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訪問をありがとうございます。
昨日は一般社団の事務所を一日、地域の団体にお貸ししたのですが、いつもながら元気な笑い声に溢れていました。
作業をしながらおしゃべりを通じて、地域の情報交換をしたりストレスを発散したり疑問を解決したりetc。
これは月2回の活動だから、無理なく継続できるということも納得。
そして、ほとんどの方が複数の活動に参加されており、それぞれの知識や学びを交換しているという部分にも「サスガ!」と思いました。
こういう場が地域にたくさんできて、笑顔溢れる地域になれば素晴らしいですね☆
さて、今日は地域活動やボランティアの話ではありません。
先週訪問をさせていただいたご利用者と話していたのですが、「2020年に日本は他国より早く5G(ファイブジー)が導入予定だから、色々なものが便利になるね」という話をさせていただきました。
ちなみに「G」は「Generation(世代)」のことです。
テクノロジーの話になると「いやぁ~、私は苦手だから!」とか「理解できない!ムリムリ!」という方は多いのですが、実はとても滑らかにテクノロジーの進化は進んでいくと私は考えています。
特に日本人は、伝統とかより便利さと楽しさ、そして周囲との足並みを優先する国民性があるらしく、新しい物事を導入するにはとても都合が良いそうです(最初の流行りの突破口さえうまくいけば、後は自然に浸透できるから)。
で、5Gの話に戻りますが、これが実現するとどうなるかというと一番有名なのは「通信速度が100倍速くなる」こと、そして「容量が1000倍になること」ですね。
私たちの実感で言えば、パソコンやスマホでグ~ルグ~ル回っていたわっかのもどかしくさが、かなり緩和されます。
GPSなんかも数ミリだか数センチずれ程度の正確さが保てるとのこと。
また、容量が大きくなるので、スマホ等にたくさん動画をダウンロードしておいて、通勤等時間のある時にWi-Fiがなくても観ることが可能になります(本当に嬉しい!)。
動画やアプリの取り込みも早くできることは嬉しいですよね。
会社員だとスカイプ等の動画会議がかなり便利(速度が速く画像度も高くなる)になりますし、一般家庭でもテレビ電話が当たり前になれば大半の人にとっては非言語部分もリアルに読み取れるため、便利になると思います。
更に画質については3Dは当たり前になり、さらに超高精細な4Kとか8Kが当たり前に普及して、結果、臨場感満載の映像を手に入れることができます。
5Gが導入されたら映画なんかはVR(ゴーグルみたいなもの)で観た方が良い時代が、当たり前に来るのではないかと感じています(個人的には、今のVRは重いし恰好悪いので、コンタクトか普通の眼鏡位になったら購入したい!)。
ゲームが好きな方も同様に楽しみが拡がると思います。
電車で皆がスマホをいじるのではなくVRをつけてそれぞれの世界に耽っていたら、それはそれでおもしろいかもしれません。
でも実は、一番これからの時代に活かされそうなのは「IOT(モノのインターネット)化により、全てのアイテム(道具)がワイヤレス(無線)でつながることができる」という部分です。
例えば、今のiPhoneってイヤホンの差込口がないのですが、これもスマホ内にある「Bluetooth」という機能を使っているのです(あの絡まりのイライラがないのは便利です)。
スマホとイヤホンを例にしましたがそんな感じで、何かと何かが自由につながる時代が当たり前に来るのは嬉しいですね。
見守りネットワークも当たり前にリアルタイムで確認できるし、自動車の自動運転も当たり前になるでしょうし、スマホをベースとしてつながっていたものも、別の形になるかもしれません(時計とか眼鏡とか…)。
個人の時計とかにに健康チェックを紐づけてデータを医療に繋げたら、より身体に応じた診断ができるでしょうし、キレイな画面でテレビ電話をすれば、受診のあり方も変わるかもしれません。
医師と薬局もデータで処方箋のやり取りができれば、宅配で薬の配達も可能になります。
これが進んでいけば、地方と都心の差もなくなると言われていますし。
という前置きの上で、そうなった時にどんなワクワク感が待っているかを話していましたが、いやぁ、楽しいひとときでした。
テクノロジーは進化が速過ぎて、その情報に的確に追いつくことは無理ですが、主要な部分は抑えつつ時代の便利さを享受し、上手に付き合っていきたいと考えている私でした☆
訪問をありがとうございます。
一昨日の話になりますが、土曜日に「地域限定サイト」の第1回話し合いを行いました。
2時間の中で、自己紹介で40分取り、サイト制作についての意見をいただきました。
お忙しい中皆さん調整をつけていただき、ご協力いただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!
