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訪問をありがとうございます。
昨夜は、家族でコース料理を食べに行きました。
これは、私が小さい頃に親から受けた教育で、気に入っているものを継いでいるのです。
父は、出身が田舎だったため、コース料理というものを初めて食べたのが社会人になってからでした。
その時、ナイフとフォークの使い方が分からなく、恥ずかしい思いをしたそうです。
そして、『子ども達には、同じ思いをさせたくない』という気持ちから、小学校3年生くらいの頃より毎年1~2回はコース料理を食べに連れて行ってくれていました。
その父の思いを知った時は、嬉しかったですね。
縁故関係のない環境の中、自らの努力で地位を築いてきた彼は、様々な場所で悔しい想いやもどかしさを感じることがあったでしょう。
それを表に出すことなく、私たちの将来を考えて色々な体験させてくれた両親の優しさや想いは、今になってわかります。
そして、一つ残念なことは、
コ ー ス 料 理 な ん て 食 べ る 機 会 の な い 環 境 に い る 大 人 に 育 っ て し ま っ た こ と
ですかね。
さて。
今日は、職員の採用基準について書こうと思います。
皆さんの会社では、職員の採用にあたり、どのように選定基準を設けていますか?
私は、『自分に足りないものを持っている人』と『他人の良いところは頼り、他人の悪い所は自分を振り返るきっかけにできる人』と『ケアマネジャーという仕事が好きで主体性のある人』を採用基準にしています。
『自分に足りないものを持っている人』ですが、私は得手不得手が結構あります。
そして、基本的にストレスフリーで生きていたいので、苦手な事は避けたいのです(嫌々物事をしたくない)。
なので、自分が『苦手』と思っている部分を『得意』と感じてくれる人と一緒に仕事がしたいのです。
もしくは、自分が尊敬できる部分を持っている人。
いや、これ、本当に大切ですよ。
私が単独居宅介護支援事業所を立ち上げたのは、『介護保険事業唯一の赤字事業を黒字展開してみたかった』というのもありますが、『個々が集中して好きな仕事だけに取り組むことで、最大限のパフォーマンスを出してほしい』という気持ちがあるからです(あ、公正中立の実現というのもあります)。
どうせ働くなら苦手な部分を嫌々やるより、得意分野を極めてほしいのですよね。
なので、今の管理者候補は、ある意味私の苦手な部分を持っている方です(記憶力が良く、やるべきことをきっちりやる)。
そして、彼女が苦手としていることを得意とする方を次に採用しました。
・・・とそんな感じで、『全体を丸と考えて、足りない部分を持っている人』を採用しています。
もう一つの『他人の良いところは頼り、他人の悪い所は自分を振り返るきっかけにすできる人』は重要です。
自己覚知って、自分の弱い所とも向き合わなければならないので、本当に難しいし苦しい作業です。
そのため、自分と向き合わずに、うっかりすると周囲(他の職員)の評価に走ってしまう人っているのですよね。
そうすると、職場内の空気が不穏になるのです。
ものごとは相対性です。
だからこそ、周囲と接する時に悪い所は敢えて見ないで、良い所・強みに注目する。
もし相手の課題に気づいたら、『あ、私は大丈夫かな?』と振り返れば良いのです。
周囲には良い所だけを見て頼り、感謝するのです。
その方が、お互いにとって生産性は高いしストレスフリーです。
『ケアマネジャーという仕事が好きで主体性のある人』は言わずもがな、です。
ケアマネジャーという仕事を楽しんで(本気で、という意味です)行い、主体的に取り組む人は、発展性がありますからね。
自分が苦手な部分は得意な人がフォローしてくれるので、相手に感謝できるし、相手が苦手な部分は自分がフォローすることで、感謝してもらえる。
お互いが意欲的に取り組み、助け合って協力していくのが、本当の意味でのギブアンドテイクだと思うのです。
そして、(自分の苦手をスイスイできる相手を)尊敬できるので、雰囲気は良くなるのですよね。
そういう意味で、職員のタイプはバラバラで個性的ではありますが、おかげさまで、皆、自分らしく仕事をしてくれていると思います。
ちなみに、当社の職員は、私が鶏並みの海馬しかない事を十分に理解してくれているので、さりげなく『あ、加藤さん、ここは確認してくださいね』とか、『この締め切りは〇〇ですよ』と優しく丁寧に教えてくれます。
いやぁ、私が今の動きができるのは、職員の皆のおかげです。
これからも最大限のパフォーマンスを発揮してもらうため、ジワリジワリと負荷をかけていきますが、どうかついてきてほしいと願っています。
現在欲しいと願っている職員は、『まっさらな新人ケアマネ』です。
なぜなら、今年度一年間で、いわゆる『マニュアル』をきちんと作りたいからです。
『わからない事がわからない』私にとって、何もわからない人がいれば、たたき台に質問をもらえるし、それを説明した部分を新人ケアマネに加筆修正してもらい、マニュアルを作ろうという、ものすごい打算満載な理由です☆
本気で自己スキルを上げたい方、ぜひご連絡くださいませ。
皆さんは職場の雰囲気・チームの職員との関係性はいかがですか?
