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訪問をありがとうございます。
昨夜は職能団体の委員会がありました。
いつも学びと気づきをいただいています。
そんな環境にいることに感謝感謝ですね☆
さて、最近私は価値について考えることが多いのですが、価値について一番感じるのが、「拝金主義って薄まってきているかもしれない」ということです。
これはきっと国が豊かになったためだと私は考えています。
戦後、圧倒的なモノ不足の時代だからこそ、とにかく生きるため、お金を稼いでモノを得るためにがむしゃらに頑張った。
国も復興を願っていたので、経済の向上を第一に仕掛けをたくさん施した。
だから難しいことは考えずに、“とにかく成長すること”“とにかく豊かになること”を、国民全体が一丸となって目指していたのではないかと感じています(国と個人の欲求が一致したのですね)。
そこから、「経済的に豊か(たくさんお金を持っている)=なんでも手に入れられる人=すごい人・幸せな人」みたいなイメージが擦り込まれていたのだと思います(お金という手段が目的化してしまい拝金主義にいきつくのだと思います)。
そして、「いい企業に入れば安定した高収入が得られるのだから、良い企業に入るために頑張って勉強しなさい」という教育ママが現れ、その影響を受けた団塊ジュニア世代も、この価値観を共有している人は少なくないと思います(特に中流サラリーマン世代に育てられた人はこの価値観が強いかもしれません)。
この時代は、(過剰労働という環境で)身体的には大変だったかもしれませんが、レールに乗っかって進んでいれば「(その時代が信じていた)幸せ」が担保されていたので、確かにある意味幸せだったのかもしれません。
結果、モノがあることが当たり前になった現代。
そうなると、国民全体が一丸となれるような明確な道しるべがなくなりました。
1080年以降に生まれた「ミレニアル世代」と呼ばれる人たちは、「モノはあって当たり前」の世界で生きており、加えて、バブル崩壊を幼少期に体験しているので、いわゆる『お金が全て』という感覚はありません。
また、デジタル化の影響を小さい頃から受けている為、情報だけは尋常じゃないほど溢れています。
そのため、モノや情報には困らないけど取捨選択する力は強くなく、いったい何を信じてどこに向かっていったら良いのか、迷走している人は少なくないと感じています。
そして、お金というものに過剰な価値を置くのではなく、ボランティア(所属意識)ややりがい(役割意識)といった、精神的な満足を追求する人が多いと感じています。
私が非常におもしろいなと思うのは、今の社会はこういう全く価値観の違う世代が共存しているということです。
戦後、急激な経済状況の変化に比例するように、価値観も大きく違うのが「今」だと思います。
で、ですね。
物質的な満足を求めるか精神的な満足を求めるか、どこに価値を感じて何をするか。
この価値観は人それぞれ違っていいと思っています。
お金に拘る人を批判するのではなく、精神的なものを追求する人を馬鹿にするのではなく、「へー、あなたはそういう価値観なんだ」と、ただただ素直に受け止めれば良いと思うのです。
私は自分の価値観を大切にするけど、それと同じくらい相手の価値観も大切に(尊重)する。
これが出来たら、世の中の争いはほとんどなくなるのではないかと思います。
そして、そういう世の中になれば良いなぁ~、と思います☆
訪問をありがとうございます。
昨日は、地域の子育てボランティアがラポールを一日活用してくれました。
この団体さんは皆さん、とても元気なのです☆
談話に弾みながらも、手は休むことなく作品作りに励んでおれられました(今回は乳児園にフエルトで作ったマークを寄付するのだそう)。
楽しみながら主体的に地域に役立つことに取り組めるのは、何よりですね。
さて。
昨日、以前から気にはなっていたものの購入に至らなかった書籍を長男が持っていた事を知り、何の気なしにパラパラと読みました。
そして、『うっそ―――!!!』と言いたくなるような、自分との共通点をたくさん見つけて嬉しくなってしまいました。
その本は、佐藤航陽さんの書かれた「お金2.0」という本です。
佐藤氏が書いていることは、ざっくり言うと「これからはお金だけの価値ではなくなる」というものです。