で、今日は、地域力向上について書かせていただきます。
結論から書くと、私は今の「中央から事例を提案し地方(自治体)がそれを取り入れ、地方発展を仕掛ける」ていうやり方は、よろしくないと感じています。
社会保障費が国の一般会計で限界にきている以上、これからは補助金頼みの事業は淘汰されていくと考えています。
「じゃあ、どうすれば良いのか?」というと、「それぞれ自分達で地域の課題と対策を考え、“事業”として取り組む。スタート時にお金がなければ最初だけ国から助成を受ける」が美しいと思っています。
あくまでも地域課題や解決のための事業を担うのは民間(民間=地域の人という意味です)。
それを具現化するために、国や自治体と協力するという考え方です。
つまり「主体は国でも自治体でもなく、地域に住んでいる人」なんです。
そして、重要なのは「地域の企業とつながることで(お金を確保し)、継続可能な事業を確立すること」なんですね。
だから、どんなに良い事業や取り組みでも、自分達で資金を稼がない、国や自治体や社協などに頼らざるを得ない取り組みは、今後、厳しくなっていき、逆にNPOなどが頑張り、自力で組織を事業として展開していくところが残っていくと思います。
とは言え、全てのボランティアや活動が組織化することは難しいため、サイトを制作することで様々な組織の課題を一つでも減らすことができたらと考えています。
サイトという媒体を通じて、活動団体が活動しやすい環境を整備し、同時に住民は団体を通じて元気になり、企業は地域貢献をしていく。
このサイクルを上手に回すことができれば、今後、国がどのような方針を掲げようと、地域は安心して生活できる場になると私は信じています。
誰に話しても『リスクしかない』と言われる、地域限定サイトの運営ですが、周囲の方々に助けていただきながら、成功に向けてがむしゃらに取り組みますよ~☆
訪問をありがとうございます。
職能団体漬けの日々がひと段落付き、今日は自宅でマッタリと子ども達とイチャイチャしようと思います(午前中だけ)。
午後からは仕上げなければならない書類を片付けちゃおうと目論んでいる私です。
皆さんはどんな一日を過ごしますか?
さて、最近気になっているのが、『孤立化ってそんなに悪いことか?』ということです。
いや、孤立化することで、心身に良い影響を与えないことは知っています(そのあたりはオタクなので・・・)。
が、私個人は、“何が何でも地域とつながらなきゃいけない”とか“地域とつながって支え合うべき”という感覚はありません。
先日もご夫婦の話を書かせていただきましたが、自分で『私は自分で生きていく』と覚悟をされた方であれば、それも一つの生き方だと思うのです。
その上で、助け合いの冊子やサイトを計画しているのは、『つながりたいけどつながる方法がわからない』『自分に合った居場所や活動の場を見つけたい』という方に向けての取り組みです。
個人の持っている力というものはとても大きいと考えていて、“その力を自分が楽しいと思える方向に使いませんか”という提案なのですね。
こんなことを書いたのも、ここ数年でいわゆる『人口減少』『高齢化』が国の満喫の課題となっており、世の中の風潮が『孤立化を防止しよう』という流れになっているのですが、『(つながりを)望んでいない人まで何とかしなければ』の空気を感じるようになったからです。
そうなると、個人の自由とかではなく強制ですよね。
で、なんで、そんな状況になったのかと考えてみると、もしかしたらその原因の一つに『専門職など仕事として行っている人の良かれという“善意とあるべき論”という押し付けの圧力かもしれない』ということに気づきました。
私は国の立場にいるわけではないので好き勝手が言えるのですが、『あるべき論』ほど人をやる気なくさせるものはないと考えています。
既存の地域団体さんは『助け合いの楽しさを知ってもらいたい』という気持ちで活動しており、決して無理強いはしません。
自分自身が楽しむことを軸に、目があったら『良かったら一緒にどお?』程度のお誘いなのですね。