訪問をありがとうございます。
今日は、一日行政や社会福祉協議会を廻り、区内の地域活動冊子作成の協力依頼をしてきました。
介護保険・福祉関係の課は大体どこにあるか分かるのですが、それ以外の課は、初めて足を踏み入れる場所だったため、久々にちょっとだけドキドキの経験をしました。
で、『はじめまして』の挨拶をして、主旨を説明している時、見覚えのあるお顔に遭遇☆
なんと、2日前の同友会総会の懇親会で名刺交換をした『今まで福祉部にいた部長さん』でした。
また、社会福祉協議会のボランティア担当の方に協力依頼をした時は、昨年度まで生活支援コーディネーターで親しくさせていただいた方が担当となっていました。
いやぁ、人に恵まれています、私♪
今までもたくさん助けていただきましたが、幸先が良いというか、今回も素敵なメンバーに恵まれたと思いました。
感謝感謝ですね。
さて。
そんなわけで、今回はWAM助成金について、少し書かせていただきます。
突然ですが、皆さんはケアマネジメントをしていて、『インフォーマルとか地域資源とか言うけど、どこにあるかわかんないよ』とか、『質や継続性の担保のないインフォーマルは提案しにくい』と感じたことはないですか?
私、前々回の法改正の時から、ずっとそのことを感じていました。
それで、開業前からこの『地域の活動団体集約冊子』というのは、私の頭の中にあったのですが、やっと実現に向けて動くことができたというわけです。
かかったた期間は、約4年半☆
まず、地域に自分自身が根付くこと。
その上で、一人で良いので、地域活動をしている人と繋がること(積極的に地域と関わりを持ち縁を結ぶ)。
人って、おもしろいもので、力を認めていただくと人が人を繋いでくれるのですよね。
そこに感謝して、紹介者の期待を裏切らないように、損得を考えずに楽しみながら交流を深める。
そうすると、自動的に人の輪は広がります。
ポイントは、良い意味で『見返りを求めずできることは協力すること』と『目の前の人との時間を楽しむこと』と『相手にとって無理のないお願いをして感謝すること』かなぁ~、と思います。
あ、あと、好奇心だ☆
とはいえ、この冊子作製の本当の目的は『地域活動団体を集約すること』ではありません。
真の目的は、『冊子制作という活動を通じて、地域団体の点を面にすることと、縦割りの様々な機関を繋げることで、新しい可能性を探ること』です。
全員がWINWINな状態で☆
ボランティアや何かを始めたいと思うシニア世代は、第一歩を踏み出すきっかけになります。
依頼する活動連絡会の方々は、地域の活動団体を面にしたいので、取材を通じて接点を持てます。
活動団体は、他の団体を知る・繋がることで不安なく活動拡大を図ることができます(相談先の確保や協働機会の確保)。
行政(福祉)・社協の方々は、自分たちの開催しているボランティア養成講座が実際の活動に繋がらない事を悩んでいたので、集約冊子を配布することで、講座受講者が地域活動に繋がる確率を向上することができます。
また、個別に把握しまとめなければならない活動団体を集約・可視化することで、各団体のことを把握することができます。
行政(地域振興)は、オリンピックで東京都は11万人のボランティアを集めるというミッションを担っているため、できるだけ多くのボランティア参加者を募るお手伝いができることと、現在普及が進んでいないサイトの宣伝ができるというメリットがあります。
その上で、活動を通じて皆が顔の見える関係をつくれれば、新しい何かが生まれると思うのですよね。
オリンピックというイベントが、それを後押ししてくれていると思います。
基本的に、私の活動はこんな感じで、ゼロサムゲーム(限られたパイの争奪戦)ではなく、あるものを繋いでシナジー(新しい何かを生み出すこと)が好きです。
何より、私自身がワクワクして取り組めるんですよね(私にとってストレスフリーは重要!)。
そして、この活動に貢献することは本業である居宅介護支援事業所にとっても、意味のあることだと確信しています(これは当社の戦略です)。
実地指導や行政に怯えて書類命の仕事をするより、会社自体が地域にとって欠くことのできない存在(実地指導に怯えなくてよいくらい地域で潰れたら困る存在)になるよう努めた方が、楽しいですから♪
自分のフィールドでポジションを押さえることは、会社として、とても大切な事だと私は考えています。
それに、個別ケアマネジメントの範囲を超えて、地域マネジメントに協力することは、ケアマネジャーの役割で大切な部分だと感じています。
あ、なんか、専門職っぽくまとまりましたね☆
皆さんは、地域でどのようなポジションについていますか?