今のお金は中央主権で国が調整しながら発行しているが、今後は細分化された経済圏になっていくというものです。
そして、経済を人間に例えて表現している部分に、とても共感をしました。
私は専門バカなので、細分化という表現が思いつかずに「地方分権」といっていましたが、根本は同じです。
要は、誰でも情報が気軽に手に入るようになった今、中央集権でなく個々がそれぞれの圏域で活躍するようになっている状態が、経済にも反映されるというものです。
ダイバーシティ(多様化)も相まって、もう国が一律で何かをできる時代ではなくなったのですよね。
また、リーマンショックをきっかけに、人類が「お金」という価値について再度考えるようになり、「価値の基準ってお金だけじゃなくネ?」という結論に達しつつあるということが書かれていました。
個人的には、今の若者が「豊かな社会」で育ったため、モノは「あるのが当たり前」化し、精神的な承認欲求の比重が高くなったせいもあると考えていますが☆
私はテレビや雑誌を全く見ないのでこの方を知りませんでしたが、ネットで調べてみると同じ考えであることが分かりました。
いや、彼の方が何千倍も論理的に書いているのですが、言わんとしている基本的な部分は同じだと思います。
個の情報獲得が可能になった今、中央集権から地方分権(あ、細分化でした)になるということと、過剰な拝金主義の揺り戻しで、これからの価値はお金だけではなく、信頼などに重きを置く時代だということです。
また、佐藤氏は「自然に近いルールほど社会に普及しやすく、かけ離れたルールほど悲劇を生みやすい」と書いていました。
これは振り返って考えれば全くもってその通りで、改めて勉強になるなぁ~、と考えました☆
他にも、コミュニティサイトを制作するうえで学びとなることがたくさん書かれており、3回も読み直すほど真剣に読破しました。
そこで学んだ理論を合わせながら、本日はボランティア団体さん2つにサイト制作の軽いプレゼンを行い、反応を確認しました。
まぁ、正体不明なものなため、1つの団体さんは「アイデアは良いと思うけど、自分が使うかと言ったら、(今困っていないので)正直分からない」との返答もあり、「出し方次第では良いんじゃない?」という意見もあり。
もう一つの団体さんでは「以前同様のことに大手企業と取り組んだけどうまくいかなかったから、作戦は大切」と助言をいただきました。
うんうん、大丈夫☆
意見の賛否はどちらでも良いのです。
私の目的は「たくさんの方に知っていただき相談に乗ってもらうことで、サイト制作に巻き込みたい」ということだから☆
そして、このサイトはあくまでも「手段」であり、目的は地域がひとつになって地域力向上に向けて取り組むこと。
そのために、地域住民・団体・地域の中小企業・行政・社会福祉協議会・専門職が「一緒に取り組めるもの」として機能すれば十分なのです。
そして、0から1のリスクは私が背負うので、仕組化がうまくいったらそれをそのまま大手に売ろうと考えています。
個人的には全くもって利益にならない事ですが、お金以上の経験ができるので良いのです☆
というわけで、冊子制作にもめどがついてきたので、これからはサイト制作にも比重を置きつつ進めていきたいと思います。
本当に楽しいです☆
訪問をありがとうございます。
先々週からやることに追われている私ですが、今日も追われています。
なので、今日は短めに書かせていただきます。
タイトルに書かせていただいた「笑い」。
これはとても大きい効果をもたらしますが、具体的にどのような効果をもたらすかを書かせていただきます。
1080年代からアメリカでは健康と心理学の研究がされていますが、その結果をここに記載させていただきますね。
まず、笑顔で毎日を過ごしたときは、寿命が7年延びると言われています。
作り笑いでも2年寿命が延びると言われています。
また、笑顔でいると、自分が関わる相手を幸せな気持ちにすることができます。
誰でもそうだと思いますが、ぶすっとしている人よりニコニコしている人の方が接した時には気持ちが良いですよね。
これは、感情は伝播するからです。
ちなみに、明るい感情と暗い感情がまじりあった時は『感情の強い方』が場を支配すると言われています。
今年も残り2か月半となりましたが、少し『笑顔』を意識して過ごすと毎日が楽しくなるかもしれません。
まずは今週、笑顔を意識してみませんか?
