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訪問をありがとうございます。
あ、今回はケアマネジメントと全く関係のない話です。
しかも、長くなるかもしれない・・・と思いつつ、これを書こうとしています。
そのため、お時間のある方のみ、お付き合いくださいませ☆
昨夜、地域のケアマネ友達のケアプラン点検準備のお手伝いをしたのですが、その後、いつものように『飲みにいこっか』という話になり、役所隣の焼き鳥屋さんに行きました。
彼とはいつも本音で意見交換をするのですが、今回は、『なぜかを理解する大切さ』と、『地域単位での規範的統合』と、『今年の事業方針と計画』と『お金の遣い方』について話をしました。
その中で、お金の遣い方について、深く深く共感したので、ここに書かせていただきます。
きっかけは『ユダヤ人って、収入の1割を寄付や自己投資に使っているんだよ』という話からです。
いや、私はユダヤ人の友達はいないので、真実かそうでないかの真偽は確認できないのですけどね。
言わんとすることは、『自分の得た収入の一部は社会に還元する』ことの大切さです。
これには、深く深く共感しました。
そもそも『お金』自体に対しては、私、本当に興味がないのですよね(ホント、世の中の景気好転に役立たずすみません)。
『ありゃあったで良いだろうけど、なきゃないなりに何とかなる』程度の考えです。
こんなことを書くと、『加藤はお金に困ったことがないんだろう?』と言われそうですが、そうかもしれません。
お金がなかったことはたくさんありますが、お金に困ったことはおかげさまでないです(多分)。
実は、お金を稼ぐこと自体は、そんなに難しいことではないと考えています(一般的に就労できる年齢なら)。
なぜなら、お金とは、自分の時間と労力を使えば得ることができるものだから。
都内は最低労働賃金が958円で、ほぼ1,000円です。
22:00~5:00は深夜割増賃金となるので、最低でも1,250円は1時間に稼げるのです。
睡眠時間を1日4時間にして、残りの20時間を仕事に充てたら、どれだけの収入を得ることができるでしょう。
だから、そこに執着するには至らない。
私の中では、お金ってそんな感覚です。
それよりも、大切なことは『得たお金をどう遣うか』と、私自身は思っています。
プライベートな話で申し訳ないのですが、夫と結婚時に数少ない約束事の一つに、『人と教育には出費を惜しまない』というものがあります。
だから、研修や地域活動・人付き合いに関しては一切口を挟みません。
隣の事務所を始め、お金と身体を遣って地域に恩返しをする事や、自分が学ばせていただいた知識を誰かに伝えていくことなどにも、口を出さずにいてくれます。
そこで最初の話に戻りますが、昨夜、彼がとても嬉しそうに話してくれました。
『加藤さんいたよ!すごい人が!』
満面の笑みで話す彼。
『お金の遣い方が半端なくすごい方!』
『誰?』
ウキウキしながら聞く私。
そこで言われた方の名前は
池上彰さん!!!
なんでも、池上さんは収入の8割を寄付しているとのこと。
ただでさえ、小難しい社会情勢や勉強内容を、世の中の人間に噛み砕いて教えてくれるという社会貢献を行っている上に、その収入の8割を寄付に充てるとは・・・。
いやぁ、『池上教』なるものが発足した日には、必ずや会員になろうと誓ってしまった私です。
と感動している私に対して、彼が言った一言。
『でも、池上さんって、年収3~4億円みたいだよ』
なるほど。
年収がそれだけあったら、例え8割寄付したとしても、生活するには困らないだけの収入は残りますよね。
いや、うん、金額は重要じゃない。
大切なことは心がけだ。
というわけで、年収の低い私は、これからもユダヤ人方式で頑張ろうと思ったのでした。
皆さんは、なにか貢献していることってありますか?
訪問をありがとうございます。
今年に入ってあっという間に毎日が過ぎ、気がついたら6日になっていました。
そうそう。
意識している方がどのくらいいるのかわかりませんが、私は時間を意識して取り組む習慣があります。
今使える時間は何分あるからこれができる・・・とかそういう事を(大概無意識にですが)考えながら毎日を過ごすので、普段からどんな行動に何分かかるか測る習慣がついているというか。
例えば、昨夜は実績入力を行ったのですが、実利用者数44名の実績入力と確認作業に2時間かかっていました。
夜にまとめて入力するのですが、様々な時間帯で検証した結果、一番良い時間帯と一番効率的な方法で行っています。
大概、こんな感じで時間を測定し、来月同じ作業を行う際の時間配分に役立てています。
どうせ行うなら最小の時間で最大の効果を得たいという私は、どこまで貪欲なのでしょうか?