訪問をありがとうございます。
今週は、何だか色々盛りだくさんな週です。
請求業務から始まり、地域住民の方に冊子作成のお願い・当区で大学を創ろうプロジェクト会議への参加・WAM助成金の説明会・知人の相談事に乗る(3時間以上も話し込んでしまいました)・中小企業同友会の総会参加・来週の社内勉強会資料作成・昨夜の地域を考える会の打ち合わせetc
通常業務の間に行っているため、夜に予定を組むことが多いのですが、今週は日中から半日かかることも多々あり。
その他に考えていることがあり、別枠で勉強時間を取っていると、必然的に睡眠時間が削られるという・・・。
とはいえ、これらは楽しんでできることなので、ストレスには一切なっていないんですよね。
不思議です☆
さて。
昔から、1つのことに興味を持つとトコトン掘り下げてしまう私ですが、昨夜は『課題解決のフレームワーク』のプロとお話をさせていただく機会を持ちました。
ものごとを多角的にトコトン分解し、それを基に解決方法を見出していく。
その手法がとても面白く、とても勉強になりました。
と同時に、『体感すること』が大切という事も話しておられ、その部分に深く共感してしまった私です。
あぁ、これを都の職能団体で講義してほしい・・・と思ってしまった私です(今年度は提案してみようと思います)。
そして、今回深く納得したのは、『共通言語を意識する』という事です。
多職種との話では顕著に出ますが、同じ言葉でも受け手によって、若干意味は異なるのですよね。
例えば、『安全』という言葉も、理学療法士と看護師と介護では捉え方が違うと思うのですよね。
また、『連携』の連携範囲とか。
するっと聞き流してしまいそうな言葉だからこそ、少なくともキーワードとなる言葉は、会議の際は共通認識して進めるようにすることが必要と感じました。
そして、そういえば、私のバイザーである先生は『言葉を大切にしろ』と言われていたなぁ、と思い出しました。
たかが言葉ですが、その言葉を使ってコミュニケーションをしている以上、拘ることの大切さを改めて実感した私です。
そして、来月の勉強会では、そのことも参加者に体感してもらえる問題を考えることになりました。
会までに、もう一度打ち合わせを行う予定です。
あぁ、自分の知らないことを教えてもらえるって、本当に楽しい♪
そして、考える会で同じ方向を向いて考える力がつくかもしれないという期待に、今からワクワクしています。
皆さんは、普段、課題解決のために、何かの手法を用いていますか?
