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2016-03-17 21:12:00

訪問をありがとうございます。

 

今日はケアマネジメントと全く関係のないことを書かせていただこうと思います。

 

日頃のフワフワした思考をまとめたくなったので、メモ代わりにここを使わせていただこうかと。

 

私、この仕事をしているせいか、人間の存在意義や幸せについて考えることが多いのですが、その辺りのことを、独断と偏見に満ちた思考で書くので、全くもって面白くもないし、学びや気づきもないと思います。

 

はい。

 

暗に『読み飛ばした方がいいよ』と言いたいわけですσ^_^;

 

 

 

【現代の社会について】

現在の社会を見ていると、大半の人がとても忙しそうである。

いや、実際に忙しいのであろう。

 

電化製品を中心として、生活は便利になったのに余裕の無い社会。

全てにおいて『効率化』という言葉を用い、1分1秒も無駄にしてはいけないという緊張感。

情報過多の中、何が正しくて何が間違っているのかは自分で見抜かなければならない、野生的(?)嗅覚も求められる。

常に何かに追われており、自身の言動に失敗は許されない状況になっているのが、現在の日本の社会だと私は感じている。

 

拝金主義であり、人々の言動からは損得勘定が抜けない社会。

人の人生を『勝ち』『負け』で表してしまう社会。

『個の尊重』と言いつつ、溢れるほどのマニュアルやノウハウ集が満ち溢れている社会。

情報の社会に、人間がついていけず、歩みを止めると社会から遅れを取ってしまい、そうしたら『脱落者』の烙印を押されてしまう。

それが怖くて、周囲と自分を比較しながら、必死に毎日を生きている人もいると思うのだ。

 

これらをひっくるめて一言で言うと『息の抜けない社会』とでも言うのかもしれない。

 

こんな状態で、果たして人は、幸せを感じて生きることができるのだろうか?

そんなことを、いつも考えている。

そして、これを嘆くのではなく、現状を知った上で、果たしてどうすれば、人は安心して自分らしく楽しみながら生きることができるのか?ということを考えてみた。

 

 

 

【現在に至る背景要因について分析】

私の記憶では、人々が慌ただしくなったのは、バブルの頃からではないかと認識している。

また、人との関わりよりも拝金主義になってしまったのもこの頃からではないかと考えている。

 

それまでの日本は、年功序列の終身雇用が基本だった。

それが、バブルをきっかけに社会人の大半が、多額の現金を手にできるようになり、それを手にした人々は、まるで自分が急に力を持ったような気になっていたように記憶している。

『持っている現金の多さ=自分の力の強さ』という錯覚に陥ってしまったのである。

これが、人間に勝ち負けをつけ始めた発端であるように私は感じている。

(本当はテレビで勝ち組み・負け組みという表現をしたことが発端だが、私はその前から世の中で勝ち負けはあったと思っている)

 

そして、その後のバブル崩壊。

この頃から、徹底した『効率化』をしないと、生き残れない時代が始まったように思う。

 

その昔、『国富論』を書いたアダムスミス。

彼は『経済の父』と呼ばれ、世界中に多大な影響を及ぼした人の一人だが、彼は『最大に効率化した働き方は、徹底した分業化である』と説いた。

正に、今の社会の働き方そのものである。

そして、それは確かに企業にとっては良かったかもしれない。

10の技術をマスターしたスペシャリストを一人育てるより、1の技術をマスターしたスペシャリストを10人育てた方が、時間も労力も短縮できるから。

それに、働く側も10の技術を磨いて働くより、1の技術を徹底して磨く方が楽だと思う。

さすが、世界の経済の父、である。

 

だが、彼が同時に書いているリスクについては、注意を払う人は少なかったらしい。

『徹底した分業化は、自分以外の役割を見ない傾向が強まる』。

これは、自分の役割は責任を持って行うが、その隣の人が困っていようがそれは自分の範疇外として、構わなくなってしまうということである。

そして、不景気なせいだろうが、どの企業も徹底した分業化を行い、一人の社員がギリギリ頑張れる限界まで、仕事を担当させることになってしまったのだ。

自分のことで精一杯な状況で、横を見る余裕なんてあるわけがない。

仮にあったとしても、隣の人が困っていたとしても、そこに手を貸す余裕は持てないだろう。

そのくらい、企業の社員に負荷を与えないと、生き残れない社会になってしまった。

というわけで、この『徹底した分業化』も、現在の社会が横の繋がりを持たなくなった原因の一つに挙げられると、私は考えている。

 

他には、インターネットの普及で情報は加速され、携帯電話の普及で常に人は何かに管理されるようになったと思う。

これは、常に何かに追われてい感や、常に何かに管理されている感を生んだと、私は考えている。

 

 

あ〜、一気に書いたら疲れてしまいました。

 

まだ、原因の段階しか書いていないのに、この疲労感。

 

続きは、また気が向いたら書きますので、『うっかり』これを読んでしまった方は、同じ失敗をしないようにしてくださいませ☆


2016-03-16 22:47:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は思ったよりも寒い一日と感じましたが、皆さんの地域はいかがでしたか?