皆さんは、普段どのくらい時間を気にして過ごしていますか?
さて。
本日は、日本認知症ケア学会で行っている『ファシリテーター養成講座【実践編】』を受講するため、和歌山県に行ってきました。
これは私のメンターである長田先生が中心となって3回シリーズで行われている講座で、一昨年前の段階で、先生に『加藤、お前も受けとけ』と言われて受講したのですが、長田先生って関西の方なのです。
だから、先生の講座を受けるには、毎回関西とか先生の出張先に同行させていただいており、今回は和歌山県でした。
朝7時前の東京発新幹線に乗っての移動です☆
前回は、7月に座学とグループワークで『ファシリテーターとは?』という内容でしたが、今回はそれを踏まえて、実際に行われる事例検討会のファシリテーターを行いました。
これがまた、素晴らしい事例で。
事例説明の後は、検討内容として『Aさんの情報からアセスメントを行い、ニーズとそれに対するケアのあり方を検討する』というものでした。
幸いなことに、私がつかせていただいたグループの方々は、穏やかながらも活発に意見交換できる雰囲気で、13グループ内で発表をさせていただいたほどの力量を持っていました。
その後1時間強の時間を割き、4名のファシリテータ実習生が書面及び講師等との対話の中で振り返りを行いました。
私自身は、ファシリテーターの立ち位置として、グループ内で検討を行うにあたり潤滑油的存在であることと、軌道修正の役割を意識して取り組みまして、そこを中心に振り返りを行うと同時に、講師の方々からファシリテーターの様子を客観的観察に基づき評価をいただきました。
それでですね。
講師の一人の方が話された言葉が、これです。
『アセスメント力とは、限られた情報からニーズを推測する力の事です』
まさにその通りです。
私たちは普段からアセスメントを行う時、全ての情報を入手してから分析するわけではなく、不足しているものは持っている情報を根拠として推測したりしながら点の情報を整理し、線にして、ニーズを導き出していますよね。
この、ご利用者の言動・ケアマネの働きかけに対する反応等からヒントを得て、様々な推測を行い本当のニーズを探っていく。
これがアセスメント力なのだと、改めて腑に落ちました。
そのためには、事例や面談の『キーワード』をきちんと理解し把握すること。
この力がアセスメントでは求められるのですよね。
そんなの当たり前じゃん!と思われた方が多いかもしれませんが、今回『理解している』ではなく『理解した上で実践できているか?』を問われていたので、改めて、アセスメントって深いなぁ~、と思いました。
また、在宅でのご利用者に対する事例だったのですが、認知症の方の支援の場合は、通常より深く地域の力を必要とします(さすが、日本認知症ケア学会です)。
その視点も、忘れずに気づいてもらえるよう働きかけながらファシリテーターを行いました。
いやはや。
日々、勉強ですね☆
それにしても、5時間強という時間が、あっという間でした!
楽しいことって、時間の経つのが早く感じますよね。
そして、和歌山県の名物がわからず、なぜか手身近なデパートにあった『仙台牛タン定食』を食べてしまった私です。
あぁ、地域性の理解に対する事前の準備は大切ですね。
今は新幹線で帰宅中ですが、これからレポート作成です。
素晴らしい講座を開いていただいた長田先生始め関西の関係者の皆さま、ありがとうございました。
皆さんは、最近『受けてよかったなぁ~』と実感する研修はありましたか?
