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訪問をありがとうございます。
昨夜、クレジットカードがなくなり慌てた私。
一人でオロオロしていましたが、いくら探してもなく、「どこで落としたんだろう」と考えました。
帰宅後、夫に「カードをどこかで落としちゃったー」と言ったら「俺が持ってるよ」とのこと。
先週末にポイント関係で預けたらしいのですが、全く覚えていない!
家の中では、かなりのポンコツだということを改めて実感しました。
さて、昨夜は(東京都委託)東京都医師会が主催の『東京都在宅療養推進シンポジウム』の打ち合わせがありました。
私は職能団体の紹介で登壇させていただくのですが、今年度は『病院から地域へ〜認知症やひとり暮らしでも地域で過ごすことができる〜』がテーマとなります。
座長の新田國夫先生、訪問看護・暮らしの保健室の秋山正子さん、地域住民の方、事務局、私で打ち合わせをしたのですが、そこで感じたことは「皆さん、人の話をきちんと最後まで聴き、キャッチボールをしている」ということです。
これ、当たり前のようですが、実は人の話をきちんと正しく聴くって、スキルがいると思います。
その一つが、“最後まで聴く”なのです。
大抵の人は、途中まで聞くと「分かったつもり」になり、自分の意見や思考に回ってしまいます。
が、相手を見ながら最後まで話を聴く姿勢は、それだけで話し手を承認すると同時に、受け入れ寄り添う行為になるのですよね。
そして、その後にプラスのコメントと、そこから話を広げる新田先生の技をみて感動しました。
当たり前のことですが振り返ってみて、“ながら聞き”や、“相手の話を最後まで聞かずに決めつけてしまうこと”ってあるな、と反省しました。
皆さんは、ご利用者やご家族だけでなく、職場の方々や家族の話、最後まできちんと聴いていますか?
訪問をありがとうございます。
昨日は午前中に意思決定に関する研修を受けました。
今回は基本的人権等踏まえ、ソーシャルワーク視点での意思決定についての話でした。
感想としては、私たち専門職は個人の尊厳や意思決定をどのように尊重し、本人は意思決定(自由)と責任のバランスをどのように取るのかについて考える機会を持つことができました。
包括の皆さま、ありがとうございました。
さて、今日は地域ケアマネジャーのお話をさせていただきます。
実は、昨年からとある方々と『区内に主任ケアマネの会を立ち上げよう』という話をしていました。
ただ、その時は行政・包括・ケアマネの関心が主任ケアマネの会ではなく別のところに向いていたため、協力者を募ろうにもなかなか難しい状況であり、実現しませんでした。
そんな中、先月、当区主任ケアマネジャーを対象とした研修があり、その中で講師が『地域で主任ケアマネ会をつくることは大切!』と、熱弁してくださり、結果、立ち上げに向けて動けるという状況になったわけです。
そんなわけで、本日、全居宅介護支援事業所に私からFAXを流させていただきました。
当区でこれを読んでいる同職業の方は少ないので最初に書いてしまうと、私は主任ケアマネ会設立について名前を出して動きますが、イコール私がリーダーになるわけではありません。
私が表立って動くのは、『主任ケアマネの会を立ち上げるまで』です。
つまり、行政・包括・居宅介護支援事業所が一体となって『ケアマネジメントの実向上と、地域のために地域に合った支援を提供するためにネットワーク作りを行う』ところまでです。
ちなみに、もう二人の方との協力で根回しはばっちりしています(その辺は抜かりないです)。
行政(地域ケア推進課・指導係)・包括の実力者・居宅介護支援事業所の実力者の方々には、すでにこの件は話をしており、前向きに協力をいただくことができるよう話はついています。
あ、保険者は当面静観だと思いますが、主任ケアマネ会の必要性は理解していただいているようです。
物事が複雑化しており、なおかつ効率化を求められている今、必要なことは事業所を越えた地域単位での『つながりと協力』だと私は考えています。
そして、これを本当の意味で実現できた自治体は、今後介護保険がどういう状況になろうとも、乗り切ることができると思っています。
そのために、まずは行政・包括・地域の主任ケアマネがつながり、当区のビジョンを共有化した上で、どのように自分たちが活動することが良いのかを話し合うことから始まると思います。
第8期の事業計画は来夏頃から本格議論が始まると言われていますが、高齢者にとって厳しい内容となることは必須です。
そんな中で、どこまでルールに則った上で、個を尊重することができるか。
今期(これからの3年間)の取り組みが、今後の地域を大きく左右すると、私は考えています。
これは、当区でお世話になったお礼として、私自身が当区のケアマネジャーにできる最後の奉公だと思って取り組んでいます。
もし、当区の主任ケアマネさんでこれを読まれた方がおられましたら、ぜひ、前向きに会の立ち上げを捉え、様々な意見をいただけたらと思います。
訪問をありがとうございます。
昨日は午前中に意思決定に関する研修を受けました。
今回は基本的人権等踏まえ、ソーシャルワーク視点での意思決定についての話でした。
感想としては、私たち専門職は個人の尊厳や意思決定をどのように尊重し、本人は意思決定(自由)と責任のバランスをどのように取るのかについて考える機会を持つことができました。
包括の皆さま、ありがとうございました。
さて、突然ですが、私は最近『安全の上に安心があるんだなぁ~』と感じています。
環境や物質的な面で『安全』が確保されていないと、精神的な『安心』を得ることってできないというか。
今の日本は衣食住が確保されています。
だから、情報不足で餓死する方がおられたとしても、本来は餓死したりする状況はないわけです。
そういう意味でも『安全』は確保されているのですよね。