 

 

 

さて、今日は様々なことがあり、私自身、たくさん考え直す日でした。

 

午前中は大手町に行き、知人を介して単独居宅の相談に乗っていただいたのですが、まぁ、撃沈です。

 

対応してくださった方は、とても温厚で優しい方でした。

 

年度末の忙しい時期に、私の他愛もない夢を聞いていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

が、私の思考回路が多分に変わっているせいですが、話をしながら利益に対する感覚の違いを、まざまざと感じました。

 

一般企業は厳しい。

 

社会保障での事業は、利益ありきではなく、貢献の結果、利益を生むという仕組みだと私は考えていますが、この辺りの説明を一般企業にすることは難しいだろうな、ということが理解できました。

 

そのことに気づいていただいただけでも、十分な成果でした。

 

今後はそれを踏まえて、どのようにアプローチしていけば良いのかを、私自身がしっかりと考えていきたいと思います。

 

 

 

午後は普通に仕事をし、夜は今年度最後の交流会を開催したのですが、こちらはとても嬉しい展開になりました。

 

今年度の当社主催の地域交流会は、本日をもって終了となります。

 

一年間、お忙しい中時間を作り、来ていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、来年度は新たな形で会を立ち上げる相談をさせていただきました。

 

 

 

その時に、参加していただいた包括職員さんのひとこと。

 

『妄想は計画にしなくちゃね』

 

その言葉をきっかけに、新たな会の初回に誰に声をかけるかを話し合いました。

 

あくまでも『個人』としてお誘いする。

 

そのことを踏まえながら、皆が『これは』と思う方に声をかけ、10名の人数からスタートすることにしました。

 

本当にありがたいことです。

 

私一人では絶対に実現しないことも、こうして皆さんの力を借りながら実現できている。

 

そのことを、とても嬉しく思いました。

 

 

 

会の中で連絡を取れる方にはかいの参加と日程の調整を依頼し、その場で初回の顔合わせの日取りを決めました。

 

『熱は冷めないうちに』の如く、です。

 

その行動力に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

また、座談会の中で、とある方が警官に対して怒っていました。

 

曰く、『転倒している高齢者を通りかかった警官が助け起こしたが、そのまま少し会話をして、去って行ってしまった』というのです。

 

その方は、たまたま建物の上からその姿が見えたのですが、気になってその方の様子を見ていたとのこと(さすが専門職!)。

 

その高齢者は小刻み歩行でガードレールまで行き、ぼんやりと座っていたようです。

 

そこで彼の取った行動は、自分の事務所に彼を連れて行き、警察に連絡。

 

高齢者の方は、他区で捜索願いの出されている方でした。

 

 

 

警察が悪いとか、そういう話ではありません。

 

わからない人ってそんなもので、何かあっても本人が『大丈夫』と言えば、それ以上は踏み込みにくいですからね。

 

その辺りも、専門職である私たちが地域に対して、高齢者についての知識や、介護保険の説明をしていくことが大切なんだよなぁ、と感じました。

 

そして、無意識に様子を察知し助けに行ったその方を、素晴らしいと思いました。

 

当地には、素晴らしい方がたくさんいます。

 

 

 

皆さんの地域には、尊敬できる方、良い影響を与えてくれる方はおられますか?

 

皆さん自身は、誰かに良い影響を与えていますか?


2016-03-14 21:05:00

訪問をありがとうございます。

 

今日は、とてもとても寒い一日でした。

 

皆さんの地域はいかがでしたか?