訪問をありがとうございます。
通常業務が始まると、サイトの更新がなかなかできないので、年末年始の間にたくさん更新しようと目論んでいる私でしたが、昨日のネタは、朝起きて読み返してみると、自分でも意味不明だったため削除させていただきました。
というわけで(?)、年始最後のお休みですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
私は、昨日から、いつもの大好きなデ〇ーズで、インデックスをA4用紙に貼り付けるという地味~な作業を施設向け研修資料を作る合間に『黙々と』行っていました。
その数、実に700枚近くです。
きっと、私の姿は周囲のお客様からしたら、奇異なもの以外の何物でもないでしょう。
ただ、深夜のファミレスは大概決まった客層となるため、『私、変かも?』と気を遣うことなく作業に集中できるのが、良い所です。
こういう作業は好きな方なのですが、さすがに枚数が多いと嫌になります。
そして、昨夜の持ち越し分を含め、勤務地でポチポチ続きを行い、今、やっと終えることができました。
頑張った、私☆
さて。
今回は、行動の基となる『正義』について考えてみました。
突然こういうネタを出すのが私らしいかもしれませんが、興味のある方はお付き合いくださいませ。
ちなみに、正義と言うと何となく重い感じがしますね。
使命感・信念とでもいうのでしょうか(あ、もっと重いかな?)?
誰かが何かに取り組む時、何かしらの意図があると思うのですが、今日はそのことについて考えてみたいと思っています。
旬な例えを出して書いてみます。
今回の改正で挙げられている『管理者は主任ケアマネに限る』ということについて。
これ、国としては『居宅介護支援事業所も親方仕事ではなく、組織として成り立ちなさいよ』という意図があると思っています。
そして、組織として運営する場合、ケアマネジメント専門のみの知識ではなく、アドミニストレーション(組織力という意味で、経営・人事管理・人材育成の部分です)についても、きちんと理解して運営しなきゃダメよ、というわけで、その研修項目が入っているのが、主任ケアマネジャーなのです。
だから、『管理者は主任ケアマネが適している』となったわけで。
これは、ある意味国にとって、居宅介護支援事業所をきちんと運営してほしいという想いの正義(信念)ですよね。
一方で、一人ケアマネ事業所にとっては、『余計なお世話』という決まりになります。
特に、単独居宅で一人ケアマネをしている方々にとっては、『私たちにとっては他の職員の指導育成なんて必要ないし、自分しかいないから(担当件数に上限がある以上)経営能力も何もないわ!』ということになります。
更に、今後主任ケアマネの更新要件を考えた時、どう考えても一人居宅では更新できない仕組みになっているのですよね。
そうなると、一人ケアマネ事業所にとっては、国の正義は恐怖以外の何物でもないということになります。
ここで管理者が主任ケアマネで適しているかどうかについては書くつもりはありませんが、こういうことって、よくあると思うのです。
働き方のスタンスや、日々の言動、細かいこと全てです。
何かを決めたり行動する時、誰かにとっては正義になるけれど、誰かにとっては恐怖になる。
何が言いたいかと言うと、『自分にとっての正義(もしくは常識でも使命感でも良いのですが)は、誰かにとっては恐怖(もしくは不利益・非常識)になる可能性があることを理解して行動することが大切じゃないかなぁ~』ということです。
私自身気をつけていますが、人って『こう!!!』と考えると、自分の思った事を認めることばかり目についたり聞き取ったりしてしまうのですよね。
自分の考えを正当化するための情報ばかりを取捨選択してしまうというか。
だからこそ、何かを行う時はちょっと寝かせて、冷静になって俯瞰的に物事を見つめる時間も必要だと思うのです。
それって、自分の間違いに気づいたり認めなければならない可能性もあるから、本当に勇気のいる作業ではあるのですけどね。
その上で、自分が信じる方向・信念が変わらない場合は、それに向かって取り組めば良いのではないかと思います。
まぁ、必要なものは残るでしょうし、そうでない場合は、尻つぼみに淘汰されますからね。
私の場合、何かを始める前は最低10人の方に意見を求めます。
自分の思い込みや本当に必要な事なのかを判断するため、客観的に物事を見たいからです。
その際に重要なのは、『自分にとって利害関係のない人』に意見を求めるということです。
そうやって、様々な方の意見を聞くうちに、『あれ?これは私がやらなくても良いかも?』とか『あぁ、ここは私が頑張った方が良いな』とか整理されてきます。
限られた時間の中で取り組むことだからこそ、最小の努力で最大のパフォーマンスを目指すのは、私の腹黒さかもしれません(私、昔から『他の方でもできることは、他の方にやっていただく』という主義なもので・・・)。
いずれにしても、何かの行動を起こすということは、どこかで誰かを巻き込むことになるので、できる限り悪い余波を出さずにいきたいと考えています。
そういえば、昔は白黒はっきりしていた私ですが、最近はグレーや玉虫色も楽しめるようになってきました。
これって、大人の階段を一段昇ったのでしょうか?
