです)☆

 

で、興味のある勉強って、わかり始めると本当に楽しいじゃないですか。

 

そんなわけで、夜な夜な、あーんなことや、こーんなことを考えながら、『うふふ♡』と一人笑いしている私です。

 

皆さんは、どんなことに興味を持ち、どんなことに時間を割いていますか?


2019-07-16 07:20:00

訪問をありがとうございます。

 

今回の連休は研修お手伝いや資料つくりに追われていたため、連休ぼけは回避できました。

 

もし、これをお読みの方で、『やべぇ!連休呆けした!』という方がいたら、下記サイトをお読みください。

 

あまりの馬鹿さ加減に抱腹絶倒気持ちはリフレッシュでき、仕事に集中できること請け合いです☆

 

https://newstopics.jp/url/7092060

 

※“イケメンおっさんに”~のサイトです。日刊SPA!というあたりで、なんとなく書かれている内容が予測できるかもしれませんが、私はこの記事を満員電車で読み、吹き出してしまいました・・・。

 

 

 

 

さて、少し前に、年金に関係するニュースが世間を騒がせていましたが、とある記事で、『そもそも国民年金と厚生年金の違いを理解していない人が多い』という内容を読み、驚きました。

 

そして、さらに驚いたのが、『厚生年金加入者は、年金加入することで損をしている』ということを知らない人が多いという記事です。

 

そんなわけで、今日は年金について書かせていただきますので、興味のある方のみご覧ください。

 

 

 

 

まず、国民年金についてですが、これは加入した方がお得な制度で、払う額と受け取る額を誰でも簡単に計算することができます。

 

2019年は月額1万6410円支払い、受け取る額は月額6万5008円です。

 

20歳から加入して40年間かければ支払い総額は787万6800円。

 

平均余命から、男性19.57年、女性24.43年で試算すると、男性は約1500万円(1.9倍)、女性は1900万円(2.4倍)受け取ることができます。

 

これはお得ですよね。

 

 

 

 

一方で、厚生年金は、報酬月額の18.3%を個人と企業で折半する仕組みとなっています(上限報酬63万5000円)。

 

で、ですね、労働政策研究・研修機能の調査によれば、大卒男性が新卒入社し60歳定年までフルタイムで正社員を続けた場合の、平均的な生涯賃金は約2億7000万円(退職金除)となっています。

 

それに伴う厚生年金の保険料総額は、約4900万円です(個人負担と企業負担合算)。

 

一方で、厚生年金の平均受給額は、男性で16万5668円(2017年)で、国民年金と同じ計算(19.57年)をすると、受給総額は3900万円になります。

 

つまり、1000万円くらいの損になるわけです。

 

これ、内閣府経済社会総合研究所での研究会で、鈴木亘氏らがまとめた論文では、2000年生まれの若者は3720万円の損失、1990年生まれの30歳は3450万円の損失、1980年生まれの40歳は2940万円の損失になると書いています。

 

http://www.esri.go.jp/jp/archive/e_dis/e_dis281/e_dis281.pdf

 

つまり、『厚生年金は損をしている』ということなのです(この事実に気付いていない人が多いのは、“ねんきん特別便”が、個人負担分しか記載していないからでしょう)。

 

そして、損をした分のお金はどこに消えたのかと言えば、『年金財政の補填』に回されているわけです。

 

なぜ、厚生年金だけ損をする仕組みになるのかと言えば、国民年金は計算がしやすいが、厚生年金は計算が複雑で損得がわかりにくからと言われています(国民の不満を抑えたいから、取りやすいところから取る)。

 

 

 

 

このように、現在の日本の年金は賦課方式で、現役世代が拠出した保険料が高齢世代の年金として支払われる形を取っています。

 

だから、『年金は子どもの世代から親世代への仕送りなんだから、損得で考えることはケシカラン!』と思う方もおられるかもしれません。

 

でもね、ご批判を承知で書かせていただきますが、私は今の中高年以上の世代が今後の若い世代の希望を奪っていると感じています。

 