 

 

 

さて、今日は、区内住民による自主的な会合第2回に参加させていただきました。

 

いやぁ、素晴らしいです。

 

自治会の役員さんとボランティア団体の方々が中心に集まっていましたが、皆さんの主体的な姿に元気をいただきました。

 

 

 

『住民主体の地域をつくろう』という熱い想いは、損得なしで人を動かします。

 

一人ひとりの力には限りがあるけど、だからこそ、繋がることで大きな力となり、物事を動かすことができる。

 

世話役の方々の熱意は、確実に地域を動かすだろうと、受講しながら思いました。

 

これは私たち専門職も学ぶところが多いと思います。

 

忙しいのは皆同じなわけで、その中でも自分の役割を制限することなく、行動を起こすこと。

 

その勇気をいただきました。

 

 

 

個人的な行動としては、昨夜の決意が薄れないうちに、包括の方のところに行き『個人的に』地域包括ケアの構築に向けて、地域のことを考えることに協力依頼をしました。

 

すごくすごく勇気を持って行ったのですが、よほど緊張した顔をしていたのか、笑いながらあっさり『いいよ』と言っていただけました。

 

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

この方とコアメンバーの相談をした後、包括の方から行政に、私は地域のケアマネジャーに声をかけて、同様の依頼を行う予定です。

 

保険者と近い関係になれる地域包括ケアのメリットを最大限活かして、地域の実情に合った支援ができるように。

 

それが、いつか地域が安心して生活できる環境に繋がるように。

 

頑張りますよ〜♪


2016-03-14 07:33:00

訪問をありがとうございます。

 

昨夜、大阪から深夜バスに乗り6時半に東京に着いて電車に乗りましたが、この時間で既にラッシュ気味の東京って・・・。

 

働く方々の大変さを、改めて感じました。

 

毎日、お仕事おつかれさまです。

 

 

 

さて、2日間の研修を終え、私自身はたくさんの学びを受けました。

 

年末に受けた研修のおさらいだったわけですが、12月から学んだことを意識して実践し、それを踏まえて、再度受講した形となりました。

 

前回との違いは、先生のお手伝いという形で公開する側に立ったり、受講生の方々についてファシリテーター的役割を担ったことでしょうか?

 

受講生とファシリテーターという2つの立場から受講することによって、更に多くの気づきを得ることができたと思っています。

 

 

 

そして、研修後に先生とガッツリ2時間ほど相談にのってもらいました。

 

こちらが本命だっ方もしれません。

 

地域包括ケアの構築に向けて、ケアマネジャーのできることはたくさんあると思いますが、それをどのような形で提案し、参加していけば良いのか?

 

今現在行っていることは、今後も継続することに意味があるのか?

 

また、その優先順位についてなど、教えてもらうことはたくさんありました。

 

 

 

先生からは、とある県の包括職員さんの行動を例に、会の開催について教えていただきましたが、団体への働きかけが難しければ、個を最大限活かして活動を始めることの提案を受けました。

 

包括・行政・社協にも声をかけながら、個の『有志』を募り、定期的に会合を開きながら、その輪を広げていく。

 

まずは包括の職員から。

 

また、誘う方々の力量(モチベーション含)も見極めながら輪を広げることが大切。

 

先生の話を聴きながら、イメージが湧いてきましたし、話の中で先生には何度も『自分の思う枠を外して考えなさい』と言われました。

 

 

 

そう。

 

私は話を聴きながら、2年前、全く知らない地に一人で来て、その中で懸命に繋がりを求めて活動していた時期を思い出していました。

 

あの時の大変さを知っているからこそ、新たな取り組みで一から同じことを行うことに、どうしても抵抗を持ってしまっていたのです。

 

やっとの思いで、地域のケアマネジャーと横の繋がりを持つことができ始めたのに、今度は当初より大きなもの(会社や職能団体等々)を抱えて、またそれを一から・・・。

 

しかも、人口50万人を超える区で、私個人の発信からどこまで広げることが出来るかなんて考えたら・・・。

 

そのことに怯んでしまい、どうしても先生の話をスッと聞くことのできない私自身がいたのです。

 

先生はそのことに気づいておられたのか、『やりたいと思ったらやれば良いし、やりたくないと思ったらやらなくて良い』と言われました。

 

 

 

結局、その言葉をキッカケに、私の中では取り組んでみよう、と決心することができました。

 

地域の人が、安心して生活できる姿を見てみたい。

 

ご利用者と地域を繋いで、本来ある『住み慣れた自宅での生活の実現』を見てみたいと、素直に思うことができました。

 

 

 

今週、今年度最後の地域交流会を開催します。

 

そこに、地域の枠を超えた同じ想いを持ったケアマネジャー、キーになりそうな包括の職員の方と社協の方に声をかけてみようと思います。

 

 

 

帰りのバスの中でボンヤリと、2年前に、何のゆかりもない地に単独居宅の事業所を立ち上げたことを思い出していました。

 

あの時は、毎日が怖くて、不安でいっぱいでしたが、助けてくれる仲間がたくさんできました。

 

