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2017-04-26 18:24:00

訪問をありがとうございます。

 

昨夜からこの記事を書いている間に何回もページが切れてしまい、『若干』イラっときている私です。

 

皆様は、心穏やかに一日を過ごすことができましたか?

 

 

 

さて。

 

今日のタイトルですが、これは昨夜談話した知人から言われた一言です。

 

ついつい話が面白くて、4時間以上話し込んでしまいましたが、その中で『ケアマネジャーの質向上を図るにはどうしたらいいか?』という議論の中で出てきた言葉です。

 

私、本音で話せる人が実はこの業界では少ないのですが、彼は本音で話ができる一人です。

 

そして、話の内容はかなりキツイ内容になりますので、心穏やかでない方は読まないでください。

 

 

 

『ケアマネジャーの質向上には、自浄作用が必要。それしか質向上は望めない』

 

こうはっきりと言われました。

 

 

 

うーん、それはわかっている。

 

いつかは取り組まなければならない課題だよね。

 

ただ、何をもって『出来不出来』を判断するのか?

 

それに、今は皆、目に見えるもの(書類)のスキルを上げることに精一杯で、本質部分の倫理だとか、面談技術とかを本気で学ぼうというケアマネジャーって少ないよ。

 

そして、書類の完ぺきなケアマネが評価されているのも事実。

 

できるケアマネとできないケアマネの線引基準。

 

本気で自浄作用を発動しようと思ったら、地域のケアマネジャー同士がするしかないと思うよ。

 

でもそれができるケアマネジャーっているかしら?

 

そこが難しいよね、という内容を私は返しました。

 

 

 

そこで帰ってきた言葉はこうです。

 

 

 

申し訳ないけど、介護の業界って他業種に較べたら甘い、というかぬるい。

 

一般企業では通用しない、自分だけしか通用しない言い訳が多すぎる。

 

そもそも、一般企業でやれないと感じた人たちが介護の現場に来る。

 

私は人事も担当していたけど、平気で40代以上の元サラリーマンやおばちゃん・無職の人が、『仕事がなくってとりあえず働きたい』と言って面談を受けるのが大半だよ。

 

そこで何となく経験を積んで、ケアマネジャーの試験を受けて受かって、何となくケアマネジャーになる。

 

もしくは現場がきついから、ケアマネジャーだったらできそうと思ってなる人が多い。

 

そもそものケアマネジャーになる前段階で、社会不適合とか勉強が嫌いな人たちが多く入っている。

 

割合にしたら、一般産業と較べて間口が広い分、質についても精査されていないんだよね。

 

だから、平気で『運営基準?知りません』とか、『研修とか机上の空論ばかり。勉強しても意味がない』という。

 

書類作成が大きな業務の一つであるのに、平気で『私、パソコン苦手ですから』という。

 

これって、よく考えたら、自分たちが努力をしたくない言い訳だよね?

 

勉強して知識を持たないといけないのに、パソコンを使いこなすことが必須なのに、それを努力もせずに拒否するのは、仕事を拒否するのと一緒。

 

そんなの、一般企業では絶対に通じない。

 

ケアマネジャーの役割は、ルールを踏まえて利用者に有益な情報提供をすることで、そのルールすらきちんと理解しないで自己解釈して、勝手に感情で支援し、大変になったら『困難ケースです!!!』と言う。

 

そんなケアマネジャーがいることで、頑張っているケアマネが燃え尽きてこの業界を去っていく。

 

そっちの方がおかしくないか?

 

だから、自浄作用は必要なんだよ。

 

(正しく)頑張るケアマネが働きやすい環境を作ろうと思ったら、質の高いケアマネジメントを提供したいと思うなら、そして、社会からケアマネジャーを認められたいと思うなら、自浄作用をしていくしかないんだよね。

 

 

 

非常に厳しい言葉ではありますが、本質をついていると思います。

 

そして、ここ半年間、私がもやもやしていることを、彼はズバッと言ってくれました。

 

 

 

私は基本的に、『完ぺきなスキルを持っている人はいない。だからこそ、知識を得て実践して振り返ってスキルを上げていくことが大切』と思っています。

 

そして、それは地域のケアマネジャー同士で行うことが、一番効果が得られると考えています。

 

その思いから様々な活動に取り組んでいますが、だからと言って、正直、研修に一切参加せず、文句ばっかり言っている人が地域にいたとしても、『あなた、自己研鑽もしないでいるんだから退場しなさい』とは、口が裂けても言えません。

 

いや、正直、何の研鑽もせずに『わかりません』とケロッと言い放つケアマネや、安易に人に聞いて物事を解決しようとするケアマネをみると『出口はあちらです』とは思うことはあります。

 

ただ、そこに労力とストレスを感じるくらいなら、放置した方が私自身の健康衛生上良いというか。

 

別に、個々のケアマネジャーにジャッジをするほどの権利も権限もないし。

 

もとい、興味がない。

 

と答えたら、『だから、ケアマネジャーの質向上は無理なんだよ』と言われてしまいました。

 

 

 

そろそろ生ぬるい時代は終わるのかもしれません。

 

私自身も、今後の活動について、一度立ち止まってじっくりと考えようと思いました。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆さんは、これを読んでどのように感じましたか?

 

ケアマネジャーの質向上って、どうすれば叶うでしょう?

 

そのために、自分にできることって何でしょう?