インフォメーション
訪問をありがとうございます。
最近、マスク着用の方が増えましたね。
また、最近咳をしている方も多いので、体調を崩しやすい時期かもしれません。
年末ということもあり、慌ただしい日々が続いていると思いますが、体調管理には気をつけましょう。
さて。
本日は『紡ぐ会』の会議に出席しました。
この会は以前にも書きましたが、理事長である宮﨑さんが『業務の効率化を図りつつ、ケアマネジャー同士が繋がることで、ストレスを少しでも緩和し、本来の相談業や地域の為に動ける環境を創ろう』という、熱い想いで始まりました。
完全に現場目線で、あるべき論や理想論ではなく、自分たちで自分たちの役割を創っていこうと取り組んでいる会です。
ヤラシイ話ですが、全て無報酬での取り組みです。交通費も自己負担なんですよ。
(一部参加費をいただいている研修なども、会場費や案内費等々で全て消えていっている状況なんですよね)
なんでこんなに熱心に取り組むことができるのかと聞いたことがありますが、『だって必要じゃん』という返答でした。
現場のケアマネジャーは、常に駄目出しをされて疲弊している。
頑張っても頑張っても報われない職種になりつつある。
でも、ケアマネジャーは、みんな真面目に頑張っている。
まずはそのことを十分に認め、余計な負荷やストレスを減らしてから、その上で自分たちで役割を考えていこうよ。
これ以上、仲間が疲弊して辞めていく姿を見たくないんだよ。
役職とか、体裁とか、個人的な損得抜きの『必要とされていることに全力で取り組む』というシンプルさは、すごいと思います。
現場ならではの考えであり、発想ですよね。
理事長を引き受けたことも、発起人ということもあるでしょうが、それ以上に何かがあった時に矢面に立つ覚悟から引き受けているのです。
今日の会議では、とある企業さんに協賛依頼をしていました。
今回の協賛依頼を受けていただけたら、自分のエリア内の研修は全て無料にして開催したい、と熱意をもって話していました。
理由は『出来るだけ多くのケアマネジャーに研修に参加してもらい、ストレスを軽減してほしいし、繋がりを持ってほしいから』ということです。
私は今まで、ケアマネジャーの専門性とか役割については貢献しているつもりでしたが、想いや行動力で更に上をいく人がいることを、とても嬉しく思います。
そして、この会でいろいろなことを学びながら、楽しんで参加していきたいと思っています。
12月22日は、錦糸町でアセスメントについて研修を行います。
押さえるべきポイントなど、何を話すかを話し合いました。
また、前回は会場の変更から、様々な課題が出たため、それをどのように改善していくかについて話し合いました。
興味のある方は『ケアマネジャーを紡ぐ会』で検索していただけたらと思います。
法人を立ち上げて3ヶ月の会ですが、全国で会員を募っているので、一人でも多くのケアマネジャーにその存在を知ってもらい、一緒に考えたり、役割を創っていけたらと思っています。
最後に。
私事ですが、本日は夫の誕生日です。
子ども達からは『お父さんの誕生日に仕事を入れるなんて、お母さんは酷い!』とブーイングを受けましたが、夫は『陽子ちゃんが頑張りたいことならしょうがないね』と笑っていました。
本当にいつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、私が全力で様々な活動に取り組めるのは、この家族だからなんだなぁ、と思います。
長女に『お父さんに手紙を書くこと』というミッションを出されつつ、未だに書いていない私。
どうしましょう?
とりあえず、この内容をアップしたら、手紙を書いて帰ろうと思います☆
夫へ
誕生日おめでとう。
そして、いつもありがとう。
訪問をありがとうございます。
今週が始まりましたね。
年末がある分、早々に活動されているケアマネさんは多いのではないかと思います。
さて。
今日は『伝える際の真の目的』について、考えてみたいと思います。
突然ですが、質問です。
『皆さんは相手に物事を伝えるとき、どちらを目的としますか?』
1)自分が相手に伝えたいことを伝えることを目的とする。
2)相手が理解することを目的とする。
これ。
同じ伝えるでも、大きく異なります。
多数の方が『2に決まっているよ』と思っているかもしれないですね。
では、次の質問です。
『皆さんは、相手が理解しやすいように配慮して物事を伝えていますか?』
これはどうでしょう?
頭では理解していても、『相手が理解しやすいように伝える配慮』を意識して行っている人は、どのくらいいるでしょうか?
相手に軸を合わせて、相手の話すスピードや語調、話をする時の場の配慮・相手の心身の状況(キャパシティーを含みます)・相手がわかりやすい言葉・相手に響く伝え方etc
これを考えながら面談をして実践できている方って、多くはないのではないかなぁ、と私は思っています。
私たちの仕事は情報の提供やら、事業所とのやり取り等々。たくさんの場所で『伝える』ことを目的としています。
その『伝える』を行うとき、『相手の状況に合わせて』行うということを意識して配慮する気持ちを持つだけで、何かが大きく変わると思うのです。
これからモニタリングが始まると思います。
さまざまな場面で、誰かに何かを伝える必要性は出てくるでしょう。
そのときに少しでもこのことを思い出して、相手の状況・目線・気持ちを考えながら、必要なことをベストなタイミングと言葉で伝えて欲しいなぁ、と思います。
私自身も改めて意識したいと思います。
訪問をありがとうございます。
今日は休日ですね。
皆さんはお休みを充実しているでしょうか?