今回は、どんな形になっていくのかな。

 

まずは、一歩を踏み出してみようと思います。

 

 

 

先生に次にお会いするのは5月中旬です。

 

2ヶ月後、どんな報告をするのか、楽しみな自分がいます☆


2016-03-13 00:38:00

訪問をありがとうございます。

 

いやぁ、私、本当に大阪に来て良かったと、実感しています。

 

まず、ホテルインした際に、セミダブルの部屋を予約していたのですが、部屋が空いておらず、ダブルベッドの部屋にグレードアップしてもらいました。

 

室内も、ソファーがなぜか3つもあったりと広く、22階からの眺めも気持ちが良いです。

 

あぁ、何で私は今日、一人で来てしまったのでしょう。

 

部屋の広さが逆に寂しさを感じてしまうなんて。

 

そんなわけで、部屋に帰るなり夫に電話をして、長々と話こんでしまいました。

 

付き合ってくれた夫に感謝感謝です。

 

 

 

また、先々週より休みがなく(あ、仕事の要領が悪いのです)、心身ともに疲れてはいましたが、とても素晴らしい方々とお会いすることができました。

 

モチベーションの高い方、自身の職種に誇りを持って仕事に就かれている方との出会いは、私にとって、何よりの宝物です。

 

今回の出会いを大切に、その繋がりを様々なところに繋いでいけるよう、私自身、もっともっと学びと実践、そして振り返りを繰り返し、ケアマネジメントの本質の部分を深めていきたいと、改めて思いました。

 

皆さんは、繋がりを大切にしたいと思える人との出会いを、大切にしていますか?

 

 

 

さて、本日の講義ですが、授業前に言われた先生の言葉。

 

『価値(やりがい)を感じながら仕事をする』

 

これは、自己検証を繰り返し、気づきを意識しながら日々の業務に就くことの大切さを説いています。

 

日々の仕事を『こなす』だけでは作業になってしまう。

 

これは体験の積み重ねであり、経験にはならないですよね。

 

大切なことは、『自分の言動・感情にどれだけ意識を向けて』支援を実践しているかと、その言動・感情を『きちんと振り返って次に活かしているか』ということだと思います。

 

この繰り返しが経験を積むということであり、自分自身の専門性のやりがいに繋がると、私は受け取りました。

 

ちょっと堅苦しい文章になりましたが、この部分は、ケアマネジャーに限らず、専門職としての『基本のキ』だと、改めて実感しました。

 

読むと、『当たり前だよね』と言われてしまいそうですが、実践となると、なかなかもって、強い意思と厳しさに向かい合う強さが必要になります。

 

私自身、最近は夜の予定が多くて、振り返りの時間をなかなか取ることができていませんでしたが、やはり、この部分はおろそかにしてはいけない、その時間を作るために、どのように毎日を過ごすかを、帰りの移動の中で考えてみようと思います。

 

 

 

そして、もう一つ、どうしても書き残しておきたいことがあります。

 

それは、『リスクマネジメント』についてです。

 

 

 

リスクマネジメントというと、どうしても私の中では『守り』のイメージが強かったのですが、先生は、リスクとは『不確実なこと』と定義した上で、『リスクを取り除くことではなく、事象のプラス面とマイナス面を両方捉えて、リスクをコントロールすることが大切である』と説明されました。

 

確かに。

 

私、この言葉は、深く深く心に刺さりました。

 

私達の仕事は、『ご利用者の“こうしたい”』という、ご利用者自身が描いているイメージを実現するために支援を提案・調整することです。

 

その中で、リスクについても十分に配慮する必要はありますが、過剰にそこに反応してしまうと、ご利用者自身の持っている『力』を奪ってしまう結果になる恐れがあります。

 

また、自己実現を阻む可能性や、ご利用者自身のモチベーションを減少させてしまう危険性も出てくると思います。

 

大切なことは、専門職としてアセスメントを行う上でリスク(プラスとマイナス)を把握し、それをご利用者自身に伝え、どこまで自立支援を追及するかを、ご利用者と一緒に考えることなのかなぁ、と感じました。

 

これ、今後のアセスメントからプランニングに移行する時に、ご利用者に対して、意識して実践してみたいと思います。

 

そして、ご利用者の状況をみながら、ご利用者の感情に働きかけることを意識しながら取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

何てことを振り返りながら、だらだらと打っていたら、あっという間にこんな時間になってしまいました。

 

明日は公開事例も含めて、また4事例行う予定です。

 

本当に内容の濃い授業なため、これから明日の予習をして寝ます。


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