インフォメーション
訪問をありがとうございます。
相変わらず暑い日が続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
私は脂肪(但し胸を除く)だけが溶けてくれたらいいのに・・・と思いながら、毎日を過ごしています。
昨日は、サービスB終了後、名古屋に移動し紡ぐ会の研修を行いました。
研修を行う中で私自身が気をつけていることは、『考えるきっかけを持ってもらう』ことと『グループワークを通じてケアマネジャーの(気持ちの上での)孤立化を防ぐ』ということです。
とはいえ今回は、伝えたい内容に対して時間が少なすぎるため、どうやって講義内容を進めていくかについては、本当に悩みました。
そして、私自身の話は聞かなくても資料を読めばポイントが分かるようにして、グループワークに重きを置くことにしました。
終了後のアンケートを集計しながら、自由記載欄に『グループワークで色々な意見を聞けたり、自分と同じ悩みを抱えていることがわかって良かった』というコメントが多く、安心しました。
ケアマネジャーって、相談できる・意見交換ができるケアマネ仲間がいる人といない人では、キャパシティーの容量が大きく違うと私は感じています。
研鑽は、一人で行うには限界があります。
私自身、(仲間という言葉があまり好きではありませんが)ケアマネジャーが専門職として向上するためには人間力の向上が必須なわけで、それを育むのは、様々な人との関わりの中でしか得ることはできないと考えています。
また、間違った方向に進みそうになった時に考え直すきっかけをくれたり、意見交換の中で新たな視点をくれるのも、仲間だと思うのです。
そして、その仲間は『地域』で見つけることが大切だと考えています(日常的・継続的に繋がることができるから)。
つまり、『ケアマネジャーの資質向上』というものに取り組もうと思ったら、地域のケアマネジャー同士での交流を深め、事業所という枠を超えて『共に学び成長する』という意識必要だと思うわけで。
そういう気持ちで、今回の研修を行わせていただきました。
主役は受講者。私は問いかけを通じて気づきを促すだけ、みたいな感じです。
そう。
私が紡ぐ会に共感してお手伝いさせていただいている理由は、ここにあります。
講師が一方的に教えるトップダウンの研修ではなく、ケアマネ同士で講師やワークを通じて気づきや意欲を高めていく。
ケアマネジャー同士が繋がり、そこから効率化や自己研鑽に励み、資質の向上を行うと同時に『ケアマネジャーの役割』というものを提言していこうという会の趣旨に賛同したのです。
この目的からぶれない限りは、頼まれたらできる限りの協力を行っていきたいと思っています。
そして、同時に自分自身の地域でも、これを深めていきたいと思います。
一昨年・昨年度は、深川エリアを中心に進めてきた『(事業所を越えた)地域で行うケアマネ勉強会』も、今年度は城東エリアを巻き込んでいきたいなぁ~、と思っています。
そのために、先週はわざわざ研修を企画したのですし。
これをお読みになった方で、『何で加藤がそこまでするの?』と思う方がおられるかもしれませんが、『誰が行うべきとかど~でもよい。気づいた人が取り組めばよい』と思っているからです。
そんなわけで、これからも学ぶ姿勢を持ちつつ、一歩でも前に進むことができたらよいなぁと思います。
皆さんは、ご自身の考えを行動に起こしていますか?