なんて、ずらずら書いてしまいましたが、改めて読み返し、オチが何もないことに気が付きました。
あぁ、年始からイケてない文章となってしまいました事をお詫びいたします☆
皆さんにとっての正義は何ですか?
それは、周囲の方にとってどのような影響を及ぼしていますか?
訪問をありがとうございます。
そして、明けましておめでとうございます。
1日はさすがに仕事は休み、家族と参拝したり実家に顔を出したりしています。
皆さんは、どんな新年を過ごしておられますか?
さて。
本日より、このサイトも通常運転をしようと考えていますが、まず最初に書こうと思ったことは、一般社団での取り組みである『サービスB(住民主体型活動)』の活動についてです。
これ、今は誰も焦ってはいませんが、今後の社会保障を考えた時に、今のうちから整備しておかないと数年後に地域は大変なことになると私は考えております。
総合事業という形で介護保険とは距離を取っている『住民主体の活動』。
これをいかに活性化できるかが、今後、地域で住みやすさを大きく分けると私は感じているのですね。
そして、これからはどれだけ地域と深く関わることができるかが、介護事業者としても存続を大きく左右すると考えています。
今までは介護保険の売り上げに頼って事業を進めてこれましたが、今後は、それだけでは事業が成り立たない時代になっています。
経団連・財務省が掲げている『要介護2以下は軽度者とするべき』は、次々期改定時に大きな影響を及ぼすでしょう。
決まってから動いても遅い。
そういう意味でも、地域で行われている『サービスB』と繋がりを持つことは、事業継続の視点で大きな担保になると思うのです。
サービスBは介護保険事業者にとって、実はものすごく宝庫なんですよ。
なぜなら、いずれ要介護となる方々をたくさん抱えているから。
彼ら(サービスBの担い手)が求めているのは『専門的知識や技術をアドバイス・サポートしてくれる人たち』であり、ここに注目してサービスBの活動をサポートすることは、どんな営業にも勝る効果が期待できると思います。
地域住民(担い手)って、ものすごい宣伝効果(口コミ力)を持っていますし、要支援者の頃からサポートという形でちょっと関係性を持っておくだけで、要介護になった時に自然と選定の一つになることができるのです。
そして、行政に対しても『地域貢献しているよー』というアピールができます。
最小の力で、最大の効果を狙えるのが『サービスBのサポート』。
今のうちから先をみて、誰と繋がり誰と協力していくかを考え実践していくかが大切だと、私は考えています。
ちなみに当法人で行っているサービスBですが、昨年は初めての試みとして行ったため、私自身の目標は『参加者・担い手の持っている力を評価し、活動を仕組化すること』でした。
これについては概ね達成できたと感じています。
そして、今年は『サービスBの存在を周知する』ことを目標にしています。
本来は行政がこういうことを行うと思うのですが、限界があります(当区の行政は本当に頑張ってくださっています)。
であれば、周知・宣伝は、実際に活動している団体が行い、『やりたい!』と手を挙げた団体を、行政と社会福祉協議会がサポートするという仕組みにした方が、現実的であり効率的だと考えたのです。
そこで、来年からは活動の中で月に1回『勉強会』というコマを設けて、様々なことについて学ぶ時間を持ってもらうことにしました。
具体的には、警察に依頼をして『オレオレ詐欺に引っ掛からないための講義』をしてもらったり、包括に『介護保険の説明』をしてもらったり、地域の訪問看護事業所に『リハビリ運動』をしてもらったり、訪問介護事業所に『ヘルパーのできること・できないこと』を講義してもらったり、消費者センターに『クーリングオフ』について講義してもらったりetc
比較的元気な段階から知っておいた方が良い情報を『勉強会』という形で提供する。
そうすることで、サービスBの参加者や担い手に知識を持っていただくだけでなく、講義をする方々にもサービスBの存在を知ってもらうことを狙っています。
言葉は知っているけど、どんな雰囲気でどんな活動を行っているのか今イチよくわからない。
それを少しでも解消できるよう、そして、活動を通じて参加者の方々が生きていくための有効な知識をつけることができるよう、更なる発展をしたいと考えています。
どうせやるなら楽しくやりたい♪
そんな想いでいっぱいです。