例えていうなら、『天照大神に対するアプローチ法』とでもいうか、笑いや楽しさで地域の方々を引き出すという方法です。
一方で、ソーシャルワークに関わる専門職や行政など仕事として行う方々は、もしかしたら無意識にですが、『説教型アプローチ法』というか、説得で地域の方々を引き出そうとしているのではないかな、ということです。
例えていうなら、顧客のリストを片手に行う『訪問販売』とでもいうか、相手が望んでいるいるいないに関わらず『お仕事ですから』と入っていく方法です。
『見守りという名の監視』、『安全確保という名の監視』、『モニタリングという名の監視』、『地域包括ケア構築という名の監視』etc。
ソーシャルワークに関わる方々は、この複雑な社会において様々な課題を持った方々に対応するため本当に大変なのは重々承知していますが、だからこそ『〇〇という名の監視をしていないか』という振り返りの視点を持つことは重要だと考えています。
つながることが目的ではなく、『個人が幸せを感じながらいきること』が目的であり、つながりはそのための手段でしかない。
介護保険を利用することが目的ではなく、『自己実現をすること』が目的であり、保険の利用はそのための手段でしかない。
どんなに忙しくなってもそのことを忘れず、自分の視点ばかりではなく相手を観察しながら主体性を引き出せる関わりをしたいなぁ~、と思った私の独り言でした。
なんか、長い独り言になってしまいすみませーん☆
訪問をありがとうございます。
今日はちょっと長くなるので、地域活動に興味のある方だけお読みください。
さて、昨日の続きになりますが、これを書くにあたって、まずは3日前の話を書かせていただきます。
とある方(Aさん)が来社してくださり、たくさんの話をさせていただきました。
Aさんは、4年ほど前から地域でご両親の家を地域に開放しており、そこで多世代交流を行っています。
子育てママの集いの場・子ども食堂・中高生の意見交換の場・高齢者の集いの場など、多岐に渡って場づくりを行っている他、町内公園の花壇を手入れする団体やまちづくりにも参画されています。
これが近隣でも有名になり、小学校から道徳の授業で話をしてほしいとか、教育に結びつく依頼も快く受託されているほか、東京都や厚労省等の視察も受けています。
そんなAさんは今年80歳になると話しておられましたが、当社までも自転車で20分かけて来られるのです。
Aさんや他の方々を見ていていつも感じるのは、“やることがある方は心身共にエネルギーに満ち溢れている”ということです。
そんなAさんから開口一番受けた言葉が『いやぁ、子ども食堂は順調すぎて、ついに50人を超える人が来るようになったんですよ』でした。
この子ども食堂は、Aさんのところに来ているボランティアさんがやりたいと言い出して始まった事業です。
その他、子育てママの集いの場は別の団体さんに場所を貸し出して行ってもらっています。
Aさんの素晴らしいところはそんな感じで、場をたくさんの方々に貸し出し、その団体同士の力を最大限活用して地域力を上げておられるのです。
まさにエンパワメント(その人の持っている力を最大限引き出す)ですね。
ここは当社と似ているので、『お互い色んな団体とつながることができてありがたい』と話しました。
その中の1つで活動費の話になりましたが、Aさんも自身の持ち出しはたくさんあるようです。
ご両親の自宅に対する固定資産税はもちろん、水道光熱費や細かくかかる費用はAさん自身の持ち出しです。
また、計上している経費について、どのくらい足りないかもざっくり聞かせていただきました。
そして、地域の人が活動をしやすくするためには、お金や人材確保の心配はなく取り組める体制つくりが大切だよね、という話になりました。
地域活動を客観的に見てみると、昔と比べて変わったのは『活動団体同士が手を組んで行うことが増えてきた』ということと、『同じような活動を行う団体同士が協力し合うこと(ネットワーク作り)が、より重要になってきた』ということです。
ボランティアが日本で浸透しないのは様々な課題がありますが、その中の大きな課題に『ボランティアなんだから無報酬』という無言の圧力が大きいのではないかと私は思っています。
