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訪問をありがとうございます。
今月も最終日となりましたが、皆さんの予定はいかがですか?
今日は、『考える力をつける』ということ、そして、『責任を持って全うする』ということについて、考えたいと思います。
というのも、以前から、いわゆる『サラリーマンケアマネ』と『専門性追求型ケアマネ』の違いは何だろう?と考えていた私にとって、なぁんとなく、答えが見えてきた気がしたからです。
『人は、他人の言うことには従いたくないが、自分で考えたことには喜んで従う』と言った、デール・カーネギーさんの言葉に深く共感します。
ここでのポイントは『自分で考えたことには喜んで従う』なんですよね。
私は以前から、ゴールを明確にしておけば、ルールは最小限で、そこに辿り着くまでの方法は人それぞれで良い、と考えています。
ゴールは『利用者のその人らしさを守ること』と『在宅生活継続性の担保』。
当社のルールは『運営基準を守ってやることをやる』と、『勝手な自己判断をしないで、迷ったら保険者に確認を取る』と、『利用者だけでなく関わる機関を大切にする』です。
これって実は、とっても勇気のいることなのです。
なぜなら、職員の倫理観やモラルを信じていないとできないから。
ルールって、実は人を管理しやすいのですよね。
ただ、ルールは人の思考を奪い、ともすれば、主体性や責任感をなくしてしまうという側面もあると思うのです。
その上で、今後の事業運営についてどうしようかと考えていたのですが、これからは、働く職員の総意でルールを決めていってもらうことにしようと考えています。
今のルールは変更せず、私の要求は『提供票は手配り』と『担当件数はしっかりと持つ』だけにしようと思っています。
その上で、後は職員間で話し合いを重ねながら、彼らなりのルールを作っていって事業所を作っていってもらおうと考えています。
今後、私はケアマネジメント業務から外れていきます。
そうなった時の新規の依頼件数がどうなるかは、正直、不安があります。
結果は数字に顕著に出ますので、私はその結果を伝えるに留まり、職員に今後の方向性や戦略を考えていってもらう。
そういう方向に転換していこうと決めました。
どうすれば主体性をもって仕事に就いてもらえるか?
どうすれば仕事にやりがいをもってもらえるか?
そのことばかりを考えていた2年半でしたが、思い切って『任せる』ということもしてみようと決めた私でした。
と、ここまで書いて、今日もオチがなくなってしまったことに気づいた私☆
まだまだですね〜。