でも、『安心』についてはわかりにくい。
なにせ、目に見えるものではないし、心の持ちようですからね。
個々価値観が違う中『これをすれば安心を得られる!』というものはありませんし。
と思っていたのですが、最近、こんな調査結果を見つけました。
幸福度についての調査で、幸福度が高い人の上位10位を分析した結果、唯一、全ての人に共通した“幸せと感じる項目”があったのです。
それは、『社会と何らかの形でつながっている』という項目です。
この部分、私は非常に注目しています。
だって、“何らかの形”で社会につながることで、私たちは安心の可能性を広げることができるかもしれないのですから。
物質に恵まれた次は、精神的な豊かさです。
これ、とてもとても大切だと考えながら、日々追われまくっている自分を振り返り、“あぁ、私はまだまだ修行が足りないなぁ”と感じている私でした。
訪問をありがとうございます。
昨夜は職能団体の大規模研修があり、たくさんの方々が参加されていました。
私は受付などをお手伝いしていたのですが、今回の研修は420名定員の研修でした。
いや、30分で420名の受付をするって大変ですね。
そして、普段から無報酬で研修委員会を担ってくれている仲間に、改めて感謝の念を抱きました。
修了後は、知人と久々に夕食を一緒にとりながらお互いの近況報告をし合いました。
さて、今日は意識の持ち方について書かせていただきます。
先日、とあるブログを読んでいたら、『人の意識は大きく分けて3タイプある』という記事を見つけました。
それは、『当事者意識』『お客様意識』『被害者意識』です。
読んでいて、確かにその通りだなぁ~、と思ってしまった私です。
『当事者意識』は言葉のまんまで、何でも自分事として捉え、常に自分の言動に責任を持って行動します。
自分にとって関係あってもなくっても、率先して親身になって物事に取り組む方☆
『お客様意識』は“仕事はあって当然、給料はもらえて当然”と捉え、与えられた物事は行うが、それ以上は取り組もうとしないそうです。
また、このタイプの方は組織や上司・仲間に対して、積極的に貢献や感謝の気持ちを持ちにくい傾向がある方☆
最後の『被害者意識』は、常に“(物事を)やらされている感”があり、自分が関わる案件でも自分の責任を認めようとしない人。
ベースに“なんで自分がやらなきゃいけないの?”という不満を持っている方、と言っても良いかもしれません☆
おもしろいのは、これはその取り組みに対して変わっており、Aさんは当事者意識が強いからといって、全ての物事に主体的に関わっているかと言えば、必ずしもそうではないということです。
逆に言えば、一見被害者意識の強く見える方でも、時と場合によっては当事者意識を強く持っていることもあるかもしれません。
まぁ、傾向に癖はあるでしょうけどね。
そんな風に考えると、人は様々な顔を持っており興味の有無や範囲も様々だけど、それを否定するのではなくそのまま受け止めながら物事には取り組みたいな、と思います。
賛成してくれないから敵とか、賛成してくれるから味方とか、二項対立的に捉えるのではなく、“〇〇さんは被害者意識が強いからダメ”と相手を決めつけて否定するのでもなく、自分自身は当事者意識を心がけつつも、他者の反応は素直に受け入れる姿勢を持てる人になりたいと思いました。
一生懸命になればなるほど視野が狭くなりやすいから、余裕を持って行動できる環境確保も必要かもしれませんね。
訪問をありがとうございます。
昨日は一日自宅で爆睡していたため何も書くことがなく・・・というわけで、一昨日の長田先生とのやり取りを書かせていただきます。
ケアマネジャーの相談援助の大切さについて書かせていただきますので、興味のない方はごめんなさい。
まず、QOL(クオリティーオブライフ)についてですが、これは一言で言うと『生活の質』です。
WHOが健康について『健康とは、単に病気がないだけでなく身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であること』と出したことを受けて、QOLというものが注目されるようになりました。
先生から言われたことは、『QOLとはあくまでも目的の一つ。大切なことは、面談の中でその人の存在価値をいかに引き出し、本人に思い出してもらえるか』です。
そのために、その人にとってのコミュニティを把握することが大切であり、ご利用者の存在価値に触れる話を面談ですることでニーズを引き出す、というわけです。
つまり、『ニーズ=その人の存在価値(大切にしているもの)』という意識を、私たちは忘れてはいけない、ということです。
聞いてみると当たり前に思われるかもしれませんが、これは、とてもとても重要だと思います。
そして、だからこそ、私たちが勝手にニーズをつくることはできないし、アセスメント等情報収集の中で、ご利用者の内的資源(強みですね)をいかに引き出せるかが大切というわけです。
この延長線上で、支援に対する情報提供も『利用者に必要な情報を提供するが、それを選択するのは利用者自身』ということがよく理解できると思います。
日々に追われるとどうしても個の存在をおざなりにしがちになってしまうこともありますが、やはり私たちケアマネジャーがご利用者の存在価値を大切にすること、そしてご利用者の内的資源(強み)を一番に尊重し、足りない部分を外の資源(インフォーマル・フォーマル)に頼るという形は、忘れてはいけないのだと思いました。
今の介護保険はルール重視の傾向に走っていると私は感じています。
が、そうではなく『ルールを踏まえてどこまで個人を尊重できるか』の視点がとても大切であり、その実現のために私たちケアマネジャーの存在価値があるということを、真面目に考えてしまった私です☆
今日から11月中旬に入りますが、少しそのことをいつもより意識して、今月はケアマネジメントに取り組んでみませんか?