なぜなら、賦課方式の年金制度は、現役世代の拠出した保険料が高齢者世代に支払われるため、少子高齢化が進むにつれて、現役世代の負担が重くなり、いずれは年金制度そのものが破綻することが目に見えているからです。

 

年金制度の真の課題は世代間格差だと、私は感じています。

 

若い世代は、このシルバー民主主義という仕組みを知っていて諦めているから、たくさん税金を取られても、収入が低くても文句も言わない。

 

が、反面、結婚をしない・出産をしないという形で、彼らは彼らなりのリスクを取っているわけです。

 

少子化が始まった時に出産をしなかったのは、就職氷河期からバブル世代の人間で、その対策を打たなかったのは、それ以上の年齢の方々です。

 

彼らが積極的に選挙に行かないのは、どう頑張っても高齢者の投票数には勝てないことが分かっているからです(20代1250万人、70代1650万人で、現在70代の投票率は71%。20代がこれに追いつくには93.7%の投票率が必要)。

 

事象だけみると、『今の若い子は自分の楽しみばかり優先してケシカラン』に見えるかもしれませんが、決して彼らは利己主義で、企業に就労しないわけでも、結婚しないわけでも、出産しないわけでもないのです。

 

現在の日本に未来を見いだせないから、将来に対しての投資はできない。

 

シンプルにそんな理由なのです。

 

 

 

 

私は『今の高齢者はズルイ!』とか、『若者がかわいそうだ!』とか、そういう感情的な部分でこれを書いたのではありません。

 

高齢者が悪いわけでもなく、若者がワガママなわけでもなく、単純に仕組みの問題なんです。

 

だからこそ、年金について、そして今の医療保険や介護保険について、いい加減、根本的に見直す時期に来ているのではないかということを言いたいのです。

 

それは『厚生年金VS国民年金』とか、『高齢者VS若者』という二項対立ではなく、全世代にとってどういう方法がよいかの全体最適の視点で考えることが、とてもとても必要だと思うわけで。

 

これらを、『どうせ国の考えることだから』と思考を放棄するのではなく、一人ひとりが、どうすれば持続可能な社会保険を構築できるのかを考えることが必要だと思うわけで。

 

そんなことを考えながら、目の前に溜まった仕事から現実逃避している私でした☆


2019-07-15 07:31:00

訪問をありがとうございます。

 

5月の連休以来、久々の連休となりましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

 

私は、昨日、これからの社会について、サイト構築を交えながら真剣に考えていました。

 

まぁ、私ごときが真剣に考えたところで、社会が大きく変わるとは思えませんが、それでも何もしないよりはましかなぁ~なんて思いながら思考していたわけで☆

 

※今日の更新内容は、介護保険に関わるめちゃめちゃ面倒くさい内容なので、興味のない方・お忙しい方はスルーしてくださいませ。

 

 

 

 

さて、何度も書いていますが、私は『本来の人が持つ善意を最大限引き出した社会とはどんなものか?』に興味があり、『その善意を次の世代につなぐこと』を目標としています。

 

会社を興したのも、それがきっかけです。

 

そのため、ケアマネジャーという職業を社会に認めて欲しいとか、そこで儲けたいとかで起業したというわけではありません。

 

そうではなく、この業界にいる中で、断絶され孤立化した社会に本気で危機感を感じていて、地域包括ケアシステム(今は共生社会)構築を『お互いさま』で育んでいきたいから開業した、というのが始まりです。

 

そんなわけで、決して『私、ケアマネジャーという仕事にすごくやりがいを感じているんです!(キラキラ)』みたいなものは、ありません。

 

社会全体のお互いさまをつくる事業に取り組むために、ケアマネジャーの事務所を開設した、という感じなので・・・。

 

そして、ケアマネジャーという仕事に就いているからには研鑽することは必要と感じていますが、『何が何でもケアマネジャーという地位を社会に認めさせるぞ!』みたいな気概はありません。

