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2016-09-26 07:36:00

訪問をありがとうございます。

 

あっという間に9月も最終週に入ってしまいましたね。

 

今週も笑顔で頑張りましょう。

 

 

 

今回は、前回2回に渡って書かせていただいた、『介護保険の問題点』をケアマネジャーの立場のみで書かせていただきました。

 

これに対して、『じゃあどうしよう』ということを、これから書かせていただきたいと思います。

 

 

 

それはですね。

 

ものすごくシンプルに言うと、こんな感じです。

 

 

 

ケアマネジャーが、今一度原点に戻って、自分の役割は何かを考えること。

 

そして、その役割を果たす為に、何が必要かを考えて支援にあたる。

 

自分に足りないスキルがあったら研鑽すること。

 

当たり前じゃん、と思った方がおられたら、今日からぜひ一緒に始めましょう☆

 

 

 

いろいろなことを考えて、私の出した結論は『やっぱりケアマネジャーが制度の要である』ということです(偉いとかそういう意味ではありません)。

 

介護保険という制度がわからないご利用者・ご家族にとって、一番最初に関わる支援者がケアマネジャーです。

 

そこで、制度の目的や介護保険の説明を、しっかりと行うことが、何よりも大切だと感じるのです。

 

また、行う支援の一つひとつについても、『なんの為にこれを行うのか?』という、目的を理解して支援にあたることが必要だと思うわけで。

 

 

 

ケアマネジャーのミッションを理解する。

 

そして、必要な支援を提供する。

 

自分に足りない部分は研鑽する。

 

 

 

ここをきちんと理解せずに、『やらなきゃいけないから』という理由で行っていると、迷走してしまうと思うのです。

 

ミッションは、介護保険法に記載されているケアマネジャーの役割を読んで理解する。

 

支援の一つひとつについては、運営基準・解釈通知を読んで理解する。

 

日々の支援の中で、自分が十分できていないと感じる部分は研修等を受けて研鑽する。

 

単純ですが、これを行っていくしかないと、私は行います。

 

 

 

そして、行政への提言力。

 

これだけは、別枠で考えた方がよいと思うので、私の場合で書かせていただきます。

 

前提として、日頃から介護保険かへはマメに顔を出す、課へ行った際には目を見て挨拶をする等、顔の見える関係作りを行っておきます。

 

その上で、行政へ現場の声を届ける時は、対応する職員の力量を評価してから窓口にいきます。。

 

そして、話の通じる人に自分の意見を持って『相談』という形で、現場の状況を伝えるように私はしています。

 

ポイントは『相談』です。

 

『〇〇という状況の方がいて、現在、この支援とこの支援とこの支援を行ったが、課題は解決しない。私は△△が必要と思いますが、どうしていったらよいか、一緒に考えていただけますか?』

 

でもなんでもよいです。

 

様々な手段を用いて支援をした(アプローチした)が、どうしても解決に至らない。

 

だから、例外を認めてね、というスタンスです。

 

ここで、評価の低くなる聞き方は、『〇〇という状況方がいて困っています。どうしましょう?』という聞き方です。

 

 

 

行政の方って、ケアマネジャーを専門職としてみています。

 

だから、専門性を持たずに窓口に来ると、非常に厳しい対応をされてしまうのです。

 

(あ、中には単に意地の悪い方もおるとは思いますが、そういう方には近づかない方が良いですね)

 

そして、相談という形を取ることで、ケアマネジャー一人で課題を何とかしようとするのではなく、行政を巻き込み、彼らに制度と現場のズレを伝えることができると思うのです。

 

 

 

と書きながら、ふと感じたのですが、こんなマニアックなサイトを見てくださっている方々は、すでに高い意識を持っておられますよね。

 

皆さんの中でも、様々な工夫ってあるかと思います。

 

良かったらぜひご教示くださいませ。