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2017-07-07 23:10:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は七夕でしたね。

 

流れ星も天の川も見ることはできませんでしたが、皆様はいかがでしたか?

 

 

 

さて。

 

先日、来週講義をお願いしている厚労省遠藤様より資料をいただき読んでいたのですが、やはり、これから介護保険で支援を提供していくには、今までの関りだけで良しとするのではなく、社会の変革・社会保障の変革に伴い、求められていることを的確に見抜いて取り組んでいく力が求められるんだなぁ~、と実感しました。

 

つまり、「今までの個別ケアマネジメントで満足していてはだめですよ」ということですね。

 

 

 

とはいえ、大半の方が雇用関係にあるケアマネジャーだと思います。

 

地域との関わりとかそんなこと言われても、いちケアマネジャーの自分には何にもできないし・・・と考える方もおられるかと思います。

 

・・・が、それを言っていては、何も始まらないのですよね。

 

現に、平成27年度からの総合事業開始にあたっての移行期間ですら、皆がどこか他人事でいる感を受けてしまうのは、私だけでしょうか?

 

『これは私の役割ではないし、然るべき人がお膳立てしてくれたら(周りの動向を見つつ目立たない程度に)協力はしますよ』という姿勢では、確実に平成33年改定時に、地域は大変なことになると断言できます(あ、私の断言はどうでも良いか・・・)。

 

私たちの見るべき視点は、現在行っている個々のケアマネジメントも大切ですが、もっと全体を捉えて俯瞰的にみる視点や先々を見る視点は必要だと感じています。

 

なぜなら、経営者というのは経営のプロではあるでしょうが、社会保障の動向についてまで把握しているのは、ケアマネジャー以外にはいないと私は考えているからです。

 

たくさんの情報を持っているケアマネジャーが、「今うまくいっているからよし」ではなく、今の社会の動向・これからの社会保障の変革を踏まえて、何を行う必要が会社にあるかを提案していくことって、とてもとても大切だと思うのです。

 

 

 

次期改定は、利用者へは保険料等を含めた利用金額の変革と、訪問介護・通所介護をはじめサービス事業所に大きな変革があると思われます。

 

そして、その次の改定では、要介護1・2の方々の総合事業入りや、ケアマネジメントの在り方(有料化含む)が、ある意味大きな論点に挙がると思われます。

 

 

 

一人ひとりの力は弱いかもしれない。

 

だからこそ、事業所の枠を超えて、地域のケアマネジャーが協力して、「今、地域に何ができるか?」を真剣に考えて行動に起こしていかないと、これから先の変革についていけなくなると思っています。

 

会社が、とか、個別ケアはきちんとやっているから、ではなく、自ら役割を探して担っていく。

 

活動している人、頑張っている人の足を「揶揄」という形で引っ張るのではなく、一緒に取り組んでいく。

 

地域に入り込んで、ケアマネジャーの得意とする「社協や包括・行政とチームとして地域をマネジメントする」視点を、どうか、一人でも多くのケアマネジャーに持ってもらいたいと思います。

 

 

 

皆さんは、地域のケアマネジャーとの横の関係を上手に活かして、行動に繋げていますか?


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