 

ケアマネジャーの社会的地位向上に向けて取り組んでいる方々を尊敬していますが、個人的には、社会が良くなるためであれば、ケアマネジャーには固執していないという考えです

 

また、私が職能団体や区の活動に貢献しているのは、税金というものをいただいて事業を行っているため、そのお返しです(なぜお返しかは長くなるので割愛)。

 

で、計画から8年、開業から6年目にして、ようやく想いと時代がマッチして、本格的に活動できる時期と機会がきました☆

 

そんなわけで、前置きが長くなりましたが、今日は、『どうして善意とかそういうものを次世代に繋ぎたいと思ったのか?』と、『どうすればそれが実現できると思っているのか?』について、書かせていただきます。

 

 

 

 

そもそも人が生きる意味って『次の世代にらせん状に進化を繋いでいくこと』だと私は思っています。

 

これは、いわゆるテクノロジーの進化とか、そういうハード面だけではなく、精神的な意味も込めて、です。

 

介護の業界に入ったきっかけは、高校3年生の時に顧問から勧められたからという、なんとも締まりのない理由ですが、2年間短大で学び、3年間老人保健施設で就労した後、介護保険が始まりました。

 

この介護保険制度(もとい、新ゴールドプラン)、始めてその趣旨等を知ったときは、『次の世代にらせん状に進化を繋いでいくこと』の具現化を期待していた私です。

 

しかし、どうも議論が進むにつれ、本質と離れていく傾向が強くなっていると感じたわけで。

 

初めに感じた違和感は、『何で保険事故に使うものを“サービス”と表現するのだろう?』という疑問でした(対等感を出すためと言うことですが、これは今でも私の中では腑に落ちていません)。

 

そして、次に感じた違和感は、亀井サンの『家族がいる人は家族が介護することが正しい』という理由で、生活援助が家族のいる世帯から外されたことです。

 

保険だから必要な支援を行うという考え方は分かりますが、本来の目的が『社会的入院』を減らすために創られたとするのであれば、何か矛盾してないか?と感じていて。

 

核家族化して、さらに共働きで介護をする人がいないから社会的入院が増えているのに、『家族がいるから』という理由で介護保険の利用に制限をかけたら、本末転倒だよね、と思ったわけです。

 

 

 

 

そんな疑問を抱きつつ始まった介護保険ですが、『走りながら創っていく』と言うだけあって、まぁ~、たくさんの迷走をみせてくれました。

 

とはいえ、これは国だけの責任ではありません。

 

細かい内容は割愛しますが、要は『サービスという名前で民間導入を進める→人口構造から儲かると思った企業が参入→制度の弱点を突いて利益を拡大→思ったよりも給付率の伸びてしまった状況に国が規制と報酬単価減額→運営の厳しい企業は、さらに網の目をくぐってくる→国のより厳しい規制と報酬単価減額』が続くわけで、結果、介護保険はツギハギだらけのヘンテコなルールがたくさんできてしまいます。

 

そして、現場は『それおかしいだろ!』と思っても声を挙げる術もなく、また、声を挙げる努力も怠ってきた部分があると、私は反省しています。

 

そんなわけで、介護保険創設から10年目で、私は『あぁ、このままこの制度で働いていても、大局的に社会へ貢献はできない』と、現状の介護保険制度ではなく、それ以外の社会全体に対してのアプローチを考えるようになりました。

 

 

 

 

そして、改めて真剣に『どうしたら今後の社会が良くなるかなぁ~』と考えた時、日本人の超孤立化と過剰な国家依存気質を変えない限り、どんな制度を創っても、どんなに公費や保険料をつぎ込んでも、きっと根本解決には至らないと思いました。

 

で、考えた結果、国が地域包括支援センターを創ったときに本来想定していた『軽度者の総合事業移行』が進められるので、その時に、軽度者(と呼ばれる方々)を地域住民がお互いさま精神で助け合うことができれば、多分恐らく現在の介護保険に関する課題は、ほぼ解決すると考えたのです。