訪問をありがとうございます。
昨夜は、中小企業家同友会の支部総会がありました。
先日も書きましたが、異業種の方々との交流は、私にとっては『ヨダレ』が出そうなくらいの喜びです。
何でかというと、好奇心を刺激してくれるから♪
色々なことを考えることが好きな私は、思考テーマやヒントをいただくことが、何よりの喜びです。
いやぁ、楽しい時間でした♪
さて。
先週末で3分の2のモニタリングを終えた私ですが、ここ数年間、面接時に気をつけていることがあります。
それは、『自分自身が相手の鏡になること』と、『3つの目を持つ』という事です。
『自分自身が鏡になる』というのは、ご利用者の本当の想いや気持ちに、ご利用者自身が気づくように意識して行います。
なので、オウム返しや質問・要約、間の取り方が大切だと感じて意識しています。
最初の数分で、今日はどこに焦点を置いて話をするかをまとめ、その内容についてご利用者の気持ちを引き出す、という感覚です。
これを実践するためには、対象者に興味を持つことと、観察力が求められると私は考えています。
私自身、意識して取り組みだして数年経ちますが、未だにうまくいかない事もある。
そして、具体的に目標を持ち、意識して取り組み、振り返りを繰り返すことが、スキルアップの秘訣だと考えています。
もう一つの『3つの目』は、『私から見ている視点』と『ご利用者からみている視点』と『部屋の角上からみている視点』の3つを意識しています。
これは、私の中では面談に限らず全てにおいて意識しているのですが、主観と客観と俯瞰の視点で物事を捉えるというものです。
やってみると、気づきも多く、とても楽しいですよ♪
なんて。
久々に面談技術について書いたのですが、私たちの仕事って、面談相談・・・つまり、面談技術はケアマネジメントをする上で、欠くことのできないスキルだと思うのです。
研修等机上で学ぶ事も良いのですが、それをいかに実践して振り返り、アップデートしていくかが、最も大切だと思うわけで。
そう考えると、このお仕事は、日々の意識でスキルアップし放題ですね♪
皆さんは、日々の面談で意識して取り組んでいることはありますか?
訪問をありがとうございます。
昨夜は1年半ぶりにお会いした方と、喫茶店で3時間以上も話し込んでしまいました。
3 2 0 円 の オ レ ン ジ ジ ュ ー ス 一 杯 で ・ ・ ・ 。
とても前向きに検討していて、自分自身の中に『描いている未来像』がしっかりとあり、話を聴いていて、私自身、とても勉強になりました。
夢を持っていて、そこに向かって取り組んでいる方って、素晴らしいですよね。
さて。
先日、『加藤さんは尊敬している人っていますか?』と聞かれることがありました。
いるんですねぇ~、私にも尊敬している人が☆
お逢いしたことはないのですが、現生におられたら、絶対に逢いに行っていると思うくらい、大好きな方です。
その方とは、『一休さん』です。
えぇ、昔30分番組のアニメとかに出ていた『一休さん』です。
と答えたら、先方さんにものすごくガッカリされてしまいました。
私の感覚、変ですかね?
一休さんは、室町時代に実在した禅僧で、足利義光とのトンチ話(屏風の虎とか、橋の真ん中を渡るな、とか)は有名ですよね。
この方は、破天荒で変わり者(仏教の戒律で禁じられていた飲酒や肉食をしたり、何でもアリの方だった!)だったそうなのですが、形式や常識に捉われない部分を尊敬しています。
あ、一休さんって、多くの方に共感され、常に庶民と歩む感覚で生きておられたようです(しかも、87歳まで生きていたという長寿!)。
そんな一休さんですが、好きなエピソードがあります。
一休さんが亡くなる直前に、弟子達に『この先、本当に困り果てた時にこれを開けなさい。それまでは絶対に開けてはならない』と言い、3つの巻物を渡されたそうです。
彼の逝去数年後、その寺の存亡を左右する大問題が起き、弟子達は『何とかして乗り切らなければ』と必死で策を考えましたが、良い案が思い浮かばず、途方に暮れていた時、思い出したのです。
『そうだ!今こそ、この巻物を開ける時だ!』と。
そして、藁にもすがる思いで巻物の1巻を開けてみると、そこには『大丈夫』と一言。
続いて、2巻を開けてみると、『心配するな』と一言。
最後の3巻を開けると、『なんとかなる』の一言だけ。
これを見た弟子達は、あっけにとられ、笑い出したそうです。
そして、結局、素晴らしい案を思いつき、難を回避することができたとのことです。
めでたし、めでたし。
この『大丈夫』の言葉、私はとても好きなのです。
何の根拠はなくとも、できることをやり尽くしたら、後は開き直るしかないっていうか。
できない部分に気持ちを取られて悩むよりは、できることを行い、後は流れに任せる、という考えの言葉だと思うのですよね。
この感覚は、とても好きです☆
なんて、うっかり一休さんの話で、今回は終わってしまいました。
いやいや、尊敬する方の話です(ちなみに私は無宗教です。神というのは抽象化した名詞だと思っているので・・・)。
皆さんは、尊敬する方はおられますか?
その方の、どんなところに惹かれていますか?