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2017-04-24 23:52:00

訪問をありがとうございます。

 

今日はとても良い天気に恵まれましたね。

 

皆さんはどんな一日を過ごしましたか?

 

 

 

私は仕事を早々に終わらせ、喫茶店で2時間半『どうしたらケアマネジャーの全体底上げは叶うのか?』を延々と考えていました。

 

この問い。

 

今まで十数年間、誰に聞いても『絶対に無理だから頑張るのはやめた方がよいよ』と言われていました。

 

が!!!しぶとい私はどうしても諦めきれないんですね〜(今でも諦めていません)。

 

3年前は『地域のケアマネジャーが、事業所を超えて『地域』という枠組みでスキルアップに取り組まないと叶わない』という結論に達しましたが、今回も同じ結論に達しました。

 

 

 

事業所単位ではなく、様々な団体単位でもなく、都道府県単位でもなく、地域のケアマネ単位。

 

同じ保険者の下で働くケアマネが団結して、スキル向上や自分たちで自分たちの役割を作っていくことに取り組まなければ、全体底上げは叶わない。

 

自分が持っている知識や経験は地域で共有し、地域の誰かが持っている知識や経験を自分の糧にする。

 

地域のケアマネジャー同士で仲間意識を持つというか、地域のケアマネジャーという存在を自分ごとに捉えるというか。

 

うまく伝わるかわかりませんが、そんな感覚です。

 

そして、同時に保険者(介護保険課や地域包括ケアに取り組む課)と、お互いの見える景色をすり合わせながら、『どうしたらより良い支援が提供できるか?』を丁寧に考えていくことが、何よりも大切だと考えています。

 

『対立』ではなく『共に考える』の姿勢です。

 

 

 

ここまで読まれた方の何割かの方は『何、非現実的な事を言ってるの?』と思われたかもしれません。

 

が、私、これを本気で実現しようと考えながら取り組んでいます。

 

たまたま周囲の方々に恵まれていただけかもしれませんが、おかげさまで、皆さんに力をいただきながら、地味に一歩ずつですが、前に進むことができていると思います☆

 

 

 

初年度はメンバー限定でその人らしさを追求する事例検討会を行い、その中で様々な視点や考え方を学ぶと同時に、メンバー間の絆を強めコアメンバーを持つことができました。

 

昨年度は、コアメンバーを軸に、エリア内のケアマネさんを中心にお声をかけて、PDCAサイクルに沿って地域のケアマネが講師を務めつつ、グループワークを取り入れた勉強会を開催し、近隣のケアマネ同士がざっくばらんに意見交換できる場を持ちました。

 

また、包括職員に『介護予防ケアプラン作成の考え方』や、介護保険課職員に『軽微な変更の考え方』なども講義してもらい、有志という形ではありましたが、その後のグループワークで現場と行政が一緒にルールを考えられたのが楽しかったです。

 

 

 

そして、今年度は、他社とのコラボレーションで勉強会を企画して行っていく予定です(と言っても、私自身すでに担うものが多すぎて、今年度は裏方に回る予定です)。

 

区内南側半分のエリアのケアマネを対象とするか、区内全域のケアマネを対象とするかは、まだ決まっていませんが、今までのように『年10回』ではなく年6回程度にして、1回1回の研修の内容を充実したものにしたいと考えています。

 

その第一回目の勉強会について、昨夜、厚生労働省の方に依頼をしましたら、今日の午前中には、快い返信をいただくことができまして☆

 

本当にありがたい限りです。

 

この方は、私が当区に来て初めて研修を行った際に講師としてお招きした方で、私にとっては恩人なのです。

 

開業・そして取り組みから丸3年を迎えることができたのは地域の皆様と当社職員のおかげですが、地域に仲間を作ることができたのは、この方のおかげだと私は思っています。

 

 

 

初めから全体がまとまることは無理だと思いますが、少しずつ輪を広げていくことはできると思うのですよね。

 

そして、その輪が大きくなればなるほど、全体底上げの実現に近づくと考えています。

 

というわけで、詳細が決まりましたら、3年ぶりに全居宅介護支援事業所を訪問し、手配りで研修の趣旨を伝えながら、参加を募る予定です♪

 

 

 

皆さんの地域では、事業所を超えたケアマネ同士の繋がりはありますか?