 

現代の社会では共同体を構築する術は地縁が最適で、地域住民が必要に駆られてでもつながりを再構築することで、国のシステムに対する過剰な依存は軽減し、地縁が育まれれば安心できる居場所が持てる(向こう三軒両隣の緩いバージョンです)。

 

これに、現代のテクノロジーを絡ませて、リアルとデジタルの両面から緩やかな縁を育むことができれば、孤立化した状態からでも大きな負担なく、人々の精神的安心は確保できるのではないかと思ったわけです。

 

また、(いわゆる)軽度者が介護保険から外れれば、介護報酬単価は上がると思ったのです(1,000円を100人で分配するより、1,000円を10人で分配すれば、一人あたりが得られる単価は上がるよね、という考え)。

 

つまり、棲み分けをすることで、地域は地縁を通じて人の精神的安心感と治安を向上し、介護専門職は浮いたお金で報酬単価を上げることで待遇改善が図れ、本当の意味で専門性を発揮できるのではないかと思ったのです。

 

 

 

そんなわけで、2年かけて会社を円満退職し独立したわけですが、初めは、地縁づくりに参入する部分で、試行錯誤ばかりしていました。

 

開業当時直近の包括にいた主任ケアマネさんと、4年前に知り合った地域のWさんとの出会いがなければ、私は多分、ここまで地域活動を進めることはできなかったと思っています(そのくらいひどい迷走っぷりでした)。

 

そのほか、皆さんにたくさん助けていただきながら、ここまでやってくることができました。

 

本当にありがたい限りだなぁ~と思うし、私はついていると思っています。

 

というわけで、今週から、サイト構築に向けて本格稼働し、7月下旬からは取材をガツガツ進めていきます。

 

2025年まであとわずかですが、できることを精一杯進めていきたいと思いますので、これからもご協力のほど、よろしくお願いいたします☆


2019-07-14 08:11:00

訪問をありがとうございます。

 

昨夜帰宅後、久々に夫と長女を観察していて、びっくりする場面に出会いました。

 

・・・というわけで、今日は、夫と長女の話を書かせてください。

 

 

 

 

昔から長女は夫の趣味をマネする癖がありました。

 

3歳の頃は夫と『8時ダヨ!全員集合!』を観てハマり、クリスマスや誕生日プレゼントはドリフのDVDを希望するほど毎日観たり、小学校に入ると、夫と一緒に深夜のプロレスを観るようになり、『国立競技場に行きたい!』と言うくらい夫と何でも共有し、二人で楽しく毎日を過ごしていました。

 

 

 

 

その夫の後を追っかけていた娘との関係が逆転したのは、長女が小学校4年生くらいの時です。

 

ある日、帰宅すると、夫と長女がEXILEのダンスを『完璧』に踊っていました(あ、夫と長女は運動神経が抜群に良いのです)。

 

・・・皆さん、想像してください。

 

クタクタの状態で家に帰り、居間のドアを開けた瞬間、二人が満面の笑みでダンスを踊っている姿を・・・。

 

 

 

 

その姿が、あまりにも楽しそうで、帰宅直後にも関わらず乱入した私☆

 

その結果は・・・全く踊れませんでした(気持ちはついていけたけど、身体がついていかなかった・・・)。

 

その後、こっそり練習を重ねて、少しだけ踊れるようになったので、長女と夫を誘ったら、

 

『 も う 興 味 な い ん だ け ど ・ ・ ・ 』

 

と言われてしまい、関心がまたプロレス観戦に戻ってしまっていた二人でした。

 

 

 

 

そして、あれから2年近くが経ち、そんな出来事すら忘れていた昨夜、私はもっと恐ろしい姿を目にすることに・・・。

 

入浴後、居間に行くと、夫と長女が

 

 

 

 

満 面 の 笑 み で K - P O P の ダ ン ス 

 

 

 

 

を踊っていました。

 

 

 

 

し か も 、や っ ぱ り め ち ゃ め ち ゃ う ま い 。

 

 

 

 

いやね、良いんですよ。

 

趣味は人それぞれだし、二人が幸せならそれでいいのです。

 

そう思いつつも、43歳になる中年おっさんが、満面の笑みで少女ダンスを踊っている姿は度肝を抜かれます。

 

しかも、Tシャツに半パンです。

 

もう、本当にダンスはうまいのですが、それ以前のビジュアルに問題がありすぎだろ!!!