そして、これからのボランティアや地域活動は最低限交通費は出す仕組みに変えていかないと、今後の地域活動継続は難しいと私は考えており、その考えをAさんも共感していただけたのは嬉しかったです。
サイトではそのあたりを団体の活性度でお金をつくれる仕組みにしていますが、これが一つの起爆剤になれば良いと思っています。
ネットワーク作りについても同様で、年代により様々な連絡ツールを活用している為、ハブ(中心)になった方々は本当に大変なのです。
郵便、FAX、メール、LINE、etc
また、中核機関から各団体の代表に流した情報は、各団体の代表がコアメンバーに伝達するため、何をするのにもたくさん時間がかかります。
例えば、何か一つを決める時はこんな感じです。
中核機関→各団体の代表に確認事項を伝える→各団体の代表がメンバーに確認する→各団体代表が中核機関にメンバーの回答をまとめて返事(これを関係団体全員に行う)。
また、決まった際は同じ手順で報告をするようになるので、一つ決めるのに大変な時間と労力を使うのが現実としてあります。
これらに対して、『ここに来ればメンバーは誰でもやり取りがみられる』という場を設ければ手間も時間もかからず、皆がハッピーになると思うのですよね。
そんな感じで、リアルで話し合って決める場、メンバーがネットを使って決める場の両方があった方が、素早く効率的に情報提供や意思決定が行えると思うのです。
そんなこんなで、地域の方々とじっくり話すことで、たくさんの課題に気づくことができるし解決方法の提案を行うこともできます。
地域の活動団体が地域のために頑張るのなら、私は活動団体のためにできることを取り組みたい。
こんな想いで現在は取組中です。
訪問をありがとうございます。
昨夜は職能団体の会議がありました。
今週は、昨日・今日・明日と職能団体の活動が3日連続であります。
参加するからには、少しでも会に貢献できるように努めたいと思います。
さて、今日は、地域活動をされている尊敬している方の話をさせてください。
おかげさまで一般社団の方も認知度が高まってきており、事務所前を通ると電気が点いているかの確認をしてくださる方が結構おられます。
集中して仕事をしなければならない時は電気を消していますが、それ以外はできるだけ中央の電気を点けておこうと思っているのですが、そうすると実にたくさんの方々が顔を出してくださいます。
で、ですね、私は地域活動に取り組まれている方々は大好きです。
何が好きかというと、『それぞれが自分の考える“良いと思うもの”に対して行動を起こしているから』なのです。
3日前は、子育て支援に取り組んでおられる方が来社され、1時間半話をされていきました。
2日前は、多世代交流と教育に取り組んでおられる方が来社され、やはり1時間半ほど話をされていきました。
昨日は、やはり地域でまち美化活動をされている方が2組お越しいただきました。
今日は朝からサービスBがあります。
これらの方々と接していて感じることは、『地域の課題を自分事として考え、主体的に行動に繋げていることが素晴らしい』ということです。
別に誰に指示されたわけではなく、強制的にやらされているわけでもない。
地域がどうなろうとそれが直で自分に影響があるわけではないのですが、それでも『地域に住む人たちが気持ちよく毎日を過ごせるために』とか、『次の世代が住みやすい社会になるために』と、自分にできることを考え行動する。
この力は本当に素晴らしいと思うし、こういう方々と交流できたからこそ、私の今後の夢が『地域で活動する人や団体を支え、その輪を地域全体に広げること』になりました。
当区は『人情のまち』と言われています。
良い意味での“おせっかい”がウリであり、そのせいか、まち全体にギスギスした感じはなく知らない人同士でも声をかけ合えることろです。
一方で、人口の拡大に伴い、少しずつ“おせっかい”が姿を消している状況も見られます。
この“いい意味でのおせっかいの輪が広がること”に向けての取り組みについて、明日改めて書かせていただきますね。