さて。
今日は『平等』について、考えてみたいと思います。
最近、特に感じているのですが、私自身も含めて、『ご利用者のために』と言いながら、実は支援者サイドの都合で物事を考えていることが、多々あるのではないかと思うのです。
そういう反省の意味も込めて、今回は書いてみました。
平等について書く前に。
私は『人のために制度がある』と考えています。
そして、『介護保険』という制度は、現代に必要な制度であると同時に、これからの社会にもなくてはならない制度だと考えています。
だからこそケアマネジャーは、目の前の人を大切にする(ミクロの視点)と同時に、これから先、制度がこれからも安心して利用できる視点(マクロの視点)も大切だと考えています。
つまり、ご利用者の尊厳を守ると同時に、効率化に向けての視点も忘れてはならないと思うわけです。
前置きが長くなりましたが、『平等』の意味について。
これには2つの意味があります。
一つは『偏りや差別がなく、すべてのものが一様で等しいこと』(広辞苑)です。
これはわかりやすいですね。
食べ物を皆で平等に分けるとき、均一に3等分するとか、そんなイメージです。
そして、もう一つは『人によって違いがあることに応じた平等(相対的な平等)』があります。
これは、一言で言うと『個々の状況に応じて変化する平等』です。
つまり、『必要な支援は個々の状況に応じて違うわけで、その個々の状況に応じて過不足なく必要な支援を提供する』ことです。
私は介護保険というものは、この相対的な平等であると思っています。
ここの部分を混合して『平等』を語ることは、福祉の社会で仕事をする上ではマズイと思うわけで。
介護保険を受ける権利については、1号被保険者であれば、誰でも平等に受けることができます。
しかし、その利用内容については、個々の状況によって違うわけです。
Aさんにとっては必要な支援でもBさんにとっては不要な支援。
そんなことはざらにありますよね。
そして、両者とも、その支援を受けることで自立に向かって生活が営まれていたら、それは『平等に介護保険を利用している』ということだと思うのです。
そして、それは今のご利用者だけではなく、次の世代のご利用者、さらにその次の世代のご利用者にも、同様に利用できる制度にしていかなくてはならないと、私は考えます。
だからこそ、ケアマネジャーの役割は大切だと思うのです。
目の前のご利用者の支援が『自立した生活の実現』に向かって介護保険を利用しているか?(対処療法になっていないか?)
効率化の視点も持って、継続可能な制度になるよう配慮しているか?(過剰支援の提供をしていないか?介護保険のみで課題を解決しようとしていないか?)
この両方の視点を持って支援を提供してこそ、本当の意味で『社会に求められる姿』が実践できるという思うのです。
現在の被保険者も介護保険を受ける権利は有していますが、これから先の世代の被保険者もその権利を有しており、そういう意味では、効率化はとてもとても大切だと思うのです。
なんて。
今日は(今日も?)堅い話をしてしまいましたが、最後に、厚生労働省の方の講演で話をされていた言葉を引用させていただきます。
『ケアマネジャーは、多角的な視点が必要です。
それはご利用者に対してだけでなく、連携するサービス事業所・医療機関・保険者等々、全ての関わる人に対しても同様です。
制度の中で、全体をみることができるのはケアマネジャーだけです。
だからこそ、その責任は重くやり甲斐があると思います。
支援を考えるときには、多角的な視点を持ち、誰もが納得できる支援を提供してください。』
本当にそうだと思います。
ミクロの視点とマクロの視点。
そして、計画した支援がご利用者にとって『自立』に繋がっているか?
これらの視点について、もう一度よく考えてみたいと思います。
そして、一人ひとりのケアマネジャーがその視点を持って支援にあたることができれば、本当の意味の『平等な福祉』の提供が実践でき、社会が安心して生活できる環境を創れると、私は思います。
訪問をありがとうございます。
今日は寒さが厳しく、途中で雨が降ったりと何だか過ごしにくい一日でした。
皆さんはいかがでしたか?
さて。
モニタリングをしていると、ご利用者からたくさんの話を聴きます。
体調、サービスの満足度、短期目標の達成度、現在の課題、等々。
そんな中、改善要望や調整依頼を受けた時は、すぐ事業所に連絡を取って報告・依頼をしますよね。
そして、同じ報告でも意外に忘れがちなものがあります。
皆さんは、ご利用者から事業所に対しての感謝の言葉を受けた時に、報告をしていますか?
私、実は、ここには力を入れています。
ご利用者やご家族から、事業所に対しての感謝の言葉を受けた時、内容を具体的に聴いて、自宅を出た瞬間に事業所へ電話します。
そして、相談員や責任者などに必ずすぐに伝えます。
『こういうことをしてもらって嬉しかったと話を受けました』
『こういう配慮に感動したと、とても喜ばれていました』 等々。
すでに実践されている方も多いと思いますが、もし、まだそういった連絡はしていないという方がおられたら、ぜひ取り入れてほしいな、と思います。
事務連絡だけでなく、良い話も立派な報告ですよね。
こうやってチーム力を高めること、エンパワメントもケアマネジャーの大切な役割だと思います。
訪問をありがとうございます。
今日は、千葉市で行われている事業所の集いに参加をさせていただきました。
知人が紹介者の方に、私が地域で交流会を開催していることを伝えてくれ、紹介者の方が、わざわざ事務所に来てくれて、今回の会を用意してくれました。
どの会に参加させていただいても感じること。
皆さんから、たくさんの元気やパワーをいただきます。
地域で安心して生活する為にどうしたら良いか?
繋がりを強めることで、地域に役立とう。
損得抜きで、地域のことを真剣に考え、行動しています。
今日の学びは、『地域の繋がりを強めたいと思ったら、自ら地域の活動に参加する』ことが大切だということ。
そして、結果を急がずに、継続して地道に取り組んでいくこと。
月初のお忙しい時期にお集まりいただいた皆さん、そして、素晴しい会を繋いでいただいた渡辺さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
17日は、他区の活動に参加させていただく予定です。
たくさんの活動を知り、勤務地に取り入れたいと思います。