 

良くテレビとかで、おっさん風の男性がとても上手なダンスを披露するというお笑い芸人さんがいた記憶がありますが、正にあれを地でいっているのです。

 

そして、お笑いというのは、他人様が披露しているから無責任に笑えるが、自分の伴侶が楽しそうに披露している姿は、いろんな意味で胸がドキドキすると言うか、なんだか不思議な気持ちになってしまった私でした。

 

 

 

 

こんな夫と知り合って22年、結婚して16年が経ちましたが、私は彼の怒った姿は2回しか見たことがありません。

 

そして、けんかは一度もしたことがないのです。

 

なぜなら、彼は常に笑っているから☆

 

 

 

 

私がどんなに不機嫌で彼に当たり散らしても、独りで自分の世界にこもっても、突然思い立って『旅行に行こう!』と言っても、マシンガントークをしても、いつもニコニコしています。

 

彼は幸せ感度が高いのだと思うのですが、どんな出来事の中にも楽しさを見つけ、そこに気持ちをフォーカスして楽しむことができるのです。

 

その後、こんな人がいるから私は今の活動を行えるんだなぁ~と、長女から『お父さん!もっと笑顔で!!!』と指導されている夫の姿を見ながら、なんとも言えない感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

そしてそして、私は良いお母さんとか良い妻ということは全くできていませんが、自分の描いている夢を追いかけていて、それを『あ~、そういう世界いいねぇ。陽子ちゃん頑張ってね』と言ってくれる夫や、長男・長女・次男に支えられて、様々な活動を続けることができているんだなぁ~、と、改めて感じました。

 

そして、夫に感謝の気持ちを伝えると同時に、『ぎっくり腰だけは気をつけてね』と言った私でした☆


2019-07-13 07:38:00

訪問をありがとうございます。

 

今日はお昼から職能団体の中規模研修お手伝いがあります。

 

三鷹という地域で、決して自宅からは近くはない…というか2時間近く片道にかかるのですが、受講者の方々が満足できる研修となるよう、裏方を精一杯務めたいと思います。

 

 

 

 

さて、昨日、介護保険の次期改定に伴う内容を整理しましたが、そもそもの介護保険の財源について、皆さんはどのくらいご存じなのかなぁ~、という疑問にぶち当たりました。

 

・・・というわけで、今日は、介護保険の財源について少し書かせていただきます(昨日は詰め込みすぎたので、今日は軽くまとめます)。

 

 

 

介護保険について一番心配されているのは、団塊世代が75歳以上になる2025年までに、介護費用が急増しないよう整備できるかです。

 

じゃあ、実際の介護保険の財源はどうなっているのか?というと、国(25%)、都道府県(12.5%)、市町村(12.5%)、65歳以上の方(23%)、40~64歳の方(27%)という負担で成り立っています。

 

ざっくり書いてしまうと、『50%は税金、50%は保険料』というわけです。

 

で、ですね、何が悩ましいって、高齢者が急増したわけではないのに、介護保険の総予算(自己負担含む)は、16年の間に介護保険創設時の3倍に膨らんでいるのです。

 

※制度創設時の2000年は約3.6兆円だったのが、2016年度には10兆円程度まで増えています。

 

たった16年でこれだけ増えてしまい、さらに段階の世代が75歳以上になり介護保険利用リスクが高まったら、とんでもないことになる…というのが、現在の国の見立てです。

 

 

 

 