訪問をありがとうございます。
昨日は出社せずに自宅付近の喫茶店をハシゴしながら冊子制作の連絡調整をしたり、夜中はマンガを読んだりしていました。
一日家族のいるエリアで過ごすことは至福の時間です♪
今日はこの後二度寝せずに、免許センターに行きたいと思います☆
さて、今日はものの受け取り方について書かせていただきます。
私事になりますが、夫は私が何を言っても『良いね』と言ってくれます。
この『良いね』という言葉って当たり前に使えるようで、実はとても難しい側面も持っていると、私はいつも感じています。
なぜなら、良いねという言葉は『相手の価値観を受け入れ認める』ことだからです。
人は自分の見ている世界が正しいと思う傾向があります。
そして、人は知らない話を聞いた時、興味がなければ『ふーん』で終わりますし、自分と違う意見を聞いた時は否定したくなる傾向があります。
それを、敢えて自分の価値観を脇に置き相手の価値観を受け入れ承認するって、とてもすごいことだと思うのです。
そして、それが自分自身の価値観のキャパシティ(許容量)を広げていくことになると思います。
夫は奇特な人なので、どんな意見も先入観なしで受け入れることのできる人ですが(だから私とも付き合ってくれている!)、普通の場合は、すぐにこれを行うことは難しいと思います。
なので、私は誰かから話を受けた時に、まずは『良いね』というように決めました☆
そうすると、脳は自分の言葉を聞いて相手の話の中で『良い』と思った部分を探してくれるので、うまくいきます。
また、私は相手にはポジティブに対応した方が、人間関係はうまくいくと考えています。
自分の考えを無理やり変える必要はないし自分の気持ちも大切にするけれども、それと同じだけ目の前の相手も大切にする☆
夫の行動を見て、これは人間関係の心理だろうな~と思う私でした。
いつも大切なことに気づかせてくれる夫には、感謝感謝です。
という話を夫にしたらとても喜んでいましたが、ニヤリと笑い、『で、何をしてほしいの?』と言われました。
いやぁ、夫には敵いません(トホホ)。
訪問をありがとうございます。
来週以降は土・日ともに予定が入ってしまったため、今週は土日を休むと決めている私です。
明日は免許センターに行って『初のゴールドカード』を取得しようと考えています。
さて、今日は今週開催されたフォーラムの講義内容を報告させてください。
当区は大学キャンパスがある関係か、講師は武蔵野大学の先生が多いです(私も留年決定ですが武蔵野大学受講中です)。
今回の先生はとても話が上手で、皆が腑に落ちる形での説明をしてくださいました。
その中で話をされていたこと、それは『国単位の課題をそのまま地域の課題とせずに、地域を知りましょう』ということです。
例えば、日本という単位でみれば少子高齢・人口減少といわれていますが、当区は昨年5,000人くらいの人口増となっています。
また、国では少子高齢といわれていますが、当区は多子高齢です。
高齢化率は区でみると21%程度です。
このように、国が出している課題をそのまま考えるのではなく、全体を知った上で自分の地域を知り、自分たちの地域では何が必要かを考えて施策を考えていくことが、『地域包括ケアシステム』なんですよね。
それと、もうひとつ大切なことを話してくださったのですが、それは『問題の見方を変える』ということです。
これは、『誰かの課題は自分の課題になる可能性がある』と捉えて、〇〇さんの問題ではなく地域の問題として捉えて、解決に向けて考えていきましょうというものです。
例えば、近所に住んでいるAさんという人がゴミ出しができなくて困っているとします。
その時に『あー、Aさんはゴミ出しができなくて困っているんだな』と感じたら、それはAさんの問題で終わってしまいます。
そこで考える視点は、『(今はAさんの問題だけど)自分も同じようになる可能性がある』ということを理解すること、そして、『お互いが助け合って生活を成り立たせる気持ち』が大切なのです。
これが『自分ごと』であり、主体性を引き出すための必要な思考なんですね。
これからの社会は、お金だけでなく『縁』が人の幸福度を左右します。
そのためには、ある程度仕事や家庭など自分のコミュニティがひと段落ついた段階で、次のステージ・コミュニティを意識して自分から築いていくことが必要になるのです。
『困った』といえば国や行政が何とかしてくれる時代は終わります。
その時に困らないよう、今から少しずつ地域に目を向け関わりを持っていくことが、とてもとても大切だと改めて感じる講座でした☆