インフォメーション
訪問をありがとうございます。
今日の関東は、午前中は晴れてくれたのですが、午後は一時雨が降りました。
皆さんはどんな1日を過ごしましたか?
私は小学校の草むしり(1時間半も真剣に頑張りました)に参加し、午後は認知症カフェに参加しました。
本日のカフェは、NPOが主催しているもので、区の助成を受けています。
その為、開催時には幾つかの規定があります。
月に1回以上の開催や、開催時は2時間以上行うとか、専門職が2人以上いることなど。
その為、毎月参加者兼サポーターとして、楽しみながら楽しませていただいています。
そんな中、本日は様々な認知症カフェを見学している方と、お会いしました。
その方は、全国を廻りながら、様々な形の認知症カフェを取材しています。
また、それをファイルにまとめて、見せていただきました。
『各地域を廻ると、様々な創意工夫が見られます。本当はこれらをまとめて書籍にし、いろんな方々に『私の地域でもこんなカフェをやりたい』と思っていただきたいんですよね』と、その方は話をされていました。
個人的に一番惹かれたのは、『居酒屋カフェ』です。
実は、本日私のご利用者家族の方も参加してくださっていたのですが、一緒にファイルを見ている時、介護者の夫がポツリと言ったのです。
『(妻の介護をするようになってから)何年も誰かとお酒を呑んでいないなぁ』と。
横で聞いていて、私は何だか胸が苦しくなりました。
『お酒を呑む』と言っても、様々な飲み方があります。
一人でしんみり呑む、大勢とワイワイ飲む、仕事の延長で呑むetc。
お酒の味も、その時々の感情で変わるでしょう。
夫は自宅でも飲酒を少しはしています。
でも、それは、必ずしも『お酒が好きだから呑む』だけではないのですよね。
『お酒を呑まないとやってられない』という気持ちが、多少なりともあるのだということを、強く感じました。
要介護者の支援は、様々な形であります。
一方で、『ケアラーサポート(介護者支援)』はまだまだ普及しきれていないどころか、その発想のない方が殆どだと思います。
私自身、4年前に『ケアラーサポート』という言葉を知りましたが、もしかしたら、要介護者と同じくらい支援を必要としているのではないかと考えます。
そして、男性介護者が増えた今、『居酒屋カフェ』があっても良いのではないかと感じたわけで。
ファイルに載っていたカフェは、14時から16時までがノンアルコールの認知症カフェ、その後は店をオープン、という形を取っているようです。
これ、とても良いと思います。
それと同時に、当区でも個人経営の居酒屋や飲み屋はたくさんあるから、それらを活用して、開催してもらえないかを検討してみようと思いました。
16時から、1時間程度呑んでも、近所であれば通所介護の送迎には、間に合うでしょうし。
ベロンベロンに酔うほどではなく、誰かと一緒にグラスを空にする、その行為は十分にストレスを含めた疲れを癒してくれると思います。
来週に入ったら、早速、数人の方に提案をして、意見を聞いてみたいと思います。
また、来月の地域を考える会でも提案してみようと思いました。
個人的には休日となっていますが、様々な場所に出向くと、本当にたくさんの方々と出会い、色々な情報やヒントをいただくことができます。
だから、こういう場所に足を運ぶことがやめられないのですよね。
今日知り合った方とは、お話をさせていただき、名刺をいただきました。
これからお礼のメールをしたいと思います。
人とひとの繋がりって、素晴らしいです。
こういう一つひとつの繋がりを大切にしながら、たくさんの方と繋がっていきたいと思いました。
皆さんの地域のカフェは、どんな感じですか?
※本日のサイトに介護者のやり取りを記載することは、ご本人の承諾を得ています。