実際、65歳以上の高齢者が担う保険料も、2000年には2,911円だったのが最新では5,869円にまで高まっています。

 

これが基礎年金(概ね5万円)から天引きされるのだから、そりゃあ高齢者は『保険料高っ!!!』となるわけです。

 

しかも、医療保険は利用者数が多いですが、介護保険については、実際に利用している人の割合が65歳以上の高齢者の2割と言われています。

 

そのため、残りの8割および40歳以上の給与から天引きされている方々からしたら、『これ以上負担するのは苦しい!!!』という意見が出るのも、ある意味当たり前なわけで。

 

そのような現状があるため、国は(安直だと思うのですが)『入りを増やせないなら、出を抑えよう』というわけで、毎回『報酬改定』の度に変なからくりで事業所への報酬が低くなるよう操作してきたわけですね。

 

 

 

 

そうすると、今度は介護職員が『やってらんねー』と、どんどん辞めていくわけで。

 

事実、一般企業で『寿退社』という言葉はあると思いますが、介護業界では男性が『寿退社』をするのです。

 

なぜなら、介護の給与では結婚後に生活をしていけないから(昔は看護もこんな体制だったから女性が多かったのだと感じています)。

 

介護の仕事に嫌気がさして見切りをつけるならともかく、介護の仕事自体は好きなのに、待遇面で折り合いがつかず辞めていく職員を何人もみてきました。

 

そんなこんなで介護職員は需要と供給のバランスが明らかに狂ってきたので、『介護技能実習』という名目で外国人労働者の受け入れ等もしつつ、介護職員については処遇改善を大幅に行うこととなったわけです。

 

 

 

 

こんな状況で、これから団塊の世代を迎え入れる準備に入るのだから、そりゃあ国も大変だと思います。

 

なにせ、今までなぁなぁで見て見ぬふりをしていたツケが、ここに来て一気に噴出したからです。

 

介護職員の処遇改善は消費時増税分で補填するにしても、それ以外に上昇する保険料はどうしよう。

 

…というので、出てきた案は、これまで何度も遡上された『40歳以上の保険料納付開始年齢の引き下げ』と、『利用者負担割合の見直し』です。

 

同時に、『そもそも使えるサービス体系の見直し』も必須となると思います(ここで軽度者の総合事業移行が関わってくるわけです)。

 

 

 

 

一方で、今までも議論に上がる度に整合性がとれず悩ましい部分として、保険料納付開始期の引き下げをした場合、『障害者総合支援法との兼ね合い』とか、『共助なのに、利用できない若者に負担を強いるのはどうなのか?』とか、『社会保険であるが故に企業も半額負担するようになるが、その部分の負担をどうするか?』とか、色々な反発が予測されるわけで。

 

私自身、給付がどんなに上がったとしても、現在の若者と高齢者の試算や収入を比較すると、これ以上若者に負担を強いることは反対です。

 

そして、しつこく書いてしまいますが、現在40歳以上の方々が(強制的に)保険料を納付していますが、実際に利用している人は、高齢者の2割です。

 

そして、残念なことに『介護保険があって良かった!!!』という声よりも、『介護保険事業所不正発覚!!!』のニュースの方が国には多く挙がっており、それらを考えると、より一層給付に対しての目は厳しくなるのは当然と思えてきます。

 

そしてなにより、現段階で保険料や利用者負担割合に真っ向から向かい合う姿勢を、閣議決定や審議会部会では見せていないのです。

 

またしても先延ばしにするのかと思うと、本当にいい加減にして欲しいと思います。

 

 

 

では、そんな状況の中で、ケアマネジャーはどうやって自分たちの地位と報酬を向上させたら良いのか?

 

これについて書いてみようと思ったのですが、またしても長文になってきたため、いつか改めて書かせていただきます。

 

もう少ししたら、三鷹に向けて少し早いけど出発しなきゃ!

 

研修会場でぼーっとしている私を見かけたら、声をかけてくださいませ☆


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